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ペットのノミの駆除の方法・業者の選び方|布団/薬/犬/猫

更新日:2023年12月07日

ペットにノミがついてしまったらどのように駆除すればいいのでしょうか。早い段階で駆除しないとノミは増える一方です。また、駆除方法を誤るとノミの被害が拡大してしまいます。ノミを駆除する手順や駆除剤の使い方について解説します。

ペットのノミの駆除の方法・業者の選び方|布団/薬/犬/猫
シラミは動物の体表に付着して、動物のフケを食べて生きている生物です。寄生されると、被毛が白っぽい粉をふいたようになります。表皮を噛んで吸血するわけではないので、ノミやマダニほどはげしいかゆみはないものの、寄生虫の中間宿主となって他の寄生虫に感染させます。

ペットにノミやダニが寄生する場所

ノミは湿り気のある場所や温かい場所で動物の体液を栄養源として繁殖します。乾燥した清潔な場所や直射日光があたる場所では繁殖できません。そのため、動物の被毛にもぐりこんで数を増やそうとします。

ペットにノミを寄生させたくない場合、どんな場所へ行ったときに注意すればいいのでしょうか。

ノミやダニはどこにいる?

ノミやダニなどの寄生虫は自然界のいたるところに存在しています。そのため、草むらや茂みの中に入れば付着する可能性があります。とくに適度な湿り気のある温かい場所に多く住んでいることが特徴です。

日本では全国どこにでも姿を見せます。ペットを飼っている家庭では、ノミが発生する確率が高まります。屋外だけでなく温かい屋内はノミの温床となる危険性があると考えていいでしょう。

散歩中

ペットの散歩をさせる場所で他のペットたちも散歩をすることがあります。たとえば、公園、歩道、ドッグランなどさまざまなペットたちが交流する可能性のある場所では、ノミが付着してしまう可能性があるため注意しましょう。

多くの犬が散歩をする環境下ではペットから落下した卵が落ちている可能性があります。卵は生き物に寄生する力はありませんが、湿度が高く気温が高い環境では2~34日程度でふ化します。幼虫同士共食いしたり、成虫のフンを食料として育ち脱皮を繰り返しながら成虫になります。

成虫になったノミは再び動物の体に寄生し、卵を生むサイクルを繰り返していきます。

他の動物との交流

庭で犬を遊ばせているときに野良猫や野生生物が近くにいるのを見かけたときはノミをうつされる危険性があります。また、散歩中やドッグランで遊ばせている最中に、犬から犬へノミがうつってしまうことも多いです。

他の家のペットにノミをうつしてしまわないためにも、家庭のペットにノミを発見したら適切に駆除しましょう。

ペットにノミがついたときのサイン

ノミが体の表面で繁殖すると、かゆみや不快感を伴います。そのため、ノミが付着したペットは体をかきむしったり暴れたりしてノミを振り払おうとします。ペットがはげしく頭を振っていたり、身体がかゆそうにしている場合はノミを疑いましょう。症状がすすむと被毛が抜けて脱毛箇所が見られるようになったり、咬まれた部分が炎症を起こします。

ノミの体は約1ミリと小さいですが、目視で確認できます。ノミが大量に繁殖してからでは駆除が大変になります。見つけ次第ノミの駆除剤を使用して退治することが大事です。

ペットについたノミを駆除する手順

ペットについたノミは早い段階で駆除することが大事です。時間がたてばたつほどノミの量が増え、ペットや人間に大きな被害をもたらします。ペットの体にノミが大量発生すると、被毛が抜け落ちたり刺された箇所に炎症が起きたりします。もっとひどくなると、貧血の症状が出てしまうこともあるため、被害が大きくなる前にしっかり駆除しましょう。

ペットについたノミを完全に駆除するにはいくつかポイントがあります。ノミを駆除する手順についてご紹介しましょう。

ノミとりクシでとかす

ペットが体をかゆがっている様子を見せたら、被毛を点検しましょう。ノミに寄生されている場合、ノミの姿よりも先にノミが出したフンを見つけることもあります。ノミのフンは黒く小さなゴマをまぶしたようなかたちをしており、クシでとかすとぱらぱらと落ちてきます。

フンと一緒に、0.5ミリ程度の真珠色の卵が落ちてくることがあります。ノミのメスは盛んに卵を生むため、ノミの姿を発見したときにはすでに繁殖を許してしまっているケースは多いです。ノミの姿を1匹見かけたら20匹以上はいると考えていいでしょう。

ペットの寝床周辺はノミの温床

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初回公開日:2018年01月11日

記載されている内容は2018年01月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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