クサガメってどんな亀?特徴や生態・飼育方法を詳しくご紹介!
更新日:2024年06月25日
クサガメの生態
クサガメとは爬虫綱カメ目イシガメ科イシガメ属に分類され、アジアから日本全土に生息しているカメのことです。
クサガメは元々中国などから輸入され日本全土に生息地を広げていったとされる外来種だと言われています。
現在幼体は、ペットショップでゼニガメ(銭亀)として売られていますが、ゼニガメとは本来二ホンイシガメの幼体を指した通称でした。
現在は準絶滅危惧種に指定され数が減少していることから、いつしかクサガメの幼体をゼニガメとして販売されるようになりました。
クサガメは元々中国などから輸入され日本全土に生息地を広げていったとされる外来種だと言われています。
現在幼体は、ペットショップでゼニガメ(銭亀)として売られていますが、ゼニガメとは本来二ホンイシガメの幼体を指した通称でした。
現在は準絶滅危惧種に指定され数が減少していることから、いつしかクサガメの幼体をゼニガメとして販売されるようになりました。
クサガメの生態1:生息地
クサガメは北海道を除く日本全土に生息しています。
流れの緩やかな川や沼、田んぼに水が張っていれば田んぼの中にもよく見られます。里山では道路を歩いているなんてことも!
カメは変温動物のため朝から昼にかけて体温を温め餌を探して動き始めます。基本的に活発な性格ではないので水辺付近であまり動かずぼーっと日光浴をしていることもあります。
天気のいい日にふと川を見ると浅瀬や川から覗く石の上で気持ちよさそうに日向ぼっこをしているのが見られるかもしれません♪
流れの緩やかな川や沼、田んぼに水が張っていれば田んぼの中にもよく見られます。里山では道路を歩いているなんてことも!
カメは変温動物のため朝から昼にかけて体温を温め餌を探して動き始めます。基本的に活発な性格ではないので水辺付近であまり動かずぼーっと日光浴をしていることもあります。
天気のいい日にふと川を見ると浅瀬や川から覗く石の上で気持ちよさそうに日向ぼっこをしているのが見られるかもしれません♪
クサガメの生態2:冬眠の仕方
自然界では春が来るまで暖かい土の中や凍らない水中で冬眠しますが、飼育での冬眠はあまりできません
子亀や体調が悪い個体、年寄な個体は冬眠させてしまうとそのまま死んでしまう可能性が高く、健康でも可能性はゼロではないのでなるべく冬眠させるべきではありません。
しかし繁殖したいのであれば冬眠は必要な事なので体力が十分にあるカメで挑戦してみましょう。
秋ごろになると動きが鈍くなり食欲も落ちるので餌の与える量を徐々に減らし、10度以下になると冬眠をするのでその2~3週間前には絶食させてください。
水槽にあく抜きをした落ち葉をたっぷり敷き詰め、いつもより20㎝以上深くなるように水を入れましょう。そして温度変化が少なく静かな場所に置いてください。
水温が0度以下になると凍ってしまうので5度前後に保てるように心がけ、水量が減ればその都度足してください。順調に行けば3月頃にまた元気な姿を見せてくれますよ♪
子亀や体調が悪い個体、年寄な個体は冬眠させてしまうとそのまま死んでしまう可能性が高く、健康でも可能性はゼロではないのでなるべく冬眠させるべきではありません。
しかし繁殖したいのであれば冬眠は必要な事なので体力が十分にあるカメで挑戦してみましょう。
秋ごろになると動きが鈍くなり食欲も落ちるので餌の与える量を徐々に減らし、10度以下になると冬眠をするのでその2~3週間前には絶食させてください。
水槽にあく抜きをした落ち葉をたっぷり敷き詰め、いつもより20㎝以上深くなるように水を入れましょう。そして温度変化が少なく静かな場所に置いてください。
水温が0度以下になると凍ってしまうので5度前後に保てるように心がけ、水量が減ればその都度足してください。順調に行けば3月頃にまた元気な姿を見せてくれますよ♪
クサガメの生態3:繁殖
クサガメの繁殖は比較的容易だと言われています。
クサガメが繁殖をするためにはまず冬眠が必要とされています。繁殖期は春なので、飼育下でも冬眠をさせて四季のサイクルを作り春を知らせなくてはいけません。
3月~4月に冬眠から目覚め5月から6月にかけて産卵し、受精卵になっていれば2、3カ月で子亀が産まれてきます。卵を育てている時や産み終わった後にメスはたくさんご飯を食べるので、食べたいだけ与えてください。
