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スッポンの餌|カメの餌で大丈夫?おすすめの餌や食べない場合の対処法をご紹介!

更新日:2024年07月07日

スッポンを飼ってみたいと思うけど、餌には何をあげればいいんだろう?と悩んではいませんか。この記事ではスッポンの食性、ペットとして飼う場合におすすめの餌について紹介しています。餌をあまり食べないときの対策についても述べていますので、ぜひ参考にしてください。

スッポンの餌|カメの餌で大丈夫?おすすめの餌や食べない場合の対処法をご紹介!
一般的に、カメ類に与える餌の量は「2~3分で食べきれる量」といわれます。体の大きさや月齢などの基準ではないので少し難しいですが、食事のようすを観察して量を判断しましょう。

餌をあげすぎると残った餌で水が汚れてしまいます。皮膚病にかかりやすいスッポンにとって水質はとても重要です。病気を避けるためにも適切な量の餌を与えるようにしましょう。

量が少ないとストレスに?

スッポンに餌を与えすぎると肥満になってしまうと述べましたが、逆に与えなさすぎるのもよくありません。動物にとって空腹は命にかかわる事態です。空腹の状態で餌がもらえないことは強いストレスになります。

爬虫類は空腹を感じることができるため、人慣れしたスッポンはおなかが空くと水槽の中でじたばたと暴れて餌を要求します。餌が足りない状態が続くと、ストレスで自分のしっぽや前足を噛んでしまったという例もあります。

餌の頻度

餌の頻度は、スッポンの成長度合いによって変わります。餌を与える頻度は成長期のスッポンで1日1回、成体になってからは2日に1回です。

ニホンスッポンは甲羅の長さが15cmほどになると成体とされ、それ未満の大きさのスッポンは成長期です。成長期のスッポンには丈夫で大きな体を作るためにしっかり餌をあげましょう。

与えすぎには注意

生餌はもちろん、人工飼料もあげすぎには注意しましょう。バランスの取れた餌でも、摂り過ぎれば肥満につながてしまいます。

また、残った餌は水槽の水を汚し、スッポンの病気やいやな臭いの原因になります。餌は適正な量、回数で与えるようにし、食べ残しはこまめに片付けるようにしましょう。

スッポンが餌を食べないときの対策法

スッポンが餌を食べない理由には、環境に慣れず落ち着かない、水温が低い、餌が好みでないなどが考えられます。

スッポンはとても臆病なので、飼い始めなどは空腹でも餌を食べないことがよくあります。特に人間の気配があると警戒するので、夜に餌をあげる、餌を入れたあとは近づかないといった対策をしましょう。

また、スッポンは低温に弱く水温が20℃を下回ると活動が鈍り餌を食べなくなります。冬季はヒーターを使うなどして温度に注意しましょう。

生餌を与えてみる

スッポンの餌は基本的には人工飼料がおすすめですが、あまり食べてくれず栄養状態が心配なときはまず生餌を与えてみましょう。

特にもともと野生にいたスッポンや赤ちゃんのスッポンは人工飼料を餌と認識しにくいようです。スッポンは本能的に動く餌に反応しやすいので、生餌なら食べてくれる可能性が高まります。

ただ、ずっと生餌のままだと栄養過多の心配もあるので、生餌をしっかり食べるようになったら徐々に人工飼料に移行していきましょう。

スッポンの餌について知ろう

寿命は約30年とペットとしては非常に長生きなスッポンですが、長生きのためには健康管理が重要です。スッポンも人間同様、食生活が健康に大きな影響を与えます。

かわいいスッポンに健康に長生きしてもらうためにも、スッポンに合った餌選びをしてあげてください。

初回公開日:2022年06月16日

記載されている内容は2022年06月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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