イシガメの飼育方法!種類や値段・飼う時の注意点などを紹介!
更新日:2024年06月17日
屋外で飼育するイシガメは、冬眠を行います。目安としては11~3月にかけて冬眠に入りますが、屋内で飼育しているイシガメは必要ありません。
冬眠時期なると餌も食べなくなり、日光浴もせずに水の中に沈むようになります。イシガメが冬眠に入ったら、餌は与えずに水温をキープすることに気をつけます。
水槽内の温度をキープするためにヒーターが必要となるので、あらかじめ容易をしておきましょう。冬眠に備えて夏の終り頃から食欲が旺盛になるので、食べられるだけ餌をたくさん与えてください。
冬眠時期なると餌も食べなくなり、日光浴もせずに水の中に沈むようになります。イシガメが冬眠に入ったら、餌は与えずに水温をキープすることに気をつけます。
水槽内の温度をキープするためにヒーターが必要となるので、あらかじめ容易をしておきましょう。冬眠に備えて夏の終り頃から食欲が旺盛になるので、食べられるだけ餌をたくさん与えてください。
イシガメの飼育方法3:給餌方法
雑食のイシガメは水草・野菜・小魚など何でも食べます。通常の餌付けは市販されている飼料でかまいませんが、それだけだと栄養バランスが偏ってしまうので野菜・赤虫なども取り入れることが大切です。
生後1年以内は1日2回、食べ切れるだけの量を与えます。1年以降は亀の様子や時期により異なりますが、肥満防止のためにも2~3日に1回でもOKです。
餌を与える時間は日が当たる午前中が一般的ですが、イシガメそれぞれなので神経質になる必要はありません。食べ残しがあると水質悪化の原因になるため、早めに取り除きましょう。
生後1年以内は1日2回、食べ切れるだけの量を与えます。1年以降は亀の様子や時期により異なりますが、肥満防止のためにも2~3日に1回でもOKです。
餌を与える時間は日が当たる午前中が一般的ですが、イシガメそれぞれなので神経質になる必要はありません。食べ残しがあると水質悪化の原因になるため、早めに取り除きましょう。
イシガメを飼育する時の注意点
人に懐きやすいイシガメは、飼育しやすい生き物のひとつです。飼いやすいとは言われていますが、水質によって病気になりやすいので注意点はいくつかあります。
温厚なのでイシガメ同士でケンカをすることは少ないですが、ゼロではありません。基本的にはイシガメのストレスも少なく水も汚れにくい、単独飼育が理想です。
複数飼育の場合には、亀同士が視界に入らない場所を作りましょう。
温厚なのでイシガメ同士でケンカをすることは少ないですが、ゼロではありません。基本的にはイシガメのストレスも少なく水も汚れにくい、単独飼育が理想です。
複数飼育の場合には、亀同士が視界に入らない場所を作りましょう。
イシガメを飼育する際の注意点3つ
- 水温調節
- 水替え
- 甲羅の手入れ
イシガメを飼育する時の注意点1:水温調節
日本固有種であるイシガメは、日本の気候には対応できる生き物です。しかしそれはあくまでも自然化のイシガメに限ったことなので、飼育下では水温調節が必要です。
水温調節をする際には冬~春は水温15℃以上、夏は28℃以下、秋は20℃を下回らないようにしましょう。四季それぞれである程度、水温の変化をつけると繁殖を考える時にスムーズに行いやすくなります。
急な温度変化はイシガメの体に良くないので、温度調節の際に使用するヒーターや冷却ファンなどの位置には注意が必要です。
水温調節をする際には冬~春は水温15℃以上、夏は28℃以下、秋は20℃を下回らないようにしましょう。四季それぞれである程度、水温の変化をつけると繁殖を考える時にスムーズに行いやすくなります。
急な温度変化はイシガメの体に良くないので、温度調節の際に使用するヒーターや冷却ファンなどの位置には注意が必要です。
イシガメを飼育する時の注意点2:水替え
イシガメを飼育するにあたり、水質の悪化は最大の敵です。こまめな水換えをして、きれいな水を保つようにしましょう。
