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ハムスターの適温は?暑さ寒さに弱いハムスターの温度管理法を紹介します!

更新日:2024年02月07日

ハムスターは砂漠に住んでいるのですが、基本的に1年中変化の少ない地中で過ごしているため実は暑さにも寒さにも弱いです。適温の範囲は人間よりも狭く、暑すぎても寒すぎても危険です。ハムスターの適温を保ってあげるにはどうしたらよいのか、飼う前にチェックしましょう。

ハムスターの適温は?暑さ寒さに弱いハムスターの温度管理法を紹介します!

ハムスターは室温管理が大切

ハムスターの適温は?暑さ寒さに弱いハムスターの温度管理法を紹介します!
ハムスターは1人暮らしでもマンションでも飼いやすいペットとしてがありますが、意外と室温管理が重要なペットです。

これからハムスターを飼いたいという方は、まずはハムスターには適温があって、それを守る必要があることを知っておきましょう。

ハムスターの適温は?

ハムスターの適温は「20℃~25℃」となっていますので、ハムスターを飼いたいという場合にはこの適温の範囲内で飼う必要があるでしょう。

適温を見れば分かりますが、ハムスターは寒さに弱いとともに、暑さにもとても弱いペットです。日本の気候の場合、1年のうちで何も用意しなくてもハムスターが適温でいられる時期はとても少なくなります。

暑い夏と寒い冬は要注意

とくに日本特有の暑い夏や、寒い冬はハムスターにとっての適温から大きくはずれますので、エアコンを使用するなど適温を維持するための管理が必要になってきます。

飼い主さんのお住まいの地域がどのような地域かによりますが、一般的に夏はクーラーで冷やす、真冬は暖房器具で部屋を暖める必要がある場合が多いでしょう。

ハムスターのために、飼い主が不在時でもエアコンを使用する必要があります。適温に保つことが難しい環境の方の場合は、ハムスターを飼うのはあまりできません。

湿度管理も大切

ハムスターには適温があると紹介しましたが、適切な適湿度もあります。ハムスターに適した湿度は「40%~60%」となっており、乾燥しすぎの季節や多湿すぎる季節を苦手としています。

真夏の前の梅雨の多湿な時期や、火事が起こりやすくなるほど乾燥する冬は適切に管理してあげないといけないでしょう。このように、ハムスターは適温と適湿度があるため適切な飼育環境を整えるには少し手間がかかります。

ハムスターのために温度管理が重要な理由

もしもハムスターのために快適な適温を保つことができなかったとしたら、夏は体調を壊してしまう恐れが、冬は疑似冬眠に入ってしまう可能性があります。

ここで紹介する2つのリスクを避けるために、ハムスターを飼う場合はとくに暑い夏や寒い冬の温度管理が重要になってきます。

夏は体調を壊してしまうおそれがある

ハムスターも人間と同じく、適温を超えた環境に置かれることで、体調を壊してしまう可能性があります。

ハムスターの適温は通常で25℃、高くても26℃程度までなのですが、室温が30℃を超えたような場合、体調を壊す確率が上がります。

適温を超えた環境に置かれ、体調を壊してしまったハムスターは、仰向けで寝たり、仰向けで寝ている時に口を開けていたり、水を飲む量が増えてぐったりする、息をするのも苦しそうという特徴があります。気をつけましょう。

冬は疑似冬眠に入ることがある

気温が下がりすぎた場合も、ハムスターの冬眠状態である疑似冬眠に入ることがあります。ハムスターの適温を下回り15℃以下になってくると、ハムスターは疑似冬眠といって眠ったまま動かない状態になります。

中にはハムスターが死んでしまったと勘違いする飼い主もいますが、まだ死んではいません。急いで湯たんぽなどでゆっくり温め、病院で診てもらいましょう。

ハムスターの適温は20℃~25℃なので、冬になる前の秋の頃から朝や晩の冷えには注意した方がよいでしょう。春もまた、朝と夜が冷えますので油断するには早いです。

どちらの場合も最悪のケースでは死に至る

ハムスターが体調を壊したり、疑似冬眠をしてしまうことは非常に危険で、最悪のケースでは死に至ることも珍しくないため、ハムスターの適温を守るということが重要になります。

夏は気温が上がり人間も亡くなることがあるため、その危険性はよく知られています。ハムスターが疑似冬眠してしまうと、動けずエサも食べられず、次第に弱っていってしまい寿命に影響します。

また、疑似冬眠となったハムスターは自力では回復しないとも言われています。そのような状況にならないよう、適温の範囲でハムスターを飼育しましょう。

ハムスターのための室温管理の方法

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初回公開日:2019年08月22日

記載されている内容は2019年08月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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