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トリュフ豚の種類・犬との違い・フェロモン・メスが多いのか

初回公開日:2018年01月05日

更新日:2020年08月08日

記載されている内容は2018年01月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

今回は、世界三大珍味の一つの「トリュフ」を見つける時に活躍しているトリュフ豚に付いて取り上げています。普段は、あまり注目されないトリュフ豚ですが、少し可愛そうな豚さんです。トリュフ豚と一緒に、トリュフに付いても取り上げています。

トリュフ豚の種類・犬との違い・フェロモン・メスが多いのか

トリュフとは

「トリュフ」と言えば、フォアグラとキャビアと並ぶ世界の3大珍味と言われる高級食材で、別名は「黒ダイヤ」です。トリュフの産地はフランスなので、フランス料理に出て来ることが多い「高級きのこ」の事です。

トリュフの外見は、ジャガイモのような丸みのある形に、不規則にデコボコしています。丸みの直径は、5~15cmほどで、きのこの表面に大理石のような模様があり、小さな突起が無数にあります。

トリュフの歴史は、3500年以上前の紀元前16世紀の文献に初めて登場します。地中海地方ではローマ時代から「媚薬として」扱われ人々に愛用されて来ました。

今では、高級な食材なので、芸能人のようなお金持ちの人しか、食べる事は難しい貴重な「きのこ」です。

トリュフの見つけ方

トリュフは、石灰岩土壌の広葉樹のナラやカシなどの根に寄生する「地下生型の菌根性きのこ」で、普通のきのこのように地上に生えていないので、イノシシなどを使い見つけ出してもらわないと、人の力だけでは、発見できない、きのこです。

トリュフには、「黒と白の2種類」あります。イタリアでは「白トリュフ」がですが、ヨーロッパでは「黒トリュフ」がです。

日本でたまに見つかっている、日本産のトリュフは、色的には、黒トリュフと白トリュフの中間種なタイプで、「イボセイヨウショウロ」と呼ばれていて、本場イタリアやフランスの「高級トリュフ」とは若干異なる「種類」です。

栽培する

トリュフはマツタケと同じ菌根性のきのこ、ですが、マツタケのように栽培が難しくはないので、イタリアやフランスでは、菌を付けた苗木を植栽する方法によりトリュフの人工栽培が増えて来ています。

そして、イタリアやフランスなどのヨーロッパ以外の国、中国やインドなどのアジアでもトリュフが発見されるようになり、今では、中国の雲南省が世界で有数の「黒トリュフ」の生産国になっています。

トリュフには、「アジア」型と、「ヨーロッパ」型があるようで、日本で発見される黒トリュフは、中国産の黒トリュフの「変種」と考えられていて、地上近くの所で子実体を形成するタイプの、きのこです。

トリュフ豚の種類

トリュフを探すのに使われている豚ですが、トリュフを発見するようになるまでには、イベリコ豚の歴史まで、さかのぼることになります。

イベリコ豚とは、スペイン西部地方のみで飼育されている「イベリア種」と呼ばれているスペイン原産の黒豚です。

この豚は、毎年10月から翌年2月、3月まで森の中に放牧して「いっぱいどんぐりを食べさせ」太らせます。この豚の放牧は、現在では特別な飼育法と考えられていますが、ローマ時代で行なっていた森での豚の放牧は一般的な飼育方法でした。