イシガメの水槽は水の量を多く必要としないため、残した餌や排泄物によってすぐに汚れます。
ろ過装置があれば3~7日に1度、無ければ毎日水換えを行うのが理想です。臭いや淀みが無いのが、イシガメにとって理想的な水中環境と言えます。
イシガメの水槽は水の量を多く必要としないため、残した餌や排泄物によってすぐに汚れます。
ろ過装置があれば3~7日に1度、無ければ毎日水換えを行うのが理想です。臭いや淀みが無いのが、イシガメにとって理想的な水中環境と言えます。
イシガメを飼育する時の注意点3:甲羅の手入れ
水質の悪化、日光浴不足により甲羅にコケが生えてしまうイシガメがいます。この状態では紫外線が充分に吸収できないため、甲羅の変形などを引き起こしてしまいます。
日光浴できる場所を作り、きれいな水を保てれば甲羅の手入れはほとんど必要はありません。しかし甲羅にコケがついてしまったら、早急に除去することが大切です。
堅く見える甲羅ですが、傷がつきやすいのでスポンジなどの柔らかいもので力を入れずに磨いていきます。
日光浴できる場所を作り、きれいな水を保てれば甲羅の手入れはほとんど必要はありません。しかし甲羅にコケがついてしまったら、早急に除去することが大切です。
堅く見える甲羅ですが、傷がつきやすいのでスポンジなどの柔らかいもので力を入れずに磨いていきます。
イシガメの種類
イシガメとひとくくりに言っても、色々な種類があります。そしてその種類によって見た目だけではなく、性格もさまざまです。
同じイシガメでも種類によって適した飼育環境も、微妙に変わってきます。日本固有種だけではなく、海外種のものもあるので見ているだけでも楽しめるはずです。
中には天然記念物に指定されている希少種もあります。
同じイシガメでも種類によって適した飼育環境も、微妙に変わってきます。日本固有種だけではなく、海外種のものもあるので見ているだけでも楽しめるはずです。
中には天然記念物に指定されている希少種もあります。
ニホンイシガメ
イシガメの中でも日本固有種として昔から生息しているのが、ニホンイシガメです。
甲羅は少しだけ黄ばみがかっているのが特徴で、小さいものだと尻尾側の甲羅の縁にギザギザがあります。成長するにつれて、このギザギザはすり減りなくなってきます。
クサガメと似ていますが首の横に黄緑色のラインが無いのが、わかりやすい違いとなっています。人懐っこく穏やかな性格でありながら活発なところもあるため、愛着が湧きやすい種類です。
甲羅は少しだけ黄ばみがかっているのが特徴で、小さいものだと尻尾側の甲羅の縁にギザギザがあります。成長するにつれて、このギザギザはすり減りなくなってきます。
クサガメと似ていますが首の横に黄緑色のラインが無いのが、わかりやすい違いとなっています。人懐っこく穏やかな性格でありながら活発なところもあるため、愛着が湧きやすい種類です。
ミナミイシガメ
国内では関西地方に生息していることが多いミナミイシガメは、ニホンイシガメに比べると少し小柄です。人懐っこく穏やかな性格の持ち主で飼育しやすく、流通数は比較的多い種類となっています。
ペットショップでは3,000円くらいで流通されていますが、自然化では生息数が減少している生き物のひとつです。京都全域では、天然記念物に指定されています。
茶褐色の体を持ち、凹凸の少ないなめらかな見た目をしているのが特徴的です。
ペットショップでは3,000円くらいで流通されていますが、自然化では生息数が減少している生き物のひとつです。京都全域では、天然記念物に指定されています。
茶褐色の体を持ち、凹凸の少ないなめらかな見た目をしているのが特徴的です。
初回公開日:2019年08月20日
記載されている内容は2019年08月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。