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ハリーポッターで有名なシロフクロウってどんな生き物?生態や飼い方

更新日:2024年11月22日

ハリーポッターで有名なシロフクロウは、多くの方が興味を惹かれる生き物となりました。しかし、生態を含めてどんな生き物なのか知らないままの人も多いでしょう。そこで、今回はシロフクロウの生態や飼い方について詳しく解説いたします。

ハリーポッターで有名なシロフクロウってどんな生き物?生態や飼い方

シロフクロウの特徴

ハリーポッターで一躍有名になったシロフクロウですが、綺麗な白以外にも注目すべき点があります。具体的に気になる特徴をわかりやすく解説して参ります。

最大のポイントは日本でも稀にですが見ることが可能ということでしょう。飛来する確率はちょっと低めになっていますが、北陸や北海道に住んでいる方なら野生のシロフクロウを見られる可能性があります。

シロフクロウの特徴1:オスは全身が真っ白

フクロウ目フクロウ科のシロフクロウは実はオスだけがあそこまで真っ白になっており、メスは黒や褐色の縞模様となっています。真っ白な特徴オスのみなので、間違えないようにしましょう。

ハリーポッターのあの真っ白なシロフクロウを堪能したいという方はオスに限定されるということは絶対に忘れてはいけない知識となっています。ちなみに、幼鳥も白がベースですが黒いまだらがオスでも入っていますので、注意してください。

シロフクロウの特徴2:珍しい昼行性

フクロウは夜行性のものが多いのですが、シロフクロウは日中でも活動することが可能なフクロウです。これはこのシロフクロウが住んでいる地域が関係しています。

シロフクロウの生息地は基本的に北極圏に近い地域で、北極圏に近づくほど夜が非常に短くなっているためです。

特に、北極圏の夏は夜がほとんどない白夜となっているので、太陽が昇っている状況でも動けるようになったのでしょう。

また、シロフクロウは渡り鳥で繁殖期の春と夏は北極圏まで北上しますが、夏が終わるとロシアや北アメリカやヨーロッパまで南下する傾向にあります。

シロフクロウの特徴3:翼を広げると140cmにもなる

シロフクロウは全長50~65cmほどですが、翼を広げると140~165cmとかなり大きな鳥であることがわかります。羽を閉じているときは迫力はあまり感じませんが、羽を広げるとかなりの迫力を感じることができます。

また、翼を広げると足の指まで羽毛が生えていることがわかり、いかにも寒い地域で過ごしていることがここからも見てとれるでしょう。

メスとオスにもサイズ差があるのですが、シロフクロウの場合はオスよりもメスの方が大柄になっているのも特徴となっています。

シロフクロウの特徴4:日本にも生息する

白い羽毛を大量に携えているシロフクロウは寒い地域に生息するフクロウになりますが、東北地方や北海道といった雪深い地方でまれに見ることができます。

ただし、これらのシロフクロウが観測されたという報告は定期的なものではありません。あくまでも「ときおり」とか「稀に」という枕詞がくっつく程度の頻度です。

渡り鳥故に日本にずっと住んでいるわけではありませんが、北海道のシロフクロウや北陸のシロフクロウに狙って遭遇することはなかなか難しいです。

シロフクロウの特徴5:笑顔がとても可愛い

シロフクロウが眠いときやまぶしいときに目を細めるのですが、それがふっくらとした笑顔のように見えるので、動物園でシロフクロウのこの顔を見た人は「笑顔がめちゃくちゃ可愛い」と絶賛の声を上げています。

どのような笑顔なのか口頭や文章では説明しにくい部分もありますので、その笑顔を見せてくれる動画をご覧ください。

動画を見るとわかるように、ものすごく綺麗な笑顔に見えます。すさんだ心がほっこりとした気分になって、いくらか和やかになるでしょう。

シロフクロウは飼育しやすい?

シロフクロウの愛らしさからペットにしたいという声もあの映画が流行したことで一気に増えましたが、ペットを飼うというのは大きな責任を背負います。そこで、重要なのはシロフクロウの飼育難易度です。

ハリーポッター本家のイギリスではシロフクロウにあこがれていろんなフクロウをペットにする家庭は増えたようですが、はたして日本でもしっかりと飼育させることが可能なフクロウなのでしょうか。

シロフクロウの特徴

  1. 気性が荒い性格
  2. 放鳥時間が必要
  3. トイレは覚えない
  4. 湿度や暑さに弱い
  5. 止まり木ではなく大きさの切り株が必要
次のページ:シロフクロウを飼育するときの注意点

初回公開日:2019年08月22日

記載されている内容は2019年08月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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