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桜文鳥の性格と特徴・飼い方まとめ!他の文鳥との違いを解説

更新日:2023年12月20日

桜文鳥はおなかの桜模様が特徴的な文鳥の品種です。文鳥はその外見が愛らしいだけではなく「手乗り文鳥」と呼ばれているほど人懐こく、江戸時代からペットとして愛されてきました。文鳥の一般的な特徴だけでなく、桜文鳥と他の文鳥の違いなどについて調べました。

桜文鳥の性格と特徴・飼い方まとめ!他の文鳥との違いを解説

桜文鳥とは?

文鳥には数種類あり、その中のひとつが桜文鳥です。

文鳥は江戸初期に日本へ輸入されました。もともとはインドネシア原産の鳥です。最初はジャワ雀と呼ばれていましたが、中国語で「豊かな彩り」と「鳥」を合わせて「文鳥」となったという説があります。

体長は12~14cm前後、体重は20~25kg前後ととても小さく、桜文鳥以外にはノーマル文鳥、白文鳥、頬黒文鳥、シルバー文鳥、シナモン文鳥、クリーム文鳥、パイド文鳥などがいます。

日本へ入ってきてからは国内での人工繁殖も始まり、今では10月24日が文鳥の日と制定されるほど、文鳥はペットとして可愛がられています。

制定日の理由は「1024」が「手(10)に(2)幸せ(4)」と読めること、この季節に文鳥のひなが出回ること、加えて「1024」を組み合わせると文鳥の姿ができ上がるという理由からです。

そんな文鳥の品種のひとつ、桜文鳥について詳しくみていきましょう。

文鳥の中でも胸に桜模様があるもの

桜文鳥はノーマル文鳥と白文鳥との交配種です。文鳥の中では一般的な品種で多くの人に飼われています。グレーの体に白い斑紋が入っており、桜模様となって見えるのが特徴です。これが桜文鳥の名前の由来となっています。また、この斑紋は一羽ずつ異なったものになっています。

他にも桜文鳥の見た目の特徴として、目の周りが赤くて頭は黒い、頬が白くて口ばしは赤いなどがあります。ノーマル文鳥の見た目とよく似ていますが、桜模様以外の違いではあごの下が白い方が桜文鳥です。

桜文鳥の性格の特徴

桜文鳥は飼い主に対してとても愛情が深く、慣れると人懐こくなります。

また、基本的に文鳥は群れてもリーダーの元で行動するわけではないため、個々の縄張り意識が強く、それゆえ新しくやってきた文鳥に対してきつい態度に出たりします。

しかし普段はとても繊細でちょっとした環境の変化にも左右されますし、日々の放鳥を待ちわびて、飼い主がうっかり忘れようものなら猛アピールをするさみしがり屋です。

文鳥の性格の特徴

  • 環境にとてもデリケート
  • 人に慣れる、人懐っこい
  • 気が強い
  • 嫉妬が強い面もある

飼い主に対する愛情が強い

文鳥は飼い主への独占欲がとても強い鳥です。それは同時に他の文鳥に対しての嫉妬心が強いということです。一緒に飼っている別の文鳥と飼い主がコミュニケーションをとった場合、その相手を攻撃することもありますので気を付けましょう。

また、愛情が強いあまり、放鳥した時はずっと飼い主のそばから離れず、肩に乗りっぱなしだったりどこへ行くにもついてくることがあります。

最初は微笑ましく思えますが放鳥は日課として行うものですから、あまりに度が過ぎると飼い主も不安になることでしょう。

どうしても離れない時は文鳥をよそに動かし、距離を置くことに慣れさせてやると文鳥の方も次第に理解するようになります。

愛情を注いだ分だけ返してくれる

桜文鳥は飼い主になつくようになれば、「手乗り」になってくれます。

文鳥はよく「手乗り文鳥」と呼ばれています。犬を毎日お散歩させるように、桜文鳥も少しの時間でも良いですから毎日、ケージから出して遊んであげなくてはいけません。陽が直接あたらないような場所での日光浴も良いでしょう。

遊ぶと言ってもどんなことをすれば良いのか最初は分からないでしょう。とにかく放鳥させて室内を自由に飛び回らせてあげて下さい。

文鳥にとって狭いケージの中にいるストレスから解放される大切な時間です。そうしているうちに飼い主のそばにやってきたりするので、その時はスキンシップをしたり声をかけてあげます。

もちろん、放鳥は継続して毎日、行いましょう。

態度が極端

普段の桜文鳥はとてもおとなしいのですが、なにか気に障ることがあるととても激しく怒りを表します。例えば、放鳥の時間に飼い主が文鳥を見ずにスマホを触っているなどの場合、桜文鳥は猛攻撃をしてきます。これは飼い主が自分に注目をしてくれないことへの怒りです。

また、自分のことが好きな人は誰なのかを良く分かっています。飼い主の家族の中に自分を好んでいない人がいたり、飼い主自身も文鳥に対して厳しかったり、可愛がらない場合はその人にはあまり懐かず、ひどくなると攻撃することさえあります。普段がとても穏やかなだけに、こういった行いにはとても驚きます。

また、換羽期にもやや気性が荒くなる傾向にあります。一般的には年に1~2回、春や秋に羽が生え変わるのですが、この期間に必ずというわけではありません。

メスのほうが穏やか

文鳥のオスとメスによって性格の違いはあるのでしょうか。

もちろん個体差はありますが、おおむねメスはオスよりも穏やかでおとなしい傾向にあります。

ただし、おとなしく可愛いからと言ってあまり過剰に背中を撫でてしまうのはやめましょう。メスの場合は交尾されていると勘違いして無精卵を生んでしまうことがあるからです。これはメスの体に負担がかかることなのでなるべく避けてください。

他にメスの特徴としてはオスと比べると気の強さはそれほどでもない点などもあります。

寿命は平均的には7~8年

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初回公開日:2019年08月07日

記載されている内容は2019年08月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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