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チャボってどんな鳥なの?チャポの生態と特徴・飼育方法を紹介

更新日:2023年12月25日

小柄でチョコチョコと歩く姿が可愛らしいチャボは、国の天然記念物ですが、ペットとして飼育することができます。江戸時代から品種改良がおこなわれており、多くの品種が存在しています。外観の美しさと人懐っこくておとなしい性格から、みんなに親しまれてきた鳥です。

チャボってどんな鳥なの?チャポの生態と特徴・飼育方法を紹介
チャボの飼育で気を配るのは広さと高さの確保です。チャボは運動量が不足するとストレスがたまります。屋内飼育の場合は定期的にケージの外で遊ばせることをします。

チャボは広さの確保ができていれば比較的飼育がしやすいこともあり、古くから親しまれています。

チャボの飼育方法1:飼育環境

屋外、屋内どちらでもチャボの飼育は可能です。屋内飼育の場合は、上部が塞がっており高さのある大きめの犬や猫のケージを使用するとができます。

屋外飼育の場合は、広さと高さのあるケージが望ましいです。3羽の飼育でしたら4畳ほどのスペースを必要とします。

外敵のヘビやイタチから保護するために、ケージの網は目が細かくて丈夫なものを選んでください。

また、一つのケージにオスが2羽以上になると喧嘩をする恐れがありますので、雄を数羽飼育するときには複数のケージが必要になります。

チャボの飼育方法2:餌

トウモロコシなどの穀が主体で細かく砕いたものが適しています。市販のニワトリ用の餌を食べさせても問題ありませんが、口の小さいチャボのために販売されているチャボ専用の餌の方が食べやすく作られています。

卵を産むメスはカルシウムが必要です。貝殻などを細かくすりつぶして穀物の餌に混ぜ合わせるか、市販のものならカルシウムを多く配合しているものを選んで与えてください。餌と水は1日2回朝、夕に与えるのが望ましいです。

砂を食べて胃に溜めておき、エサを胃の中ですりつぶして食べる習性があるので、市販の焼き砂を与えるか、外を散歩させることが必要があります。

チャボの飼育方法3:ヒナから育てる場合の注意点

ヒナの飼育には温度管理が重要となります。雛はとても寒さに弱く、室内温度を35度以上に保つ必要があります。

湯たんぽやカイロなどで一部分を温めるのではなく、ヒヨコ電球などを使い空気全体を温めてください。温度を保つためにケージ全体を毛布で覆うなどの工夫もお勧めします。

水入れの水で羽や体が濡れると雛は弱ってしまいます。水入れは深くて安定感のあるものを選ぶとよいでしょう。

餌は雛に必要な栄養を配合したヒヨコ専用のものを与えてください。自分で食べることができるので、挿餌は必要ありません。

チャボの飼育にかかる費用

チャボの生態や特徴、飼育方法をここまでで紹介しました。さて、ここからは本気でチャボを飼育したい!と考えている方にはぜひチェックしておいてほしい内容です。

ペットなどを家で飼う際、やはり一番知っておくべきなのは飼育費用です。チャボの個体価格だけじゃなく、生涯かかる飼育費用はどれくらいなのか、しっかりとチェックしておきましょう。

価格相場

チャボの価格は品種によって異なります。価格は幅が広く、安い品種で2,000円代から販売されており、珍しく貴重価値が高い品種やペアの販売となると20,000~30,000円程度の金額で販売されています。

チャボはペットショップやホームセンターで購入できます。

初期費用

チャボの飼育を始めるにはケージ、エサ入れ、水入れが必要となります。ヒヨコから飼育する場合は、ヒヨコ電球などを使うことも考えられます。ペットショップやホームセンターで揃えることができます。

室内飼育でしたらケージは犬や猫のケージで高さが1m以上あるものを利用できます。価格は1万円前後から揃えられます。屋外飼育のケージですと、5万円代から販売されているものがあります。

エサ入れ、水入れは各800円程度から販売されており、ヒヨコ電球ですと3,000円程度から購入できるものがあります。

チャボと鶏の違いは?

チャボはキジ目キジ科に属しており、鶏の中の一つの品種名です。犬とプードルの関係のように、動物を表す種目の「犬」がニワトリにあたり、品種を表す「プードル」がチャボにあたります。

ニワトリの中には闘鶏と呼ばれる攻撃的な品種も存在しますが、チャボには獰猛なところは無く攻撃性の低いニワトリです。

チャボの卵は食べられる?

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初回公開日:2019年08月16日

記載されている内容は2019年08月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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