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ムクドリの鳴き声がうるさい理由3とは?鳴き声や習性について紹介

更新日:2020年08月08日

都会でもよく見かける鳥として有名なのが、「ムクドリ(椋鳥)」です。最近ではすっかり害鳥としてのイメージが定着していましたが、もともとのムクドリはどんな生態をしていたのでしょうか。ムクドリが集まってうるさく鳴き声をあげる理由とはなんなのか、紹介いたします。

ムクドリの鳴き声がうるさい理由3とは?鳴き声や習性について紹介

ムクドリとは?

「ムクドリ(椋鳥)」という鳥は、都会にも適応して身近で見かけることもよくある、スズメに似た小さな鳥です。ただ残念なことに、現在では害鳥としてのイメージが強くなっています。

もともと古くの日本では、ムクドリは害鳥よりも益鳥という面が高く評価されていました。稲作が盛んで農薬もなかった当時、ムクドリは農作物につく虫を食べてくれる存在だったためです。

しかし農作が盛んでなくなった近年では、ムクドリはその鳴き声による騒音やフンによる害ばかりが目立つようになり、害鳥というイメージになってしまっています。

ムクドリの習性と生態

ムクドリは群れで生活する習慣をもった鳥であり、繁殖期以外に見かけるときはたいてい1,000羽以上にもなる大群を目にすることになります。

食べる物は雑食性で、昆虫から植物まで幅広く食べます。森が消えて住宅地になった今も、ムクドリは都会に適応して住宅街の中で暮らすように変化してきました。

ムクドリは渡り鳥として考えられていましたが、近年では冬でも他の地域に渡っていくことはないため、留鳥化していると言われています。

ムクドリの鳴き声

ムクドリの鳴き声は「キューキュー」や「キュルキュル」、「ギュギュ」といった鳴き声であり、実は1匹のムクドリの鳴き声自体はそれほど大きなものではありません。

こちらに紹介している動画では、実際にムクドリが鳴いている姿を見ることができます。鳴き声も入っていますが、大きな声だというほど気になるようなものではありません。

体の大きさもスズメに似ていて小さいので、1匹だけなら小さくてかわいい鳥にしか見えないでしょう。

ムクドリの鳴き声がうるさい理由3つ

1匹だけの鳴き声なら、別に鳴いていても気にならないムクドリの鳴き声ですが、どうしてうるさいとか騒音被害など言われてしまうのか、理由は3つ考えられます。

またこの3つ以外にも、ムクドリの活動範囲が人の生活範囲に重なるからだ、というのも大きな理由でしょう。ムクドリは天敵のいない都会に適応した鳥で、それだけ人間の生活に近すぎるのです。

鳴き声がうるさい理由1:大群をつくって一斉に鳴く

ムクドリ鳴き声がうるさいと言われてしまう理由、その1つはムクドリが大群をつくって一斉に鳴き声を出したりすることがあるでしょう。

こちらは、ムクドリの向けを撮影した動画です。動画の中で群れのムクドリたちが鳴き声をあげながら飛び立っているのが分かりますが、非常な大きな鳴き声になっています。

ムクドリはスズメの1種で体も小さく、1匹だけなら鳴き声はけっして目立つものではありません。しかし群れを作る生態のために、大きな群れになると鳴き声の大きさは騒音レベルなります。

鳴き声がうるさい理由2:日が落ちてくると集って鳴く

ムクドリの鳴き声が気になるのは主に夕方でしょう、この時間帯には単独で過ごしていたムグトリたちが集まって群れとなり、安全なねぐらを形成しています。

ムクドリは昼間は活発に活動していますが、夜になるとねぐらに集まってきます。日が落ちると集まって鳴くというのは、ムクドリが安全なねぐらを求めて群れを形成してしまうためです。

ムクドリは非常に小さい鳥なので、野生において強い立場ではありません。群れとして集まることで、少しでもそれぞれの安全性を高める工夫をしています。

鳴き声がうるさい理由3:秋から冬にかけて集まって鳴く

次に、ムクドリが現れない時期があるのに秋ごろになるといつの間にか現れて数を増やし、大きな群れを作って鳴いていることがありますがこれは繁殖が影響しています。

ムクドリの繁殖期は春から夏にかけてであり、この時期には基本的には群れを形成することはなく、それぞれに行動しているため群れや鳴き声が目立つことはほとんどありません。

しかし繁殖期が終わった秋から再び群れを作るようになるので、いままでいなかったのに突然群れが出現したように感じてしまいます。

ムクドリが集まって鳴く理由

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