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飼いやすい亀10選!できない亀や長生きする飼い方を紹介

更新日:2024年06月25日

ペットショップやお祭りの出店などで販売され、鳴くことがなく、おとなしいことから飼いやすいとペットとして親しまれているのが「亀」です。近年はペットショップなどで多くの種類の亀が販売されています。その中でもどの種類が飼いやすいのか、飼育環境などをお伝えします。

飼いやすい亀10選!できない亀や長生きする飼い方を紹介

1:紫外線

亀は、甲羅や骨を強くするために紫外線を浴びてビタミンを生成します。亀の飼育では、紫外線は欠かせません。

野外飼育や、日の当たる部屋での飼育でない場合は、紫外線ライトを準備してあげましょう。

2:水温

水温は、基本的に20度を保つようにしましょう。

しかし亀の中には、水温を25度で保たなければいけない種類や、15度を下回ると冬眠してしまう種類があるため、その種類に合った水温にしましょう。

3:気温

亀は変温動物のため、外気によって体温が変動します。

あまりにも直射日光が当たり過ぎれば、熱中症などで死んでしまう可能性があるため、シェルターや板などで日蔭やクールスポットを作ってあげましょう。

たとえ飼いやすい亀の種類でも、子亀のときは体力が少ないため、冬眠をするとそのまま死んでしまう個体もありますので、冬眠させない温度を保つなどの注意が必要です。

4:水換え

亀を健康に過ごさせてあげるために、1日1回は水換えをする、または亀用フィルターなどを使用するなどして、水をきれいに保ちましょう。

多くの時間を水中で過す亀にとって、水質はとても重要です。水が汚れていては、いくら飼いやすい亀でも甲羅に藻が生えてしまう可能性があるため危険です。

定期的に水換えや濾過を行うことで、皮膚病などを防ぎ、亀を健康に保つことができます。

5:フィルター

亀用フィルターを使用すると、水換えの回数を減らせたり、水中のアンモニアなど有害物質を取り除けたりするなどのメリットがあります。

ただし、フィルターの設置をする際、亀のサイズに合ったものを使用しないと水流が強くなり過ぎてしまう場合もあり、亀のストレスになってしまうので注意しましょう。

フィルターを上手に使って、ストレスのない環境にしてあげて下さい。

6:水場と陸

種類にもよりますが、リクガメではない限りは、水場と陸の両方がある飼育環境を作ってあげましょう。

ここで注意するポイントは水位です。子亀や泳ぎの不得意な亀は、溺れてしまう危険性があるので、足がついた状態で顔が出るくらいの水位にすると、その危険性が減ります。

また、水場から陸に上がる際の段差が大きいと子亀が登れないこともあるので、しっかりと亀が陸に上がれるように、体の大きさに合わせて作ってあげましょう。

7:床材

床材は掃除しやすい人工芝、または飲み込めない大きさの石や、細かい砂が良いでしょう。

ガラスのままだとツルツルと滑ってしまい、亀のストレスとなってしまいますので、床材を敷くのをします。

石を敷く場合は、中途半端に大きい石だと亀が飲み込んでしまった際に排出できず、体内に残ってしまうこともあります。小さい石や砂にしましょう。

安全に飼育するために、亀に合わせた床材を使用することが大切です。

8:水槽

水槽の購入は、成長に応じて買い替えるか、将来のサイズを見据えた物を購入するようにしましょう。

また、亀を飼育する際のケージについては、水槽以外にも衣装ケースやプラ舟、などでも代用可能です。

水槽には全体から観察できるというメリットがありますが、他の代用品と比べて、大型になると価格が高いことがデメリットです。

自分の家に迎える亀に合った水槽を用意してあげましょう。

9:シェルター

亀には、直射日光から体を守るために、日陰になる場所が必要です。水槽の中に、シェルター(隠れ家)を準備してあげましょう。

シェルターの大きさは、カメの体高に合わせたサイズにするのが望ましいので、市販で購入する以外に、自作するのも良いでしょう。

自作する場合は人工芝などを使用すると、亀が登りやすい陸場兼シェルターの役割も果たせるでしょう。亀の体温の調節のため、素敵なシェルターを見付けてあげましょう。
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初回公開日:2019年08月29日

記載されている内容は2019年08月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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