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オオハシとは?特徴やペットとして飼育したいと思ったときの注意点について紹介

更新日:2024年01月29日

大きなくちばしと鮮やかな羽が特徴のオオハシを飼ってみたいと思っている方もいるでしょう。本記事ではオオハシの生態や特徴、ペットとして飼えるのかどうかや飼育の際の注意点について紹介します。オオハシに興味がある方、鳥が好きな方は参考にしてください。

オオハシとは?特徴やペットとして飼育したいと思ったときの注意点について紹介
オオハシをペットとして飼う場合はマンゴーやパパイヤ、バナナなどの果物を主食として与えてください。

野生のオオハシは昆虫や爬虫類などの動物性のものも食べるため、これらも一緒に与えればよりバランスのよいエサになるでしょう。

オオハシは消化のスピードが速い鳥としても知られています。常に何かを食べられる環境にしておく必要があるため、エサ不足にならないように注意が必要です。

近年はオオハシ専用のフードが販売されています。鳥類専門のショップなどで取り扱っていますので、入手しておくと便利です。

オオハシを飼いたいと思ったときの注意点

特徴的な外見と人なつこい性格で、動物園などでも人気のオオハシですが、一般家庭で飼われることは少なく、飼育に関する情報が少ないのが実情です。

大型の鳥は販売価格が高くなる傾向にあり、エサ代などの費用もかかります。ペットとして迎えるためには費用の算出や飼育環境を整備するなど、さまざまなことに注意する必要があります。

家族の一員として長く一緒に暮らすためにも、オオハシを飼いたいと思った時に必要な準備やどのようなことに注意して飼育すればいいのかを見ていきましょう。

広い飼育スペースや放鳥の必要がある

オオハシは大型の鳥類に分類されるため、広い飼育スペースが必要です。

自然環境下では広い熱帯雨林の中を飛び回って生息しています。高さのある広いケージを準備し、オオハシが自由に飛べる環境を作りましょう。ケージの高さは150cm以上が望ましいとされています。

また、オオハシはストレスに弱い鳥のため、定期的に放鳥して運動させる必要があります。

放鳥中も休める止まり木などを用意しましょう。オオハシは高いところを好む鳥のため、止まり木が高い位置にあると喜びます。オオハシが自由に動けるよう、数カ所に止まり木を設置するのがおすすめです。

鳴き声による騒音の心配がある

オオハシを飼う場合は、鳴き声による騒音対策を行いましょう。

主にジャングルで暮らすオオハシの鳴き声は大きく、「ケーン」「コーン」と響き渡る声で鳴きます。その声は80m以上先にも届くことがあると言われるため、集合住宅で飼うのは難しいでしょう。

一戸建ての住宅で飼う場合も近隣への配慮が必要です。鳴き声だけでなく羽音が響く場合もあり、トラブルのもとにならないように心がけてください。

部屋の中で飼う場合は防音対策を施し、庭にケージを置く場合は十分に近隣住宅との距離を取る必要があります。

オオハシの特徴をしっかり理解してから飼育を検討しよう

オオハシの生態や特徴、ペットとして飼えるのかどうかと飼う場合の注意事項について紹介しました。

頭がよく人とのコミュニケーションが得意なオオハシですが、ストレスを抱えやすい鳥であることや飼育環境の準備が難しいことから初心者が飼うのは難しいと言われています。

果物が主なエサになるため飼育費用も高額になりがちです。大きな鳴き声が近隣の迷惑にならないように配慮をし、飼育前には世話ができるかをしっかり検討しましょう。

人なつっこく愛らしい姿のオオハシの特徴を理解し、ペットとして迎えるかを検討してください。

初回公開日:2022年08月19日

記載されている内容は2022年08月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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