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爬虫類をペットとして迎えよう!特性やおすすめの種類について紹介

更新日:2024年02月29日

爬虫類をペットとして飼いたくても、自分にはどの種類の爬虫類が合っているのかわからない方も多いでしょう。本記事では、爬虫類の特性やペットとして飼うメリット・デメリット、おすすめの爬虫類の種類をたくさん紹介しています。爬虫類に興味がある方は、参考にしてください。

爬虫類をペットとして迎えよう!特性やおすすめの種類について紹介

グリーンイグアナ

イグアナというとグリーンイグアナを指していることが多く、代表的なイグアナです。

幼体時は鮮やかな緑色をしていますが、成長するにつれて茶褐色や赤褐色、紺色や灰色などさまざまな色に変化します。成長してからも緑色の部分が多く発色が鮮やかな個体は、高値で取引されています。

体長は平均して約150cm、大きなものだと約180cmまで成長することがあり、イグアナの中でもグリーンイグアナは大型種です。

寿命は約15~20年ですが、ペットのように飼育下だと運動不足などによって約12年で寿命を迎える場合があります。

サバクイグアナ

サバクイグアナは、アメリカやメキシコの砂漠地帯に生息するイグアナです。体色は白や淡い褐色で、縞模様の尻尾が体の半分以上を占めています。

日本では先述したグリーンイグアナと比べるとサバクイグアナはメジャーな種ではありませんが、小さくて丸い顔が爬虫類愛好家には人気です。全長約30~40cmとイグアナの中では小型種になるため、大きな飼育スペースを必要としません。

また、性格は比較的穏やかで人に慣れやすく、手の上に乗せてハンドリングなどの触れ合いも可能でペットとしておすすめの爬虫類です。

トゲチャクワラ

トゲチャクワラは、別名エンジェルアイランドチャクワラとも呼ばれており、メキシコのアンヘルデラグアルダ島及び周辺の島々に生息しているイグアナの仲間です。

全長は約60cmで成長するにしたがって体色は黒くなり、頬や首回りには小さなトゲが発達します。食性は草食で植物の葉や種子、果実、花、サボテンなどを捕食しています。

寿命は野性下・飼育下それぞれ10年くらいです。

マダガスカルミツメイグアナ

マダガスカルミツメイグアナは、マダガスカル南部に生息する小型のイグアナです。

その名前の通り頭頂部には第3の目があり、視神経が大脳とつながっていて、通常の眼球とほぼ同じ構造をしています。この第3の目は、視力は有していませんが、紫外線を感知して体温の調整機能に関係するといわれています。

日本ではあまり出回っていない種類で入手が難しいですが、体が丈夫で比較的飼育が容易な種類のイグアナとして、初めて爬虫類のペットを飼う方におすすめです。

グリーンバシリスク

グリーンバシリスクは、コスタリカやパナマ、ニカラグア、ホングラスが位置する中央アメリカの高温多湿な森林部に生息しているイグアナの仲間です。

体は美しく鮮やかな緑色で、体の側面には白いスポット模様があります。成長するにしたがって、オスの頭には大きなトサカができますが、繁殖の際にトサカの大きさをアピールしてメスに求愛します。

また、臆病な性格をしているグリーンバシリスクは、飼育を始めて数週間はケージの奥に隠れて出てきません。不用意に手を出すと噛まれてしまうことがあるため、取り扱いに注意しましょう。

【ペットにおすすめの爬虫類】カメの種類

カメは、爬虫綱カメ目に属する動物の総称です。カメの品種は生活環境によって異なり、大きく分けると、水に住む種・陸に住む種・水陸両方に住む種に分けられます。

硬い甲羅に覆われたカメが地球上に誕生したのは今から約2億年以上前といわれていますが、現在に至るまで、その姿をほとんど変えることなく生きています。

長生きする種が多いことから縁起がよいものとされており、ペットとしても人気です。

ここでは、ペットにおすすめのカメの種類を紹介します。
  • ミドリガメ
  • クサガメ
  • ギリシャリクガメ
  • ロシアリクガメ
  • ヘルマンリクガメ
  • ミシシッピニオイガメ

ミドリガメ

ミドリガメは、もともとコモンスライダーの幼体を指していて、その亜種にあたるミシシッピアカガメをミドリガメとしてペットショップなどで販売しているのが一般的です。

緑色の体色と目の後ろにある赤い斑点が特徴ですが、成長するにつれて甲羅はくすみがかった色に変化します。

性格は活発で、どちらかといえば気性が荒い個体が多いです。しかし、やんちゃな面があっても飼い主になついたり、手から直接エサを食べてくれたり、スキンシップが楽しめるカメといえるでしょう。

クサガメ

クサガメは現在、日本のほぼ全域に分布していますが、本来は朝鮮半島や中国大陸から入ってきた外来種です。

名前は「臭いカメ」という意味で、身の危険を感じると臭腺という小さな穴から生ごみのような独特の臭いを放ちます。しかし、飼育下においては、水をこまめに変えてあげ、食べ残しやフンをきちんと掃除すれば、それほど臭うことはありません。

幼体時は3cm程度ですが、成長するとオスが約20cm、メスが約30cmになります。また、寿命は約20~30年と長生きします。

ギリシャリクガメ

ギリシャリクガメの名前はギリシャ原産ということではなく、甲羅の模様がギリシャ織の幾何学模様に似ていることが由来とされています。

黄褐色の体色をベースにして黒色の模様が入っていますが、生息地などによって模様差が激しくバリエーション豊富なところが人気の理由の1つです。年齢を重ねるほど体色は黒くなり、模様との境目が薄くなっていきます。

比較的丈夫で飼育しやすく、軽いスキンシップを続けると飼い主の顔を覚えてくれる個体も多くいます。
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初回公開日:2022年12月01日

記載されている内容は2022年12月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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