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ペットとしてのカラスは販売されているのか|ペットショップ/値段

初回公開日:2017年11月23日

更新日:2020年08月08日

記載されている内容は2017年11月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

漆黒の羽が美しく、堂々としたたずまいをみせるカラスは、自然界のみで生活していると思われている方が大半です。しかし、実はカラスはきちんとした手順を踏めば、ペットとして飼育することが可能です。ではカラスはどこで販売されているのでしょう。気になる点に迫ります。

ペットとしてのカラスは販売されているのか|ペットショップ/値段

ペットとしてのカラスは販売されている?

都会でも田舎でも、あらゆる場所でその姿を見ることができるカラスですが、ペットとして飼育したいと思う方がいてもおかしくありません。ですが、カラスを飼育するには鳥獣保護法で決められたルールを守らなくてはなりません。

この鳥獣保護法は主に野生に生きる鳥などの動物を守るための目的で定められています。動物の種類によっては、保護する事すら禁止をしている場合もあります。しかし、カラスの場合はあまり難しい条件は定められていませんので安心してください。

鳥獣保護法のルール

鳥獣保護法のベースとなるルールは、野鳥を人間の飼育下、つまりペットや研究の対象として許可なく保護することを禁じるというところから始まります。これは野生の中で生きる絶対数を減らしてしまわないため、絶滅の危機から守るための大切なルールです。

このルールでは、たとえカラスなどの鳥獣保護法で定められている動物が道端で怪我をしていても、無断で保護してはいけないことになっています。もし道端で怪我か何かで動けなくなっていたら、まずはその場が属している市区町村のしかるべき課に連絡をし、保護して良いか、保護してはいけない場合どのように対応したらよいかの指示を受けます。

この連絡先については、市区町村により異なりますので、それぞれの公式サイトや、役所などに直接電話をして確認を行わなければなりません。可哀そうだからと言って、許可なく保護して連れて帰ってしまうと、場合によっては罰が課せられる可能性もあります。くれぐれも無断でその場から連れ去ることだけはしないようにしてください。

カラスの場合はどうなるのか

冒頭でお話ししたとおり、カラスも鳥獣保護法のなかで定められたものの1つです。しかしそれはあくまでも「野生」のカラスの場合にもに適用されます。つまりペットとして販売されている、ペットとして繁殖や飼育をおこなわれているカラスとは無関係となります。

ちなみに野生のカラスは「狩猟鳥獣」にも指定されていますので、許可を得て正しい手順を踏むのであれば、野生のカラスを狩ってペットとして飼育すること自体は可能です。ですが、野生化で生きてきたカラスは滅多なことでは人間に慣れることはありません。

そもそもあまりペットには適していない性格をしていますので、野生のカラスをペットにする場合は相当苦戦すること間違いなしです。

野生のカラスを甘く見てはいけない

餌を与え手なずけてそのままペットとして飼育しようと考える方もいらっしゃるようですが、それは絶対にやめたおいたほうが良いでしょう。

カラスは「害鳥」であることも忘れてはいけません。害鳥とは人間の生活に悪影響を与える鳥類のことを指しています。ペットや人間に悪さをしたり、農作物に害を与えるなど、その行動は多岐にわたります。

それに加え、カラスは集団行動をする賢い動物です。餌付けしてペットにしたいと考えていても、カラスにしてみれば格好の餌食としてしか受け取りません。餌付けに成功したと考えていたら、集団で通ってこられるようになる可能性もあります。

そのようなことになってしまうと、無断で野鳥にエサを与えていたことがばれるどころか、鳴き声や糞尿の匂いなど近隣住民への被害も発生しかねません。罰を受ける以前の問題で多くのトラブルが懸念されますので、決して野生のカラスをなんとかしようと考えないようにしてください。

カラスはペットショップで購入できるのか

カラスはペットショップで販売されています。しかし、どこのペットショップにでもいるかと言われると答えはNOです。扱いはありますが、残念なことに日本のペットショップではほとんど扱いがないのが現状です。

