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シマヘビとアオダイショウの違いとは?見分け方や飼育についても紹介

更新日:2024年02月15日

シマヘビとアオダイショウの違いをご存じですか。日本各地でよく見られますが、どちらか見分けがつかない方も多いのではないでしょうか。本記事では、シマヘビとアオダイショウの特徴や飼育方法についてご紹介していますので、ぜひご一読ください。

シマヘビとアオダイショウの違いとは?見分け方や飼育についても紹介
シマヘビとアオダイショウは見た目も生態も似ている点が多いです。特に体の色や縞の模様は、個体差があるので、見分けるポイントとしてはあまりおすすめしません。

目の特徴はシマヘビとアオダイショウでは違いがはっきりしているので、こちらで見分けるのがわかりやすいのではないでしょうか。瞳が楕円形で、キリッと怖い目つきをしている方がシマヘビ、瞳孔が丸く黒目がちなのがアオダイショウです。

またその目と同じように気性が荒いのがシマヘビです。目で見分けるのが一番わかりやすい方法になります。

シマヘビ・アオダイショウに遭遇したらどうすればいい?

シマヘビもアオダイショウも、どちらも積極的に人間に危害を加えるような生き物ではないので、見つけても基本的にはそのままにして、静かに立ち去るのが一番です。

民家の中や人が居るような場所に巣を作られてしまうと、知らずに噛まれる危険があります。そのため、草刈りをまめに行ったり、ヘビのエサとなるような生き物が寄ってこないように駆除したりすることも大切です。

危険があり追い払わなくてはならない場合は、近づかず、大きな音を出したり、ホースで水をかける、長い棒で遠くから追い払うようにしましょう。

日本にいるヘビ

日本本土では、シマヘビやアオダイショウの他に8種類のヘビが生息しています。

赤みがかった茶色をしているジムグリ、淡黄色のヒバカリ、淡褐色に黒い横縞模様のシロマダラ、小型で褐色のタカチホヘビがおり、これらに毒はありません。

覚えておきたいのはマムシとヤマカガシです。これらは強い毒性があるので、より注意が必要です。

マムシは淡褐色や灰色ベースに銭形と呼ばれる小判型のような模様があります。ヤマカガシは灰色ベースに赤や黄色、黒の斑点など色が鮮やかで、8種類の中でもわかりやすい明瞭な柄をしています。

シマヘビ・アオダイショウを飼育するにあたって



シマヘビは気性が荒い個体も多いので、初心者には難しいかもしれませんが、個体差があるので、大人しいものを選ぶと良いでしょう。

アオダイショウも同様に、比較的大人しいヘビですが、個体によっては気性が荒かったりすので、見分けることが大切です。

ここからは飼育に必要なアイテムを具体的にご紹介しますので、参考にしてください。
  • 飼育ケージ
  • 水入れ
  • 床材
  • シェルター
  • エサ

飼育ケージ

飼育する時は、蓋のあるガラスのケージをおすすめします。脱走を防止する蓋は必須であり、またケージ自体の強度も必要です。

シマヘビもアオダイショウも思った以上に力があり、プラスチックのケースでは、蓋を押し上げて逃げ出してしまう恐れがあります。

ケージの大きさですが、ヘビがトグロを巻いた状態の約3倍の底面は最低必要です。狭いところでじっとしていることが多いアオダイショウはこの程度の大きさでも飼育できます。

シマヘビは地表性であり、アオダイショウよりも活発に動き回るので、なるべく底面の大きなケージを選んであげると、ストレスなく伸び伸びできるでしょう。

水入れ

シマヘビもアオダイショウも、水分補給をするために水入れは必ず用意してあげてください。それ以外でも、ヘビは脱皮をする前に乾燥予防として水浴びをします。トグロを巻いた状態で全身浸かれる広い水入れを選びましょう。

爬虫類専用を選ぶと、入れ物が低く重厚で、ひっくり返って水が溢れるのを防止します。
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初回公開日:2022年11月02日

記載されている内容は2022年11月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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