マダライモリとは?特徴や寿命・飼育に必要なものも併せて紹介
更新日:2024年07月18日
陸地と水場のレイアウトを用意
マダライモリの成体を飼う場合には、床全面に湿らせた床材を敷き、浅く水を張った水入れを埋め込むだけで充分です。水入れは、密閉容器の蓋を取ったものでかまいません。
繁殖させたい場合には、広い水場が必要になります。オスのクレストが発達してきたら、陸と水場が半々になるようレイアウトを変更してください。完全に水場で生活するようになったら、水深25cmの水場だけのレイアウトにしましょう。
産卵用の水草が必要になりますが、これを植え込むため以外の床材は不要です。植えずに重しなどで固定できれば問題ありません。
繁殖期にマダライモリの成体が水棲になると言っても、エラ呼吸に戻るわけではなく、呼吸のため水面に上がってきます。水苔を敷き詰めた浮島を用意しましょう。産卵が終われば、成体は陸に上がります。元の環境に戻してください。
卵と幼生は陸地を必要としませんが、エアレーションは必要です。また、幼生が大きくなり脚が生えてきたら、水面に出られるように足場を作ります。足場を登って肺呼吸を始めれば、成体のレイアウトで飼育できるでしょう。
繁殖させたい場合には、広い水場が必要になります。オスのクレストが発達してきたら、陸と水場が半々になるようレイアウトを変更してください。完全に水場で生活するようになったら、水深25cmの水場だけのレイアウトにしましょう。
産卵用の水草が必要になりますが、これを植え込むため以外の床材は不要です。植えずに重しなどで固定できれば問題ありません。
繁殖期にマダライモリの成体が水棲になると言っても、エラ呼吸に戻るわけではなく、呼吸のため水面に上がってきます。水苔を敷き詰めた浮島を用意しましょう。産卵が終われば、成体は陸に上がります。元の環境に戻してください。
卵と幼生は陸地を必要としませんが、エアレーションは必要です。また、幼生が大きくなり脚が生えてきたら、水面に出られるように足場を作ります。足場を登って肺呼吸を始めれば、成体のレイアウトで飼育できるでしょう。
エサの量と頻度はどれくらい?
マダライモリ pic.twitter.com/4ruEc1Vdtt
— からたち (@cynops_radiata) June 11, 2022
ここからは、マダライモリのエサについて説明していきます。マダライモリは肉食性の両生類です。エサは与えると与えただけ食べてしまうので、量と頻度を調節しましょう。
変温動物は消化効率があまり高くありません。エサを与えすぎると消化不良で病気になることもあります。成体に与えるエサの量は、その個体の頭の大きさと同じくらい、頻度は週に2回程度です。幼体は1日に1回、食べるだけ与えましょう。
お勧めのエサ
マダライモリに適していて、入手しやすいエサは冷凍赤虫です。冷凍庫で保存できるので、とても便利なエサと言えます。ホームセンターや熱帯魚店などで入手可能です。通信販売も盛んなので、ぜひ利用しましょう。
給餌の際は、解凍した赤虫をピンセットではさみ、個体の目の前で揺らせば自然に食いつきます。
マダライモリは赤虫以外に、生餌のコオロギやSサイズのローチも好みますが、これらは栄養バランスが良くない上、サイズを維持したまま保存することができません。
そのほかの生餌にミルワームがあります。入手は楽なのですが、栄養バランスがコオロギなどより悪いです。さらに、エサを丸飲みする両生類の場合、ミルワームが内臓を食い破るなどの事故が起こるので、与えないようにしてください。
レプトミンなど人工エサに餌付いてくれると、栄養バランスが良い上、保存も楽で値段も安いため、飼い主にとっては望ましいと言えるでしょう。
給餌の際は、解凍した赤虫をピンセットではさみ、個体の目の前で揺らせば自然に食いつきます。
マダライモリは赤虫以外に、生餌のコオロギやSサイズのローチも好みますが、これらは栄養バランスが良くない上、サイズを維持したまま保存することができません。
そのほかの生餌にミルワームがあります。入手は楽なのですが、栄養バランスがコオロギなどより悪いです。さらに、エサを丸飲みする両生類の場合、ミルワームが内臓を食い破るなどの事故が起こるので、与えないようにしてください。
レプトミンなど人工エサに餌付いてくれると、栄養バランスが良い上、保存も楽で値段も安いため、飼い主にとっては望ましいと言えるでしょう。
エサを拒食した時の対策
マダライモリが拒食した際には、まず飼育環境をチェックしましょう。温度が22~28℃に保たれていないと食欲が落ちます。また、床材が汚れていると、自家中毒を起こしてしまうこともあり注意が必要です。
環境に問題がなければ、生餌を与えてみましょう。先に少し触れた、コオロギやローチです。健康であれば、マダライモリはこれらに食いつきます。
ただし、孵化直後と、幼体が陸に上がった直後はエサを食べないのが普通です。孵化直後は3日ほど間を空けましょう。陸に上がったばかりの個体には、積極的に生餌を与え、陸上生活に適応させます。
環境に問題がなければ、生餌を与えてみましょう。先に少し触れた、コオロギやローチです。健康であれば、マダライモリはこれらに食いつきます。
ただし、孵化直後と、幼体が陸に上がった直後はエサを食べないのが普通です。孵化直後は3日ほど間を空けましょう。陸に上がったばかりの個体には、積極的に生餌を与え、陸上生活に適応させます。
マダライモリの生態を理解して飼育しよう
#マダライモリ
— オカユDoteti〜yunyun〜 (@hide1210yuki) August 3, 2022
オカユ産マダライモリ?
2022 pic.twitter.com/IX2RsHpclB
マダライモリの生態や飼育・繁殖方法について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
マダライモリは低温高温に比較的強く、飼育しやすい両生類です。また、馴れてくると、飼い主を見てエサだと感じ、シェルターから出て寄ってくるようにもなります。
長生きで、ペットとして魅力的なマダライモリ、あなたも飼ってみたいと思いませんか。
初回公開日:2022年08月24日
記載されている内容は2022年08月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。