それでも、鳥類専門のペットショップも各地に存在しており、そこに声をかけておけばカラスが入荷した際に連絡を貰える可能性もあります。鳥類専門店となるペットショップでも、すぐにカラスをペットとして迎え入れるのは難しいでしょう。

ペットショップなどでのカラスの値段

カラスはペットとしてなかなか店頭に並ぶことはありませんが、珍しい鳥ではない事から価格は安価な部類に入ります。およそ15,000円前後で取引されています。特に珍しい種がいるわけではありませんので頑張っても20,000円を超えることは無いでしょう。

カラスの輸入販売

カラスを飼育・保護する許可を貰う

カラスと言うのはおそらくあなたの生活圏のあちこちに姿を見せているのではないでしょうか。そう考えると、野生のカラスを手続きを踏んで保護することが購入するより早いと考えるのも当然です。

ここでカラスを入手する方法の一つとして興味深い方法があります。それが電力会社へお願いするという方法です。カラスと電力会社、どこをどう繋げれば関係するのか知りたいところです。

それはカラスの習性に関係しています。都会田舎を問わず、カラスは電柱に巣をつくることが多く、電力会社の人はカラスの巣があると通報があったり、自分たちが点検などの時に発見すると、危険が起こらないようにその巣の撤去作業を行います。その時に捕獲されたカラスや、カラスの雛をペットとして分けてもらえないかと相談する方法です。

電力会社VSカラス

見上げると電柱の上のほうに、ハンガーやら木の枝やらで作られてカラスの巣があるのを見たことある方もいらっしゃるでしょう。自然の物なのでできればそのままにしてカラスの雛が巣立つのを待つのが理想ではありますが、その巣がもたらす被害は想像を超えるものとなる場合もあります。

実はカラスの巣は停電のリスクを伴うことがとても多くなります。そのため、電柱の上にカラスの巣が作られているのを発見すると、早急に電力会社の方が巣の撤去をおこなわなければ、近隣住民に停電の被害が起こってしまいます。

もちろん、カラスの巣が完成すればすぐに停電が起こるというわけではありません。しかし、リスクは最小限に抑えておかなければいけないので、電力会社の方は早急対処することになっています。

もしお近くの電柱の上にカラスの巣を見つけた場合は、速やかに最寄りの電力会社へ、カラスの巣ができていることを連絡してあげましょう。

実際はカラスを電力会社から譲り受けることは難しい

カラスの巣ができていたのを見つけ、電力会社に連絡してその時にカラスの雛がいたらペットとして飼育したいので譲ってくれないかと頼んだとしても恐らく難しいと言った回答が返ってくることでしょう。

鳥獣保護法で指定されているカラスなどの鳥たちは、簡単には飼育の許可はおりません。保護することですら厳しいルールがあるのですから当然といえば当然です。もし電力会社にお願いするにしても、まずは先に飼育の許可を貰う手続きを踏まなくてはなりません。その上でようやく電力会社の人にお願いできる段階になりますが十中八九、許可が下りることは無いでしょう。

法律・違法・禁止

ここでは少し、カラスなどが指定されている法律「鳥獣保護法」について触れておきましょう。

先にもお話ししたとおり、害鳥であろうともその生態系を守るのは人間の役目です。むやみやたらに乱獲されてしまえば、何処でも姿を見ることができる身近な存在のカラスですらあっという間にその姿を消してしまう可能性があります。

人間の保護下で育てられることで寿命が長くなる確率は格段にアップします。しかしそれは野生を失ってしまうこととなります。野生の中で生活し繁殖をおこなうことが絶滅しない大切な営みです。もちろん、保護課の元繁殖を行っている鳥類を含む動物は多く存在しています。しかしできる限り野性を、自然の姿を守らなければなりません。

狩猟鳥獣に指定されているカラス

カラスにもいくつかの種が存在しており、そのなかでも「ハシブトガラス」と「ハシボソガラス」は狩猟鳥獣に指定されています。

狩猟鳥獣に指定されている種のカラスは、定められた「狩猟期間」「狩猟方法」、そして狩猟の禁止区域外で狩猟をおこなうのであれば、どこかに許可を求めることをせずとも、捕獲をすることが認められています。

