スッポンの餌|カメの餌で大丈夫?おすすめの餌や食べない場合の対処法をご紹介!
更新日:2024年07月07日
「スッポンを飼ってみたいけど、何を食べるのかな?」
「スッポンの寿命ってどれくらいなんだろう?」
ペットとしてひそかに人気を集めているスッポンですが、その生態はあまり知られていません。
スッポンは水底の砂や泥の中に住み、タニシやエビ、小魚を捕まえて食べるカメの一種です。「噛みつくと離さない」といわれ怖いイメージもありますが、しっかり面倒を見てあげるとなついてくれるかわいいペットです。
この記事では、スッポンにどんな餌をあげたらいいか、おすすめの餌をいくつか紹介しています。
餌をあまり食べてくれなくて心配なときの対処方法についても解説しています。最近スッポンを飼い始めた人、これからスッポンを飼おうと思っている人はぜひ参考にしてください。
「スッポンの寿命ってどれくらいなんだろう?」
ペットとしてひそかに人気を集めているスッポンですが、その生態はあまり知られていません。
スッポンは水底の砂や泥の中に住み、タニシやエビ、小魚を捕まえて食べるカメの一種です。「噛みつくと離さない」といわれ怖いイメージもありますが、しっかり面倒を見てあげるとなついてくれるかわいいペットです。
この記事では、スッポンにどんな餌をあげたらいいか、おすすめの餌をいくつか紹介しています。
餌をあまり食べてくれなくて心配なときの対処方法についても解説しています。最近スッポンを飼い始めた人、これからスッポンを飼おうと思っている人はぜひ参考にしてください。
スッポンの食性とは?
スッポンの食性は肉食性の強い雑食です。特にエビやザリガニなどの甲殻類、タニシやシジミなどの貝類を好んで食べます。あごが強く、甲殻類や貝を硬い殻ごとバリバリと食べてしまう姿はなかなかワイルドです。
ほかにはメダカなどの小魚やカエル、昆虫など、さまざまな動物を食べますが、個体によって好みがあるようです。まれに水草を食べる個体もいます。
ほかにはメダカなどの小魚やカエル、昆虫など、さまざまな動物を食べますが、個体によって好みがあるようです。まれに水草を食べる個体もいます。
スッポンの寿命について
スッポンの寿命は種類によっても違いますが、一般的にペットとして飼育されているニホンスッポンの寿命は30年ほどです。環境省の公表しているペット動物販売業者用説明マニュアルには、ナイルスッポンというスッポンが37年2ヶ月飼育されたと記載されています。
ニホンスッポンは小型のスッポン、ナイルスッポンは大型のスッポンで、身体の大きな種類ほど寿命が長くなるとされます。海外に生息する大型のスッポンでは寿命が100年を超えるものもいるといわれますが、正確なデータはありません。
出典:ペット動物販売業者用説明マニュアル(哺乳類・鳥類・爬虫類)|環境省
参照:http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/manu_dealer/full.pdf
ニホンスッポンは小型のスッポン、ナイルスッポンは大型のスッポンで、身体の大きな種類ほど寿命が長くなるとされます。海外に生息する大型のスッポンでは寿命が100年を超えるものもいるといわれますが、正確なデータはありません。
出典:ペット動物販売業者用説明マニュアル(哺乳類・鳥類・爬虫類)|環境省
参照:http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/manu_dealer/full.pdf
スッポンの生息地について
スッポンは東または南アジア、アフリカ、北アメリカに分布しています。日本では本州、四国、九州、沖縄が生息地です。沖縄にはもともとスッポンはいませんでしたが、食用に持ちこまれたものが逃げて野生化したといわれています。
平地の湖や沼、流れの緩やかな河川や水路に住み、餌をとるときや日光浴のとき以外は水底の泥や砂にもぐって生活しています。
平地の湖や沼、流れの緩やかな河川や水路に住み、餌をとるときや日光浴のとき以外は水底の泥や砂にもぐって生活しています。
スッポンの寿命の長さについて
スッポンの寿命は30年程度と長いですが、これはあくまでスッポンに適した環境で飼育した場合の平均です。正しい飼い方ができておらず病気になってしまえば、長生きはできません。
スッポンを長生きさせるには、スッポンに適した水質を保ち、日光浴を心がけるなどの病気対策をおこないましょう。
また、長生きさせるには栄養状態も重要になってきます。肥満を避け、また栄養失調にならないように、スッポンに適した餌を与えましょう。
スッポンを長生きさせるには、スッポンに適した水質を保ち、日光浴を心がけるなどの病気対策をおこないましょう。
また、長生きさせるには栄養状態も重要になってきます。肥満を避け、また栄養失調にならないように、スッポンに適した餌を与えましょう。
スッポンの餌の種類について
野生のスッポンがよく食べるものは泳いでいる小魚やエビ、水底にいるタニシやカニで、まれに水草や水中に落ちてきた木の実なども食べます。
雑食ですが肉食性が強く、ペットとして飼うときは植物性の餌は特に必要ありません。一般的に販売されているスッポンの餌には人工飼料、生きた虫や魚、生餌を乾燥させた乾燥餌などがあります。
雑食ですが肉食性が強く、ペットとして飼うときは植物性の餌は特に必要ありません。一般的に販売されているスッポンの餌には人工飼料、生きた虫や魚、生餌を乾燥させた乾燥餌などがあります。
生餌
野生のスッポンは基本的に生きた餌を捕まえているため、動くものに強い興味を示します。また、スッポンは嗅覚が非常に鋭く、生物が出す臭いで餌を探すことができます。
生餌は動きや臭いがスッポンの本能を刺激するため、多くのスッポンが好んで食べます。
しかし生餌はスッポンがよく食べてくれる反面、入手や管理に手間がかかるという難しさもあります。
生餌は動きや臭いがスッポンの本能を刺激するため、多くのスッポンが好んで食べます。
しかし生餌はスッポンがよく食べてくれる反面、入手や管理に手間がかかるという難しさもあります。
人工飼料
スッポンの餌で便利なのが、カメ向けの人工飼料です。ペットショップや通販などで簡単に手に入り、生餌のように管理に手間がかかることはありません。
栄養バランスがよく、製品によってスッポンの臭いを抑えるもの、ビタミン配合のものなどさまざまな特徴があります。
スッポンにはふやけにくく水を汚さない水棲カメ用の餌がおすすめです。
栄養バランスがよく、製品によってスッポンの臭いを抑えるもの、ビタミン配合のものなどさまざまな特徴があります。
スッポンにはふやけにくく水を汚さない水棲カメ用の餌がおすすめです。
スッポンにおすすめの餌
スッポンにおすすめの餌9選をご紹介します。人工飼料、生餌を加工した天然飼料、生餌どちらもご紹介しています。
それぞれに特徴があるので、スッポンの好みや成長度合い、飼い主さんの管理のしやすさなどに合わせて選びましょう。
それぞれに特徴があるので、スッポンの好みや成長度合い、飼い主さんの管理のしやすさなどに合わせて選びましょう。
初回公開日:2022年06月16日
記載されている内容は2022年06月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。