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文鳥の雛の育て方・生まれる時期・成長の仕方|餌/販売

更新日:2024年04月13日

お餅のような、もふもふ文鳥は可愛いです。雛から育てると良く懐きます。文鳥の雛の期間はたったの1ヶ月です。手はかかりますが何ともいえない愛おしさです。文鳥の雛の飼い方を詳しくご紹介します。文鳥を飼う時期やお店での買い方も参考にしてください。

文鳥の雛の育て方・生まれる時期・成長の仕方|餌/販売

文鳥の雛(ヒナ)の育て方・飼い方

生まれたての雛は羽もなく丸裸です。文鳥の雛は人間の赤ちゃんと同じで手がかかります。人間が雛から育てる場合は、親鳥の代わりに責任をもって小さな命を守らなければなりません。

文鳥ってどんな鳥?

文鳥はインドネシアのジャワ島やバリ島が原産地です。日本には江戸時代に輸入され親しまれてきました。体長は13~15cm、体重は25~30gあります。一般的にフィンチ系といわれフォルムはスズメに似ています。滑らかな羽毛を持っています。

くちばしと目の周りのリングの色は、濃さの違いはありますが共通して赤です。体の色は白やグレーやクリームなどがあります。

代表的な文鳥では、ノーマル文鳥が体がグレーで頭と尾が黒、頬が白になります。桜文鳥はノーマル文鳥の色合いに、白い斑点が表れた文鳥で、白文鳥は全身真っ白です。

鳴き方はいろいろで感情表現は豊かです。ピッピッと高温で鳴いたり、ポッポッとつぶやいたり、キュルルルルと威嚇するときもあります。オスはオリジナルのメロディをさえずります。性格は臆病なのに気性が荒いところもありますが、寂しがり屋で人懐っこいです。

文鳥の雛の成長の仕方

雛の時期は約1ヶ月間です。この時期に人間が育てることで雛は飼い主を親だと思い、餌をねだり後追いをします。生まれてすぐの雛は小さすぎて親鳥にしか育てられません。人間が育てることができるのは早くて生後10日以降の雛です。週齢が小さいほど危険が伴います。

人間が雛を育てるポイントは「給餌」と「保温」です。雛の状態を週齢別に見ていきましょう。

生後2週目

文鳥の雛は生後2週目頃にペットショップに並び始めます。雛からは羽らしきものが出てきます。黒っぽい雛と白っぽい雛の色の違いが見られるでしょう。フゴの中で守られて育ちます。

人間が餌を作って与えます。餌をねだる反応が早くなっていきます。雛の期間は寒い時期あたるので保温に気を付けましょう。

生後3週目

生後3週目には羽もだいぶ生えてきます。まだ体力もなく病気にもかかりやすい時期です。フゴを出て雛用のゲージの中で過ごします。ホッピングでピョンピョンとジャンプで移動するようになります。

そろそろ初めての飛行です。少しの距離なら飛べるようになります。餌をついばんでみることもあります。目つきもキリッとしてくるでしょう。

生後4週目

体の色は白か茶色です。オスはさえずりの練習を始めます。餌は自分で食べられることが多くなり、そろそろさし餌を食べなくなります。止まり木にもとまれるようになるでしょう。雛の期間は終わりを告げ、好奇心旺盛な幼鳥期に入ります。

換羽(かんう)

生後8週目位から成鳥になるための雛換羽が始まります。徐々に抜けては生えるを繰り返し少しずつ成鳥の羽毛になっていきます。12週目位できれいな若鳥に変身し本来の文鳥の色になるでしょう。

文鳥は換羽の時期に神経質になりイライラしてしまうので理解してあげましょう。絶対に人間は怒ってはいけません。

水浴び

文鳥が水浴びを始めるのは、雛から幼鳥に成長した生後1ヶ月以降です。個体差がありなかなか水浴びをしない子もいます。文鳥に水をかけたり強引に水に付けたりするのは、さらに水を嫌ってしまう恐れもあるので気長に待ちましょう。

小さな水入れしかない場合は、水浴び用の容器を買いましょう。お湯は絶対に入れないでください。羽がパサパサになり病気になります。

餌(えさ)

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初回公開日:2018年01月10日

記載されている内容は2018年01月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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