爬虫類をペットとして迎えよう!特性やおすすめの種類について紹介
更新日:2024年08月16日
ニホンカナヘビ
ニホンカナヘビは、草原や低地、庭や公園など幅広い場所に生息する日本固有のトカゲです。尻尾が体長の半分近くを占めるほど長く、ヘビのように細長いことから「愛蛇(カナヘビ)」と呼ばれています。
体表のウロコにはキールという筋があり、手で触るとザラザラした触感です。いわゆる「トカゲの尻尾切り」をする種で、身の危険を感じると尻尾を切って逃げます。しかし、切れた尻尾は再生しますが、骨までは元に戻りません。
ニホントカゲと間違われることもありますが、ニホントカゲの体表は光沢があるのに対して、ニホンカナヘビは光沢のない茶色をしています。
体表のウロコにはキールという筋があり、手で触るとザラザラした触感です。いわゆる「トカゲの尻尾切り」をする種で、身の危険を感じると尻尾を切って逃げます。しかし、切れた尻尾は再生しますが、骨までは元に戻りません。
ニホントカゲと間違われることもありますが、ニホントカゲの体表は光沢があるのに対して、ニホンカナヘビは光沢のない茶色をしています。
アオジタトカゲ
アオジタトカゲは、その名前の通り舌が青くて長いトカゲです。ツルリとしたウロコとぽっちゃり体型に、お腹が地面についてしまうほど短い手足が特徴で、可愛らしいフォルムをしています。
基本的におとなしい性格のため、慣れればハンドリングなど多少の触れ合いも可能です。成長すると全長約50~60cmと大きくなるため、ある程度の飼育スペースは必要ですが、飼育は他の爬虫類と比べると難しくないといえるでしょう。
基本的におとなしい性格のため、慣れればハンドリングなど多少の触れ合いも可能です。成長すると全長約50~60cmと大きくなるため、ある程度の飼育スペースは必要ですが、飼育は他の爬虫類と比べると難しくないといえるでしょう。
テキサスツノトカゲ
テキサスツノトカゲは、北米やメキシコの砂漠地帯に生息しており、乾燥して暑い場所を好むトカゲです。ウロコが変化した鋭いトゲが全身に生えていて、獰猛な見た目をしています。
テキサスツノトカゲが生息する砂漠地帯は食料が少なく、テキサスツノトカゲも他の動物から狙われることも少なくありません。
そのようなときは、全身の鋭いトゲを使わずに目から血を出すという方法を使い相手を撃退します。この血液には獣が嫌がる成分が含まれているため、天敵を追い払うことが可能です。
テキサスツノトカゲが生息する砂漠地帯は食料が少なく、テキサスツノトカゲも他の動物から狙われることも少なくありません。
そのようなときは、全身の鋭いトゲを使わずに目から血を出すという方法を使い相手を撃退します。この血液には獣が嫌がる成分が含まれているため、天敵を追い払うことが可能です。
ヒナタヨロイトカゲ
ヒナタヨロイトカゲは、アフリカ南部に広く分布している小型のヨロイトカゲの基亜種です。
体色は、灰褐色から黄褐色であり、不規則な暗色の帯状の模様が数本入っていることもあります。国内で流通するヨロイトカゲの中でも多く流通する種で、季節によっては大量に入荷されることがあり、比較的安い価格帯で手に入れられます。
飼育が比較的容易なため、しっかりとした飼育環境を用意できるのであれば爬虫類のペット初心者にもおすすめです。
体色は、灰褐色から黄褐色であり、不規則な暗色の帯状の模様が数本入っていることもあります。国内で流通するヨロイトカゲの中でも多く流通する種で、季節によっては大量に入荷されることがあり、比較的安い価格帯で手に入れられます。
飼育が比較的容易なため、しっかりとした飼育環境を用意できるのであれば爬虫類のペット初心者にもおすすめです。
ミズオオトカゲ
ミズオオトカゲは、東南アジアからインドにかけて分布しているやや大型のトカゲです。全身は細かいウロコで覆われており、一般的に黒褐色から黒色の体色に、黄色い小斑点模様があります。
体はオスの方がメスより大きいですが、オスメス両方とも生涯を通して成長します。野性下の大きな個体だと全長2.5mを超えることもありますが、飼育下のミズオオトカゲはそこまで大きく成長することは滅多にありません。
比較的温和な性格で飼育下にあれば人に慣れる個体もいますが、人に対して尻尾で攻撃してきたり噛みついたりしてくる個体もいるため注意が必要です。
