コザクラインコの噛み癖を直す方法|しつけの注意点についても紹介
更新日:2024年10月05日
コザクラインコの噛み癖を直すには
コザクラインコはとても賢い動物なので、きちんとしつけをすれば、噛み癖をなくしていくことも十分可能です。では、具体的にどうやってインコと向き合っていくのでしょうか?噛み癖を直すポイントを詳しく解説していきます。
インコが噛んでも良いおもちゃを用意する
コザクラインコに噛まれそうになった時は、身代わりとなるおもちゃを素早く与えてください。鳥用おもちゃは噛みごたえのある硬さで、誤飲しない大きさの物がベストです。
インコはおもちゃに気をとられると、人を噛むのをやめますので、鳥用の噛んでも良いおもちゃをいつも近くに用意しておきましょう。噛む行為はインコのストレス発散になりますし、噛む対象があることで、人への噛み癖も減るでしょう。
インコはおもちゃに気をとられると、人を噛むのをやめますので、鳥用の噛んでも良いおもちゃをいつも近くに用意しておきましょう。噛む行為はインコのストレス発散になりますし、噛む対象があることで、人への噛み癖も減るでしょう。
噛んだらすぐにケージに戻す
噛まれたらすぐケージに戻すと、コザクラインコは「人は噛まれるのを嫌がっているのだ」と理解するようになり、噛み癖が改善されていきます。
インコは噛まれると痛いことを知りません。しかし、噛んだら即ケージに戻すという罰を繰り返し与えていると、賢いインコは飼い主が嫌がっていると気づき、次第に噛み癖がおさまるようになるでしょう。それまでは辛抱強く導いてあげてください。
インコは噛まれると痛いことを知りません。しかし、噛んだら即ケージに戻すという罰を繰り返し与えていると、賢いインコは飼い主が嫌がっていると気づき、次第に噛み癖がおさまるようになるでしょう。それまでは辛抱強く導いてあげてください。
コザクラインコがのけぞる体勢になるようにする
コザクラインコにガブッと攻撃された時は、噛まれた部分をインコ側に向けてグイッと押しつけると、インコがのけぞるような苦しい体勢になって、噛むのをやめてしまいます。
コザクラインコのくちばしは鋭く尖っているため、噛まれたところを慌てて引っ込めると、かえって怪我しやすくなるのです。こういう場合は引くより押す方がうまくいきます。
コザクラインコのくちばしは鋭く尖っているため、噛まれたところを慌てて引っ込めると、かえって怪我しやすくなるのです。こういう場合は引くより押す方がうまくいきます。
人との関係性を改善する
コザクラインコと遊ぶ際は、肩より上の位置に乗せないようにしましょう。インコは自分がいる場所より高い位置の相手は尊重しますが、低い位置の相手は自分より立場が下だと思っているからです。
そのため、コザクラインコとコミュニケーションをとる時は、インコを見上げるような体勢は避け、目線を必ずインコより上にしてください。飼い主の方が立場が上なのだと理解させることは、噛み癖を減らす大切なポイントです。
そのため、コザクラインコとコミュニケーションをとる時は、インコを見上げるような体勢は避け、目線を必ずインコより上にしてください。飼い主の方が立場が上なのだと理解させることは、噛み癖を減らす大切なポイントです。
コザクラインコの顔に息を吹きかける
もしコザクラインコに噛まれてしまったら、厳しい表情でインコの顔にフッと息を吹きかけてみましょう。驚いて噛むのをやめる可能性があります。
インコの顔に息を吹きかけるのは「噛むのはいけないことだ」というサインです。噛まれる度にこれを繰り返すと、インコもだんだん理解するようになるので、噛み癖も自然と減っていくでしょう。
インコの顔に息を吹きかけるのは「噛むのはいけないことだ」というサインです。噛まれる度にこれを繰り返すと、インコもだんだん理解するようになるので、噛み癖も自然と減っていくでしょう。
コザクラインコの噛み癖を直す際にしてはいけないこと
動物のしつけには、時間や忍耐力が必要となります。早く噛み癖を直したいからといって、インコが嫌がるようなことをすれば、一番大切な信頼関係が崩れかねません。
これからインコの噛み癖を矯正する際にやってはいけないことを4つほどお伝えします。しつけの前に目を通しておいてください。
これからインコの噛み癖を矯正する際にやってはいけないことを4つほどお伝えします。しつけの前に目を通しておいてください。
怒る
噛み癖がなかなか直らないからといって、コザクラインコを怒ってはいけません。怒ることでインコの心に人への恐怖心を植え付けてしまう恐れがあります。
叱る時にインコの名前を呼ぶのもやめてください。自分の名前が呼ばれただけで、怖がるようになるからです。叱る際は「ダメ」などの短くて分かりやすい言葉を使いましょう。
叱る時にインコの名前を呼ぶのもやめてください。自分の名前が呼ばれただけで、怖がるようになるからです。叱る際は「ダメ」などの短くて分かりやすい言葉を使いましょう。
初回公開日:2022年07月28日
記載されている内容は2022年07月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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