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カササギの鳴き声の特徴|基礎知識やカササギフエガラスとの違いなども紹介

更新日:2024年10月01日

白と黒のツートンカラーの鳥がいたけれど、それがどんな鳥なのかわからないということがあるでしょう。この記事では、カササギの鳴き声の特徴、基礎知識やカササギフエガラスとの違いなども紹介しています。是非チェックしてみてください。

カササギの鳴き声の特徴|基礎知識やカササギフエガラスとの違いなども紹介

カササギの繁殖

カササギは、3月中旬頃までに巣を作ります。その後5月下旬には生まれた雛たちが巣立っていきます。

巣ができると卵を6~7個ほど産み、メスが卵を温めます。
17~18日程度で卵が孵化したあと、約4週間で雛は一人前になります。

つまり、雛は4月~6月が巣立ちの時期になります。
雛たちは約25日ほどでなんとか飛べるようになり、巣を出て生活するようになります。
しかしその間も親鳥が雛たちの世話をし、雛が完全に一人で生きていくようになるのは、それから1か月ほどかかります。

カササギの寿命

カササギの寿命についてはよくわかっていませんが、最高で25年生きたカササギがいると言われています。

カササギはカラス科に分類されています。
大半のカラスは10~20年ほどが平均寿命となりますので、カササギも同じくらい生きる可能性があります。

カササギの天敵

カササギの天敵は、カラスです。

カラスは雑食性のため、カササギの卵や雛を襲って食べてしまうことがあります。

さらにカササギの雛や若鳥は、カラス以外にも猫や蛇、イタチなどに狙われてしまうことがあるため、それらも天敵とされています。

カササギの鳴き声の特徴

カササギの鳴き声はとても特徴的で、機械のような濁った声を出しますが、言葉で表すと「カチカチカチ」という鳴き声に聞こえます。

「カチカチカチ」以外にも、「カシャカシャ」と鳴くことがあります。
その独特な鳴き声により佐賀県では、「カチガラス」の愛称がつけられています。

カササギとカササギフエガラスの違いとは?

カササギとカササギフエガラスは、同じ「カササギ」と名前がつき、その姿もよく似ていますが、特に類縁関係などはありません。

カササギは日本で生息していますが、カササギフエガラスはオーストラリアに生息しているため日本にいると普段の生活の中で出会うことはないでしょう。

また、カササギは「カチカチカチ」と鳴くのに対して、カササギフエガラスは「クォークォー」と鳴くのが大きな違いです。

カササギの飼育は可能?

カササギは、文化財保護法による保護の対象となっているため、飼育はできません。

傷ついたカササギや、飛べないカササギの雛がいて保護を必要としていると感じたら、各都道府県の野生鳥獣担当機関に連絡をして指示を仰ぎましょう。

違法に捕獲したり、保護している場合は罰せられることもありますので、注意が必要です。
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初回公開日:2022年06月22日

記載されている内容は2022年06月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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