ちなみに、このい定められたルール内で捕獲したカラスはペットとして飼育することも可能ですが、食用として扱うことも何の問題もありません。これに関してもどこかへ許可を貰ったり、報告を行う必要はありません。

狩猟に関する時期やルールには一定の決まりがある場合と、都道府県によってルールが微妙に異なる場合がありますので、狩猟を行う予定の管轄の役所などで事前に確認を粉いましょう。

一般的な狩猟期間は毎年11月15日から開始し、翌年の2月15日で終了します。これも北海道では期間がずれるなどがありますので、必ず確認をしてから行動を起こすようにしてください。

カラスの巣の撤去

例えばご自宅の庭の木にカラスが巣をつくった場合、勝手に撤去することはOKかNGなのかと問われると、答えはNOです。カラスの巣の撤去ですら許可なく行うことは禁止されています。

特に巣の中にカラスの卵や雛がいる場合はなおのこと、絶対に巣に近づかないようにしてください。卵や雛が巣にいる状態で許可なく巣の撤去を行うと、鳥獣保護法の「第83条第2項」により、一年以下の懲役、または100万円以下の罰金が課せられます。

カラスの巣が自宅、つまり私有地の中にあってもこれは同じです。必ず許可が下りてから撤去を行うこととなります。しかし、その巣が人間の生活に実害が起こらないと判断されると、原則巣の撤去は行わないことになります。

カラスをペットとして飼育する

鳥獣保護法第19条に、捕獲した野鳥をペットや研究などで飼育する場合は必ず「飼養登録」を行うことが義務として定められています。その際、識別できるように足環をおつける決まりとなっています。

ただしこれはここまででお話しているとおり、あくまでも鳥獣保護法の中に登場する「非狩猟鳥獣」に限定されています。先ほどお話しした「狩猟鳥獣」に指定されているカラスの場合はこの限りではありません。当然飼養登録を行う必要も足環も必要なく、自由にペットとして飼育することが可能です。

野生のカラスの保護

原則、鳥獣保護法ではどの様な状態であっても、許可なく野生のカラスを保護したり、その場から連れ去ることは認められていません。しかし野鳥の傷病保護は具体的な決まりが鳥獣保護法の中に存在していませんので、ある程度は黙認されているのも実情です。

当然、狩猟鳥獣に指定されているカラスであれば、許可を得る必要はありません。届け出も不要です。

この辺りはかなりグレーなゾーンとなっていますので、できれば許可を得てから行動するに越したことはありません。野生の生き物は怪我や病気をすれば死んでしまうのは自然の沙汰です。無理に人の手が介入する必要はありません。ドライな言葉に聞こえるでしょうが、それが自然で生きるということです。

可哀そう、助けてあげたいと思うのは、もしかしたら人間のエゴの可能性もあります。無理をせず、行く末を見守る気持ちでいるのが正しい判断となります。

カラスはトイレを覚えるのか?

さて、ここからはカラスをペットにした場合以降のお話です。カラスは大変賢い生き物として有名ですが、ペットとして飼育する場合しつけはどこまで可能かが気になるところです。

カラスはトイレのしつけをするのは難しい

もちろん、カラスの性格にも大きく左右される部分ではありますが、鳥類全般に置いてトイレのしつけとはほぼ無理なものとされています。

根気よくしつけようと試みても、逆にペットの鳥たちにしてみれば、不快なことを押し付けてくる嫌な人と受け取る可能性もあります。その場合、最悪なパターンとして、飼い主を敵とみなしてしまうこともあります。敵とみなされてしまうと、攻撃される可能性も出てきますので、トイレのしつけは最初から諦めておくことをします。

ペットとしてのカラスのしつけ方法

トイレのしつけがほぼ不可能であることから、ペットとしてカラスを飼育しても一般的なペットに行うしつけはできないと考えておきましょう。

カラスはあまりペット向きではないと言われていますが、実はきちんと共に生活をしていれば人間によくなつくと言われています。しかしそれは人間との距離を縮めることができているだけで、人間の支配下にはいっているとは思いません。つまりしつけようとしても聞く耳は持ったないということです。

