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シマヘビの幼体ってどんなの?シマヘビの飼い方や必要なものを解説

更新日:2023年12月31日

シマヘビを飼ってみたいけれど、ヘビどころか爬虫類を一度も飼ったことがないという方にこの記事はです。シマヘビの特徴から飼い方、成体だけでなく幼体の場合も詳細に紹介しています。この記事があれば明日からでもシマヘビを飼い始められます。

シマヘビの幼体ってどんなの?シマヘビの飼い方や必要なものを解説
シマヘビはランニングコストがほとんどかかりません。なぜランニングコストがあまりかからないのか、この項目で詳細に紹介しています。

幼体をこれから飼いたいと考えている方のために、幼体の場合の飼い方も紹介していますので成体と大きく違う点に注目してみてください。

シマヘビの飼い方

  • 温度管理
  • エサの選び方とあたえ方
  • 落ち着ける環境を作る
  • 床材の掃除と交換

シマヘビの飼い方1:温度管理

シマヘビに適した温度は18~28度です。この温度は成体も幼体も同じです。

冬場になると野生のシマヘビは冬眠しますが、飼育下で冬眠をさせるのは非常に難しいです。冬場は冬眠させずに、底面ヒーターまたはバスキングライトでしっかり体温を暖めてあげましょう。

また冬場も冬眠させずにエサを与えることで成長スピードも早くなり、より大きい個体を目指すことができますのでです。

シマヘビの飼い方2:エサの選び方とあたえ方

エサは冷凍マウスにカルシウムパウダーをまぶしたものがよいということは上述させていただきました。ではそのエサをどのように与えたらよいのでしょうか。

マウスを解凍するときは、マウスが濡れないようにビニール袋などでつつみ、体温と同じ40度ほどのお湯で解凍します。慣れてきたら鳥のささ身などバリエーションを増やしてあげましょう。

幼体の場合は1日1回、成体の場合は3日に1回のペースで給餌します。この成体の給餌ペースの遅さこそがランニングコストがかからない最大の要因になります。

シマヘビの飼い方3:落ち着ける環境を作る

シマヘビが完全に新しい飼育環境に慣れるまでに1ヶ月はかかるといわれています。最初の1ヶ月はそっと見守ってあげましょう。

適したサイズのシェルターととぐろを余裕を持って巻ける広さのケージがあれば、落ち着くまでに必要な時間も少なくてすむでしょう。

最初のうちは神経質なので給餌の際にはエサを入れた後誰もいない静かな部屋に移動してあげましょう。慣れてきたらピンセットなどで直接あげることもできます。

シマヘビの飼い方4:床材の掃除と交換

糞などを見つけたらこまめに掃除をしてあげましょう。全体的に床材が古くなってきたら交換をして、3ヶ月に1回はケージの掃除もしてあげましょう。

幼体の場合はエサの頻度も成体より多いため、掃除の頻度も多くなります。汚れや糞を放置してしまうと雑菌の増殖や病気の原因となってしまいますので注意が必要です。

シマヘビに噛まれてしまったら

シマヘビは少し気性が荒いヘビなので、飼育していると噛まれてしまうことがある可能性があります。果たしてシマヘビに噛まれても大丈夫なのでしょうか。

この項目ではシマヘビに噛まれたらどうなるのか、噛まれたときの対処法について紹介しています。

シマヘビは「無毒」?

シマヘビは無毒のヘビです。日本国内に存在する毒ヘビはマムシ、ヤマカガシ、沖縄のハブのみです。

シマヘビをはじめアオダイショウなどのポピュラーな種類も毒はありません。ただし野生の個体に不用意に近づくのは避けましょう。

また幼体はマムシのような見た目をしていますが当然無毒です。毒があるように見せる幼体ならではの防衛手段です。

噛まれるとどうなる?

肉食であるシマヘビ、特に野生の個体の口内は雑菌の温床です。噛まれた傷口から雑菌が入り込んでしまうと大きく腫れてしまうこともあります。

まずは噛まれないように、シマヘビを掴むときは後ろから口が開かないように頭を手のひらと指でしっかり掴みましょう。
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初回公開日:2019年08月21日

記載されている内容は2019年08月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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