サンショウウオの餌は何がいい？その種類やあげ方などについて解説

飼育している生き物がいる場合、餌をあげる際に注意する点があります。サンショウウオも同様に3点ほど注意する点があるのです。ここでは幼生と成体での餌やりなどについて紹介します。

サンショウウオの餌やりは、成長によって期間が変わります。幼生は毎日か1日おきであげましょう。成体の場合、2～3日おきの頻度です。サンショウウオは、代謝が低いため餓死の心配はありません。

餌を与える際に注意する点は、栄養の偏りです。これを防ぐために2つの方法を用いります。ガットローディングは、活き餌に栄養価の高い餌を与えることです。ダスティングは、活き餌にミネラルやカルシウムなどを添加し、給餌することです。

共食いを避けるためには、個別飼育を行いましょう。個別飼育は、1匹に対して1つのゲージを用意し、育てる方法です。他には、常に満腹に近い状態にさせ、餌を食べなくさせることで共食いを避ける方法があります。

サンショウウオは、拒食することがあります。原因としては、主に飼育環境の変化や不備などです。少しの変化でも敏感に受け取ってしまうことで、餌を食べなくなります。そのため対策をしっかりと覚えましょう。

サンショウウオの飼育したては、新しい環境になじまずに餌を食べないことがあります。対策として、なるべく小さい餌を与えたり、餌をばら撒いて給餌したりしてみましょう。夜中のうちに食べる可能性があります。

サンショウウオは、動くものを餌と捉え、食べます。そのためピンセットで目の前にちらつかせてみましょう。この際に食べやすい角度があり、水平から上向きに餌を持ち、低い位置から口元に差し出してみてください。

ここまでサンショウウオが食べるおすすめの餌の種類や、餌やりの頻度や方法について紹介してきました。皆さんは何をあげれば良いかを理解できたでしょうか。

サンショウウオは、昆虫の幼虫であるミルワームやワラジムシ、ミミズ、人工飼料などの餌を食べます。また餌やりの頻度は、幼生の場合は毎日、成体の場合は2～3日おきです。

サンショウウオに餌をあげる際には、栄養不足にならないように人工飼料なども定期的に与え、飼育を行いましょう。