クサガメとニホンイシガメは繁殖することができ、その間の子は『ウンキュウ』と呼ばれます。両方の特徴を持ち野生下でもよく見られます。
ですが準絶滅危惧種に指定されているニホンイシガメの生態を脅かす脅威でもあるので飼育下で産まれても自然に帰すことはやめてください。
クサガメが繁殖をするためにはまず冬眠が必要とされています。繁殖期は春なので、飼育下でも冬眠をさせて四季のサイクルを作り春を知らせなくてはいけません。
3月~4月に冬眠から目覚め5月から6月にかけて産卵し、受精卵になっていれば2、3カ月で子亀が産まれてきます。卵を育てている時や産み終わった後にメスはたくさんご飯を食べるので、食べたいだけ与えてください。
クサガメとニホンイシガメは繁殖することができ、その間の子は『ウンキュウ』と呼ばれます。両方の特徴を持ち野生下でもよく見られます。
ですが準絶滅危惧種に指定されているニホンイシガメの生態を脅かす脅威でもあるので飼育下で産まれても自然に帰すことはやめてください。
クサガメの特徴
クサガメは二ホンイシガメやミドリガメなど他の種類とよく似ていて違いがよく分からないかもしれません。でも甲羅の形や色、模様など、見れば全然違うんです!
クサガメにはこんな魅力がある!と言うのをご紹介します!
クサガメにはこんな魅力がある!と言うのをご紹介します!
クサガメの特徴
- 体の大きさや体重
- 柄
- 頭が大きい
- 匂い
- 夕方から夜に動く
- 寿命
1:体の大きさや体重
一般的なクサガメの最大甲長はオスよりメスが大きく、オスで20㎝、メスで30㎝ほどと言われています
カメは環境や餌の与え方などで成長スピードは変わりますが、クサガメの成長スピードは他のカメと比べてもかなり早く、うまく飼ってあげると半年で15㎝、1年で最大の大きさまで成長するのが特徴です。
最大にまでなるとオスの体重は約1キロ、メスは約2キロほどの重さになりますが、あくまでも目安なので多少の誤差は個性なので元気があればあまり気にする必要はありません。
カメは環境や餌の与え方などで成長スピードは変わりますが、クサガメの成長スピードは他のカメと比べてもかなり早く、うまく飼ってあげると半年で15㎝、1年で最大の大きさまで成長するのが特徴です。
最大にまでなるとオスの体重は約1キロ、メスは約2キロほどの重さになりますが、あくまでも目安なので多少の誤差は個性なので元気があればあまり気にする必要はありません。
2:柄
クサガメは黒い甲羅と目元や首元に入っている黄色い線が特徴のカメです。
ニホンイシガメとよく似ていますが、茶褐色の甲羅を持つイシガメと比べると黒い甲羅の個体が多く、背甲の山がクサガメは3本入っていますがイシガメは1本しかないのが特徴です。
甲羅の裏側にも1本黄色い線が入っているのも見分ける特徴です。それとクサガメには必ず顔にはっきりとした黄色の模様が入っているのですが、オスは成長するにつれて消えてしまいます。
ニホンイシガメとよく似ていますが、茶褐色の甲羅を持つイシガメと比べると黒い甲羅の個体が多く、背甲の山がクサガメは3本入っていますがイシガメは1本しかないのが特徴です。
甲羅の裏側にも1本黄色い線が入っているのも見分ける特徴です。それとクサガメには必ず顔にはっきりとした黄色の模様が入っているのですが、オスは成長するにつれて消えてしまいます。
3:頭が大きい
クサガメの中でも特に雌の個体では、成長すると頭が異常に大きくなる(巨頭化する)傾向にあると言われています。
それは自然下では産卵時に特に多くのカルシウムを必要とし、そのために川の中に住む貝類を食べることによる結果だといわれていますが、遺伝的なものか、年齢的なものか、環境によるものかなど、まだ詳しいことは分かっていない部分も多くあるようです。
それは自然下では産卵時に特に多くのカルシウムを必要とし、そのために川の中に住む貝類を食べることによる結果だといわれていますが、遺伝的なものか、年齢的なものか、環境によるものかなど、まだ詳しいことは分かっていない部分も多くあるようです。
初回公開日:2019年08月23日
記載されている内容は2019年08月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。