この豚の放牧で、トリュフを発見するようになり、トリュフ豚には、メスを使うことになりました。

フランス

フランスでは、トリュフの時代が最も古いので、トリュフ豚の時代も当然古いです。

トリュフ豚は、飼い主には、家族同然の扱いをされて来たので、大切にされて来ました。豚と人間が仲良く暮らしていた時代の象徴です。

トリュフ豚と犬の違い

最近では、トリュフ豚を使わずに、犬を使うようにするため、犬にトリュフを探す訓練をしている人が増えて来ています。犬の訓練には、費用も時間もかかります。

それでも、犬を訓練する理由には、トリュフ豚よりは、犬の方が鼻の嗅覚は優れていないけど、訓練すれば、忠実にトリュフを探して教えてくれるようになるからです。

トリュフ豚は、トリュフを見つけるのは上手ですが、見つけた瞬間に「トリュフ豚におやつをあげるなど、気を違う方にそらす」必要があります。

せっかく見つけた高額なトリュフを、トリュフ豚は「一瞬で、食べてしまう」からです。

その点、犬は、トリュフを見つけるのは上手では無くても、トリュフを見つけたからと、食べる事が無いので、飼い主さんは一緒に探している時も、楽になります。

トリュフ豚のフェロモン

トリュフには、「α‐アンドロステロール」臭い物質が含まれています。この成分は、雄の豚が交尾の時期、発情期に分泌する「性のフェロモン」に、とても似ています。

トリュフから出ている独特の香りは、人間を性的に惹きつけるフェロモンの香りと似ていると考えられていました。強壮作用があると昔から信じられています。豚も人間も同じ、成分の匂いに反応する生き物と言うことになります。

いろんな時代の夫人が、男性に愛されたくて「トリュフを毎日ご飯に出して食べさせていた」と言う話が出て来ます。それほど、媚薬として認識されていたことも、トリュフの根強いの理由でしょう。

トリュフ豚はメスが多いのか

先ほども説明しましたが、トリュフから出ている成分が、「性のフェロモン」に似ているのでトリュフ探しの時には、メスの豚を使うことが多い理由です。

メス豚は、トリュフをオス豚だと勘違いして、一生懸命土の匂いを「クンクンして」広い森の中を一日中、探し回ります。

そして、やっとの思いで、見つけたら「好物のピーナッツを強制的に人間から渡されて、食べる瞬間に」匂いの元を人間に奪われてしまうことになります。少し、可愛そうなメス豚ちゃんです。

トリュフ豚の鼻の特徴

豚は、もともと、食べ物を求めて土を鼻で掘る性質を持っています。鼻の豚の嗅覚の方が犬よりも鋭いと言われています。

トリュフ豚の臭い

豚の臭いに付いて、説明していきます。

基本的に豚には、汗腺が少ないので、あまり汗をかいたりしないので、温度調節を自分ですることは、苦手です。そのため、熱中症などにかかりやすい動物です。

でも、実際には見た目ほど体臭はありません。なので、出る臭いは、オシッコとウンチの臭いだけです。その臭いの元は、食べてるエサの成分の違いだけになります。

豚は赤ちゃんの頃は、親から母乳を飲みます。その時期は、母乳の臭いが出るので、人間の赤ちゃんと同じように、酸っぱいような独特の臭いが出るので臭いです。それ以外の時期は、臭いが、牛などのように臭いと言うことは、ありません。

そして、豚は、基本的には、綺麗好きな動物なので、食べるスペースと、トイレのスペースは自分の中で分けています。ペットとして飼うにも、飼いやすい穏やかな動物です。

トリュフ豚は何を食べるのか

飼育されている豚は、どんな餌を食べて生きているのでしょう。

一般的に、大麦、燕麦、小麦などの「穀物系」のエサ、菜種や大豆などの油を絞った後の「かす系」のエサ、米ぬか、麦のぬか、ふすまなどの「ぬか系」のエサです。

その他にも、さつまいもなどの「芋系」のエサや、ビートやカブなどの甘みの持つ根菜類のエサも豚が好んで食べるので、繊維質やでんぷん質の多い飼料として利用されていることが多いのが、特徴です。

この豚の「食べて来たエサの種類」与えられて来たエサの種類によって、「イベリコ豚」や「トリュフ豚」など、呼ばれ方の違う豚が誕生した理由になります。豚の肉質が、与えられるエサの成分で、柔らかくなったり、匂いに違いが出たりするからです。

美味しいトリュフ豚

世界三大珍味の一つの「トリュフ」を探すための豚、トリュフ豚について取り上げて見ました。あまり、知られていない事も、あったのでは無いでしょうか。

日本の新潟県に「トリュフ豚」と言われる商品を出した会社があります。この「トリュフ豚」は、元々、地ビール醸造を手掛ける会社が、作っている三元豚です。地ビール会社から出る、ビール麦粕や、近隣の食品工場から出る食品残渣を100%使い飼料化したので、地域のゴミを減らしてくれるエコな豚です。

エサには、世界で初めての白トリュフの人工栽培に成功したので、その菌床を飼料として豚に与えて育てた、トリュフ豚が誕生しました。白トリュフを食べて育った肉質は、柔らかくて、非常に甘味を含み、香りも豊かな脂肪が特徴です。「贅沢なトリュフ豚」が販売されるようになりましたので、みなさんもぜひ食べてみて下さい。

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