体はオスの方がメスより大きいですが、オスメス両方とも生涯を通して成長します。野性下の大きな個体だと全長2.5mを超えることもありますが、飼育下のミズオオトカゲはそこまで大きく成長することは滅多にありません。
比較的温和な性格で飼育下にあれば人に慣れる個体もいますが、人に対して尻尾で攻撃してきたり噛みついたりしてくる個体もいるため注意が必要です。
オニプレートトカゲ
オニプレートトカゲは、平均して40cm程度、大きくなると50cm程度まで成長する中型のトカゲです。
まっすぐのきれいなフォルムとゴツゴツしたヨロイのようなウロコが特徴的でいかつい見た目ですが、見た目とは裏腹に大人しい性格の個体が多く、爬虫類のペット初心者でも飼育しやすいトカゲといえるでしょう。
主にアフリカ東部~中央部が生息地域です。以前はタンザニアからの輸入が多くありましたが、環境保全の観点から輸出されなくなったため、日本に輸入されている個体はトーゴ産が多くなっています。
まっすぐのきれいなフォルムとゴツゴツしたヨロイのようなウロコが特徴的でいかつい見た目ですが、見た目とは裏腹に大人しい性格の個体が多く、爬虫類のペット初心者でも飼育しやすいトカゲといえるでしょう。
主にアフリカ東部~中央部が生息地域です。以前はタンザニアからの輸入が多くありましたが、環境保全の観点から輸出されなくなったため、日本に輸入されている個体はトーゴ産が多くなっています。
ローソンアゴヒゲトカゲ
ローソンアゴヒゲトカゲはオーストラリアを代表するアガマの仲間で、以前はランキンスドラゴンという名前で呼ばれていました。
先述したフトアゴヒゲトカゲとよく似ていますが、全長はフトアゴヒゲトカゲの半分くらいの大きさしかなく、いわゆるアゴヒゲといわれる下あごや体のトゲ状のウロコはあまり発達しません。
体には斑点模様が入っていることが多く、フトアゴヒゲトカゲ同様に明るい黄色やオレンジ色に近い体色の個体も増えてきています。
先述したフトアゴヒゲトカゲとよく似ていますが、全長はフトアゴヒゲトカゲの半分くらいの大きさしかなく、いわゆるアゴヒゲといわれる下あごや体のトゲ状のウロコはあまり発達しません。
体には斑点模様が入っていることが多く、フトアゴヒゲトカゲ同様に明るい黄色やオレンジ色に近い体色の個体も増えてきています。
【ペットにおすすめの爬虫類】ヤモリの種類
ヤモリとは、爬虫綱有鱗目ヤモリ科に属するトカゲの総称です。ブユ・蚊・スズメバチなどの害虫を捕食することから、「家を守る」という意味でヤモリと呼ばれています。
ほとんどのヤモリは指先が吸盤になっていて、家の天井・壁・窓ガラスなどに張りつき自由に走り回れるのが特徴の1つです。
ここでは、ペットにおすすめのヤモリの種類を紹介します。
ほとんどのヤモリは指先が吸盤になっていて、家の天井・壁・窓ガラスなどに張りつき自由に走り回れるのが特徴の1つです。
ここでは、ペットにおすすめのヤモリの種類を紹介します。
- ヒョウモントカゲモドキ
- ニシアフリカトカゲモドキ
- ヘルメットゲッコー
- オウカンミカドヤモリ
- バナナヤモリ
- ヨツメヒルヤモリ
- トッケイヤモリ
ヒョウモントカゲモドキ
ヒョウモントカゲモドキは別名レオパードゲッコーとも呼ばれており、全長約20~25cm、体重約60~90gの手のひらサイズのヤモリです。飼育下での平均寿命は、約10~15年とされています。
黄色と黒のヒョウ柄模様であることが名前の由来になっていますが、現在は多種多様の品種が作出されており、黒や白、オレンジ色などさまざまな模様の個体がいます。
大人しい性格で、爬虫類の中でも比較的飼いやすい部類に入るでしょう。また、コンパクトサイズのケージで飼育が可能なため、爬虫類のペット初心者や1人暮らしの方にもおすすめです。
黄色と黒のヒョウ柄模様であることが名前の由来になっていますが、現在は多種多様の品種が作出されており、黒や白、オレンジ色などさまざまな模様の個体がいます。
大人しい性格で、爬虫類の中でも比較的飼いやすい部類に入るでしょう。また、コンパクトサイズのケージで飼育が可能なため、爬虫類のペット初心者や1人暮らしの方にもおすすめです。
初回公開日:2022年12月01日
記載されている内容は2022年12月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。