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アマガエルの飼育に必要なアイテムは?飼い方や注意点もあわせて解説

更新日:2024年07月16日

アマガエルを飼育してみたいけど、何を揃えたらいいのかわからないと思ったことはありませんか?本記事では、アマガエルの基本的な知識から、飼育のために必要なアイテム、さらには注意点を分かりやすくまとめてあります。アマガエルを飼育してみたい人はぜひ読んでください。

アマガエルの飼育に必要なアイテムは?飼い方や注意点もあわせて解説
アマガエルの飼育には、新鮮な水を用意する必要がありますが、普通の水道水をそのまま使うことは避けてください。アマガエルは水道水に含まれているカルキを嫌うので、カルキ抜きをする必要があります。

初心者の方は、カルキ抜きというと難しく思うかもしれませんが、知っていれば簡単にできます。汲み置きの水道水を日光にさらす方法もありますが、これは時間がかかってしまいます。おすすめは、中和剤を使うことです。10~20分程度で完了します。

また、炭を使用した場合は、飲めるぐらいにきれいになるので、こだわりたい人は炭がおすすめです。

アマガエルの飼育方法

アマガエルの飼育に必要なものを紹介してきました。ここからは、飼育が始まってから行うことを解説していきます。アイテムを用意するだけではなく、維持することによって、アマガエルも長生きしてくれます。

アマガエルは雑菌の繁殖に弱いので、あっという間に弱ってしまいます。それを防ぐためにも、しっかりとした衛生管理の知識を身に付けていきましょう。

エサの選び方と与え方

アマガエルの餌はコオロギや、ショウジョウバエがおすすめです。1回の餌やりで1匹から3匹程度を週に2~3回のペースで与えましょう。与える時には、同じものが続かないようにします。

また、餌のコオロギなどが脱走しないように、羽は取ってから与えるようにしてください。

栄養面への配慮

同じ餌ばかりを与えていると、栄誉が偏ってしまい、病気の原因になります。なるべく色々な種類の餌を与えるようにしましょう。基本となる昆虫は何種類か用意し、場合によってはサプリメントの導入も検討してください。

サプリメントを選ぶ際には、リン酸カルシウムが含まれているものは避けてください。餌となる昆虫類にはリン酸カルシウムが含まれているので、過剰摂取となる可能性があるためです。

温度と湿度の管理

湿温度計でも説明したように、飼育する際は22~27℃程度に室温を保ちます。およそ30℃を超えてくると、調子が落ちてくるうえに、およそ36℃を超えると死亡の可能性もあります。また、およそ20℃を下回りだすと、消化能力の低下も出てくるので、温度管理には気を付けましょう。

もし、冬場に冬眠させたくない場合はヒーターなどを導入して、25℃程度をキープしてください。

ケージ内のフンや床材の清掃

アマガエルは病気に弱いので、その原因となるフンはしっかり取り除いてください。細菌が繁殖しやすいフンが残っていると、そこから病気に感染してしまいます。できるだけ清潔な環境を保つようにしてください。

床材は、土などを使っている場合は1ヵ月に1度交換しましょう。ソイルなどの人工物を使っている場合は、3日~1週間で交換するか水洗いしてください。

アマガエルを飼育する際の注意点

基本的な飼育方法を見てきたので、ここからは飼育時の注意点を見ていきましょう。アマガエルのちょっとした変化に気づくことによって、未然に病気や怪我を防ぐことができます。

餌に対する反応をチェック

アマガエルの餌に対する食いつきが悪くなるときがあります。そんなときは、給餌の前に霧吹きで湿り気を与えてやると、改善することがあります。また、餌の昆虫を違う種類に変えてみたり、小さなサイズのものを与えてみたりしてください。

冷凍や人工の餌の与え方

餌の昆虫はばら撒いて与えるのが基本になりますが、慣れてきたらピンセットで与えることが可能です。個体差もありますが、アマガエルは人に慣れやすいので、1ヵ月ほどで給餌が可能になります。

最初は、コオロギの尻をピンセットでつまんで、そっと与えてください。草や木に張り付いて休んでいるときよりも、餌を探してうろうろしているときのほうが食いつきがよくなります。
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初回公開日:2022年08月19日

記載されている内容は2022年08月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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