知能は大変高いので、餌をくれる、大事にしてくれる人間をきちんと識別します。そのためペットとして飼育しているととてもあまえてくることでも有名です。

ペットとしてのカラスがかわいいポイント

その姿や、街中で見かける姿から、人に懐いたりせず、クールな雰囲気を漂わせているカラスですが、実はとても甘えん坊で可愛い存在です。

野生のカラスだけを見ていると少し怖い存在に感じることもあるでしょう。しかし大好きな飼い主さんにだけ見せる甘えた仕草や甘えたような鳴き声は、何ともたとえようのない可愛さです。

それらの可愛さを詰め込んだ動画を、カラスをペットとして飼っている飼い主さんたちがアップしてくれていますので、いくつかご紹介してみましょう。

いつまでもみていられる愛らしい仕草に、動画を見終わる頃にはカラスを飼いたいと強く想うようになっているでしょう。
飼い主さんに撫でてもらうことがとてもうれしいカラスの思いがあふれてくるような可愛い動画です。時折甘えた鳴き声を発するのもポイントです。これだけの時間人間の手が触れていても大丈夫だというところにも驚きです。
カラスが甘えたいときは、とにかくじっとしているという点が動画からよく分かります。撫でられることが気持ちいのか、もっち撫でてと首を傾げたり、撫でてほしい所を飼い主さんのほうに向ける甘えた仕草もかなりポイントが高いです。
これぞ究極の甘えと言える、飼い主さんの膝の上で眠るカラスの動画です。自然のカラスの姿からは全く想像することができない人間との信頼関係が動画の中にはあります。ここまで甘えてくれると、飼い主さん冥利につきることでしょう。

ペットとしてのカラスの餌

ペットとしてのカラスの可愛い行動や、しつけが難しいことなどはご理解いただけたことなのでペットとして飼育する際に必要となる餌の情報についてお話ししましょう。

雑食ですが人間の食べ物は避ける

カラスは基本的に「雑食」ではありますが、人間の食べ物を与えるのは内臓への負担や脂質塩分過多になる可能性もあるため、あまりお勧めはできません。

そこで最もしたいのが「九官鳥のエサ」です。雑食で肉食でもありますが、無理に生肉を与える必要はありません。部屋の中で飼育するカラスは必要以上の脂質などは不要になります。どうもカラスは九官鳥と食の好みが似ているのか、九官鳥の餌を好んで食べる傾向があります。九官鳥の餌以外では、ドッグフードも好んで食べる傾向がありますので、ためしに与えてみて喜ぶほうを与えるのも良いでしょう。

もちろん、食べることは楽しみの大部分を占めますので、時には果物や生野菜、鶏むね肉や豚肉のミンチを使った手作りのフードを与えてあげると大変喜びます。ちなみに、辛いものと渋いものは苦手です。

カラスが一日に食べる量

カラスの一日の食事量は体重に対しておよそ10%程度と言われています。つまり600gの固体の場合は60gは最低限必要となります。ですがこの数字は乾燥した状態の総重量となり、食物もつに含まれる水分量を加味すると、1日の食事量は約200g程度となります。

餌を与えるタイミングは1日2回で十分です。タイミングは起床後1時間以内と日中の2回です。しかしこの日中の食事は飼い主が家を空ける場合の考え方で、在宅しているのであれば、約2時間おきに少量ずつ与えるのが理想的です。家を空けている場合は、十分な量のフードを置いて行ってあげてください。

共に生活しないとわからない。実は甘えん坊で可愛いカラス

カラスをペットして飼うには、入手商法や価格、飼育する際のポイントについてお話ししました。

その見た目や雑食性のため、あまり良い印象を受けないカラスですが、家族になるととても愛らしく、人間に甘えてくる姿にメロメロになる方も多いと言われています。大型の鳥類の飼育が大丈夫な環境を整えられるのであれば、飼育はあまり難しくありませんので、ぜひ家族に迎え入れてあげて可愛がってあげてください。

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