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スズメを保護した場合の飼育方法!飼育の注意点や雛の育て方も紹介

更新日:2024年04月14日

スズメが道路上で倒れていて、保護してあげたいと感じる方は多いでしょう。しかし、スズメを飼育するうえでどのような飼育方法が適しているか分からないという方も少なくありません。そこで今回は、スズメを飼育するときの注意点や雛の育て方についてご紹介します。

スズメを保護した場合の飼育方法!飼育の注意点や雛の育て方も紹介

スズメの飼育方法の注意点

スズメの飼育をしたいけれど、スズメの生態やえさなどについて詳しくないため、飼育方法が分からないという方が多いでしょう。

また、そもそもスズメは飼育鳥としてはあまり有名ではないため、飼って良いのかどうかもわからないという方も少なくないでしょう。

ここでは、スズメの飼育方法の注意点についてご紹介します。

スズメの飼育方法の注意点1:基本的に飼うことができない

実は、スズメは法律上家で飼ってはいけない鳥に指定されています。

犬や猫などのペット以外の動物は、基本的に鳥獣に分類されます。鳥獣は鳥獣保護法によって保護されており、許可を得た人間でないと捕獲・飼育することは違法とされます。

また、スズメは狩猟対象鳥獣であるため、捕獲には猟師免許が必要となります。

勝手な飼育と捕獲は、生態系を妨げるという観点から、スズメの飼育は認められていません。

スズメの飼育方法の注意点2:必ず市区町村の担当受付に申請する

スズメの勝手な飼育はNGですが、一時的なスズメの保護をすることは可能です。

鳥獣保護法によると、ずっと飼育する事は禁止ですが、期間を定めた飼育を行うことは認められています。長期間人間による飼育を行うと、野生に戻れなくなるおそれがあるからです。

ただし、一時的な保護をする場合は都道府県知事の許可が必要です。忘れずに申請を行いましょう。

スズメの飼育方法の注意点3:獣医や動物園の指示に従って保護する

捕獲と飼育が禁止されているため、スズメの飼育方法に関しては獣医や動物園の職員の指示に従った方が良いでしょう。

スズメのえさや育て方は、プロの人に見て貰わないと分からないことが多く、一般的に飼育が難しい鳥とされています。

また、長期間の飼育は認められていませんので、スズメが回復したころを見計らって野生に返す必要があります。

近くの獣医や動物園の職員の方に相談しに行くとよいでしょう。

スズメを保護したときの飼育方法5コ

飼育に必要なものかかる費用
巣箱0~5000円程度(自作の場合はかからない)
100~500円
止まり木0~300円(天然の枝を使用しても良い)
水浴び・砂浴び用の容器100~500円
タオル100~200円
道端ですずめの雛が弱っているのを見かけると、多くの人が保護したいと考えるでしょう。スズメはずっと飼育する事はできませんが、一時的な保護という目的であれば飼育する事は可能です。

しかし、保護したは良いもののどのような飼育方法が正しいのか分からないという方も少なくありません。

ここではスズメを保護した際、知っておくべき飼育方法についてご紹介します。

スズメを保護したときの飼育方法5コ

  1. 鳥用のケージに入れる
  2. 水浴び、または砂浴びができる場所を作る
  3. 保温する
  4. 餌は殻付きの雑穀をメインに
  5. 止まり木を準備

スズメを保護したときの飼育方法1:鳥用のケージに入れる

雀を保護したら、まずは鳥用のケージに入れて安全を確保しておくことが重要です。

鳥用のケージにもさまざまなものがありますが、ある程度大きめのケージを用意しておくとよいでしょう。子スズメの場合は、小さ目の鳥用ケージに入れておきましょう。

基本的にはケージの外に出さず、ケージ内で常に飼育しておくことが重要です。

スズメを保護したときの飼育方法2:水浴び、または砂浴びができる場所を作る

スズメは水浴びと砂浴びが好きな鳥なので、これら2つのことが行える場所を作ってあげるとよいでしょう。

水浴びや砂浴びをする理由は、体温を下げるため、羽毛の汚れを取るための2つがあります。また、スズメは鳥類の中でも珍しく、水浴びと砂浴びの両方を行う鳥でもあります。

水浴び用の水を入れる容器と、砂浴びを行う用の容器をケージに入れておくことがスズメの飼育方法として大切です。
次のページ:まだ小さいスズメの雛を保護した時の飼育方法

初回公開日:2019年08月17日

記載されている内容は2019年08月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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