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ナナクサインコってどんなインコ?飼い方・寿命・値段を解説

更新日:2023年12月23日

今回はナナクサインコとはどんなインコか、飼い方や寿命、値段などを紹介します。ナナクサインコの一番の特徴は、鮮やかな体色です。綺麗で鳴き声も静かで美しい、性格は神経質で臆病ではありますが、そんなナナクサインコの魅力を知り、お迎えの参考にしてください。

ナナクサインコってどんなインコ?飼い方・寿命・値段を解説

ナナクサインコとは?

ナナクサインコとは、オウム目、インコ科、ヒロオインコ属に属する鳥類の一種です。

オーストラリアの固有種で、オーストラリア南東部やタスマニア州などに分布し、標高1200m以下の疎林や農耕地などに生息します。

学名はPlatycercus eximiusで、英名をEasternRosellaと言い、和名がナナクサインコになります。

日本には昭和に入りすぐに輸入された記録がありますが、それ以前にも入っていた可能性はあります。

野生下では穀類、実などを採食します。飼育下では中型インコ専用フードを主食とし、小松菜などの野菜を副食にあたえると良いでしょう。インコには与えてはいけない野菜があるため注意してください。

ナナクサインコの習性・生態

ナナクサインコは体長約30㎝から33㎝で、体重約100gから125gの中型インコです。

寒さにも比較的強く、丈夫です。環境を整えてあげれば、日本でも屋外での飼育が可能です。寿命は約15年程度と言われています。

日本ではクサインコ系と言われます。クサインコ系の他のインコには、アキクサインコ、美声インコなどがいます。

8月から2月が繁殖期で、木の穴の中の巣に5個くらいの卵を産みます、約3週間の抱卵で雛が誕生します。

ナナクサインコはカラフル

ナナクサインコの特徴

  1. 7色のボディーカラー
  2. 背中のウロコ模様
  3. 鳴き声は高音だが静か
ナナクサインコの一番の特徴が、カラフルな体色です。ナナクサインコは古くから品種改良が行われてきました。

現在では品種改良により、カラーバリエーションも豊富です。また、ナナクサインコの亜種は3種類確認せてれいます。

ニューサウスウェールズ州から南オーストラリア州南東部にかけ分布しているのが基亜種で、サウスイーストクインーズランド地域からニューサウスウェールズ州の北部に分布しているのがキセナナクサ、タスマニア島にはタスマニアナナクサが知られています。

ノーマルはオスとメスは同色ですが、メスはオスに比べ頭部の赤色が、とことどころ薄くなっていたり、全体的にくすんだ印象を受けます。

7色のボディーカラー

ナナクサインコの体色は7色です。赤色、黄色、白色、青色、緑色、紫色、黒色の7色です。

ノーマルカラーは頭部は赤色で、頬の部分が白色、腹部は黄色、背中や翼は黒色と黄色が混ざり、風切羽は紫色、尾羽は緑色と青色が混ざって、カラフルな原色となっています。また、背中のウロコ模様も特徴です。

品種改良により色変わりも誕生し、シナモン、ルチノー、ルビノーなどの体色が違う個体もいます、色変わりは珍しいので、ノーマルより高値で販売される傾向にあります。

値段はノーマル18000円からで、色変わりは40000円くらいで販売されています。マイナーなインコなので取扱いが無い店舗もあります、扱っているかの確認をしてください。

名前の由来

和名ナナクサインコの名前の由来は、7種類の羽の色から名付けられたと言われています。

英名のEastern Rosellaの、Rosellaはオーストラリアでは最も身近なインコで、初期の移民がシドニーの郊外RoseHillでナナクサインコを良くみかけたことから名付けられたと言われています。

RoseHillからRoseHillerになり、最終的にRosellaと呼ばれるようになりました。

英名のEastern Rosellaの、Rosellaはオーストラリアでは最も身近なインコで、初期の移民がシドニーの郊外RoseHillでナナクサインコを良くみかけたことから名付けられた

出典: https://plaza.rakuten.co.jp/goueda/diary/200608020004/ |

ナナクサインコは神経質

ナナクサインコは神経質です。クサインコ系は神経質な個体が多く、雛から育てなければ手乗りにするのは難しいです。

ただ成鳥でも、時間をかけて優しく接していれば慣れることもあります。落ち着ける環境で、焦らずにゆっくりと時間を掛けて接してあげてください。

ナナクサインコの特徴

  • 臆病
  • 鑑賞を楽しもう
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初回公開日:2019年08月15日

記載されている内容は2019年08月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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