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スッポンの餌|カメの餌で大丈夫?おすすめの餌や食べない場合の対処法をご紹介!

更新日:2024年01月20日

スッポンを飼ってみたいと思うけど、餌には何をあげればいいんだろう?と悩んではいませんか。この記事ではスッポンの食性、ペットとして飼う場合におすすめの餌について紹介しています。餌をあまり食べないときの対策についても述べていますので、ぜひ参考にしてください。

スッポンの餌|カメの餌で大丈夫?おすすめの餌や食べない場合の対処法をご紹介!

金魚

鑑賞用ではなく、生餌用に飼育された金魚がペットショップや通販などで手に入れられます。

もともと、野生のスッポンは自分で小魚や貝類などを捕まえて食べているため、動くものによく反応します。水槽の中に金魚を混泳させておき、自然の中で生活しているように狩りをさせてあげるのもよいでしょう。

ただし、身体が小さいうちはうまく捕まえられません。ある程度大きく育ったスッポン向けです。

タニシ

タニシもペットショップや通販で生餌用のものが手に入ります。生餌用だけでなく、水槽の掃除向けのタニシでも大丈夫です。

スッポンはタニシを好んで食べるので、水田のタニシ駆除にスッポンを放流することもあるほどです。餌の食いつきが悪いときにはまずタニシを試してみるとよいでしょう。

スッポンはあごが硬く、そのまま食べてしまうので殻付きで問題ありません。

スジエビ

スジエビは淡水に棲む体長3~5cmの小型のエビです。スッポンは小エビも好んで食べます。ペットショップや通販で簡単に手に入りますし、水路やため池を覗いたら見つけられる可能性もあります。

手に入れやすい小エビとしてほかにヤマトヌマエビやミナミヌマエビなどがいますが、ヤマトヌマエビは汽水でないと生きられない場合があるので注意しましょう。

スッポンに与えてはいけない餌

スッポンの餌で注意しなければならないのは、カロリーと塩分過多です。

野生のスッポンは生きた餌を追いかけて動き回りますが、水槽では動くスペースが限られ運動量が多くありません。そのため、カロリーの高い餌はすぐに肥満につながります。

煮干しや魚肉ソーセージなども与えればよく食べますが、人間用のものは塩分が含まれているのでスッポンの体にはよくありません。煮干しは塩分無添加のものを与える、ソーセージなどは極力与えないといった配慮をしましょう。

生餌を与えすぎてはいけない

スッポンは動く生餌が好きでよく食べます。泳いで小魚やエビを捕まえる野性的なスッポンの姿が見られるため、生餌を与えたいと思う方も多いでしょう。

しかし、生餌はカロリーが高いため与えすぎると肥満になり、寿命を縮めてしまう可能性があります。スッポンの健康のためには、生餌の与えすぎは禁物です。

カメ類は甲羅に手足をひっこめたときに、甲羅に入りきらなかったら肥満といわれます。スッポンの状態をチェックし、肥満に気を付けながら生餌を与えてください。

人工飼料をメインに与える

スッポンを健康に長生きさせたいなら、カロリーや栄養素のバランスが調整された人工飼料をメインに与えましょう。

生餌メインの食事だとカロリー過多が懸念されます。生餌はあくまでおやつや楽しみに与える程度にして、基本は人工飼料を与えるとよいでしょう。

ただ、飼育環境に慣れず人工飼料を食べてくれない個体や、成長途上(甲長約15cm未満)の個体には生餌を多めに与えるなどの工夫をしてください。

スッポンに与える餌の量

次のページ:スッポンが餌を食べないときの対策法

初回公開日:2022年06月16日

記載されている内容は2022年06月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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