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ペットのノミの駆除の方法・業者の選び方|布団/薬/犬/猫

更新日:2023年12月07日

ペットにノミがついてしまったらどのように駆除すればいいのでしょうか。早い段階で駆除しないとノミは増える一方です。また、駆除方法を誤るとノミの被害が拡大してしまいます。ノミを駆除する手順や駆除剤の使い方について解説します。

ペットのノミの駆除の方法・業者の選び方|布団/薬/犬/猫
ペットにノミが寄生している場合、ペットが使っているベッドやケージ内はノミの卵だらけになっている可能性が非常に高いです。ペット本体からノミを駆除しても、ペットが使うケージにノミの卵やさなぎが残っていては意味がありません。必ずペットの寝床周辺もノミの卵が落ちていないかチェックしましょう。

ノミとりシャンプーを使う

ノミの被害を発見したら、ノミとりシャンプーで駆除を行ないましょう。ノミとりシャンプーはあくまでも一時的な駆除でしかありません。ノミとりシャンプーでは取り切れなかったさなぎや成虫が繁殖を繰り返せば元通りになってしまいます。

体からシャンプーを行なうとペットの首から上にノミが逃げて行ってしまうため、首元からシャンプーを行なうことがです。それでも一部のノミは顔に這い上がって隠れてしまいます。

また、ノミとりシャンプーを頻繁に繰り返すと、ペットの皮膚の健康を損ねてしまうこともあるため注意しましょう。

ノミやダニを見つけてもつぶさない

ペットに寄生しているノミやダニを無理にはがそうとしたり爪でつぶしたりすることはしません。ノミやダニなどの寄生虫の体には他の寄生虫が隠れていることがあります。人間の爪についた寄生虫がペットや人間の体内に入ってしまうこともあるため、安易につぶすのはやめましょう。

獣医に行って駆除剤をもらう

ペットがノミに食われてしまったらノミとりシャンプーでノミを一時的に駆除し、早い段階で獣医に連れて行きましょう。獣医に診断をしてもらい、駆除剤を処方してもらいます。獣医で処方してもらえる駆除剤は、内服薬タイプとスポットオンタイプがあります。

自己流でノミを駆除しようとしても根絶させることは難しく、症状が進行するきっかけを与えてしまうため獣医師に診てもらうことが重要です。定期的に獣医にかかると費用はかかりますが、ペットの健康状態を知るきっかけにもなります。

部屋を清潔に保つ

一度ノミを駆除できても、部屋の中が汚いと再びノミに食われてしまうことがあります。ノミは布製品などの繊維に隠れて、ペットや人間に寄生しようとします。部屋を清潔に保つことがノミを完全に駆除するために重要です。ペットの寝床周辺だけでなく、ペットが歩き回る可能性がある部分の掃除を徹底しましょう。

ペットの布団のノミの駆除の方法

ペットが使用していた布団はノミの住処になってしまいます。繊維にはペットの毛、フケ、汗などが染み込んでおりノミにとって居心地がいい環境だからです。ペットが使っていた布団からノミを駆除するにはどうすればいいのでしょうか。

ノミがいる可能性があるペット用布団は捨てる

できればノミが発生したペットの寝床はそのまま使わず、ビニール袋で厳重に包んでからゴミに出しましょう。丸洗いできる場合は洗濯後天日干ししてもいいですが、洗濯機へ入れる過程で部屋中にノミをばらまいてしまう可能性が高まります。また、天日干ししただけでは日陰になっている部分にノミが隠れてしまい、駆除しきれないことは多いです。

ぬいぐるみや布製のオモチャも捨てる

ノミはペットが使っていた布製品のすべてに成虫やさなぎが付着している可能性があります。ノミの体は黒っぽいので、濃い色の布製品にくっついていると見逃してしまうこともあります。ペットのケージ内にあったぬいぐるみや布製のオモチャも、布団同様できればそのまま捨ててしまいましょう。

丸洗いできる場合は洗濯機で洗った後、乾燥機を使って乾かすといいでしょう。ノミは高温の場所では生きていけません。50度以上の温度で30分以上加熱すれば成虫も卵も死滅します。

同居している他のペットにも注意

ペットを複数飼っている場合、屋内で飼育しているすべてのペットからノミを駆除することになります。ペットが立ち入らない場所でも、人間の衣服にくっついている可能性を考えるとノミが運ばれてしまっている可能性は高いです。1匹からノミを駆除でいても他のペットに寄生していては意味がないので、飼っているペットすべてにノミの寄生を疑いましょう。
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初回公開日:2018年01月11日

記載されている内容は2018年01月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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