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鳥はなぜカラフルなの?カラフルな鳥や卵までカラフルな理由も紹介

更新日:2024年06月10日

世界のカラフルな鳥を厳選してご紹介しました。羽の色だけでなく、その鳥の特徴についても触れなぜカラフルな鳥がたくさんいるのか、少しでも理解が深まるようまとめました。鳥について詳しくない方や、写真を見て興味を持ったかでもわかりやすい内容となっています。

鳥はなぜカラフルなの?カラフルな鳥や卵までカラフルな理由も紹介
動物園などで見たことある方も多いのではないかと思われるクジャクですが、オスが羽を広げたときの模様や大きさには圧倒されます。

特に、クジャクの中でも最も美しい羽根を持つとして知られているのがインドクジャクです。

クジャクの綺麗な飾り羽は、腰の羽が伸びたもので、目のような模様が並び、その間を縞模様が走っているのが特徴です。

クジャクの派手な羽はオスがのみが持っているものなので、メスは地味にな色合いをしています。

また、オスの羽は求愛の時に広げて見せて、メスにアピールするために使われます。

ハチドリ

世界最小の鳥として知られているハチドリは、全長がわずか10㎝ほどで、体重も2~3gというとても小さい鳥で、主に南北アメリカ大陸に生息しています。

その中でも「アンナハチドリ」は、ハチドリの中でも最も美しいと言われています。その理由は、頭部の色が角度によって濃いピンクや緑、黄色、茶色などさまざまな色に変化することにあります。

より多くの色に変化させられるものが、メスや縄張りを獲得できるため、ハチドリもカラフルなのは主にオスだけだといえます。

ミノバト

ミノバトは、東南アジアを主な生息地とするドードーに近いハト科の仲間で、日本では動物園などでしか見ることができません。

羽の色は個体によっても異なりますが、全体的に綺麗な虹色をしています。なぜこんな派手な色になったのか、詳しくはわかっていません。

しかし、もともと小さな島に生息していたため、天敵も少なく保護色になる必要がなかったためにこのような色になったと言われています。

フジイロムシクイ

フジイロムシクイは、中央アジアから南アジアにかけて生息している、エナガ科の鳥です。日本では見ることができず、その生態も詳しく書かれていないほど珍しい鳥です。

羽の色は、今まで紹介してきたはっきりした色味の鳥とは異なり、とても淡く絵の具で描いたような藤色をしています。

体長も小さいので、その色相まってとてもかわいらしい見た目をしています。

ブッポウソウ

ブッポウソウは日本でも見ることができる夏鳥として、知られています。

羽の色は頭から背中にかけてグラデーションのような綺麗な瑠璃色をいており、くちばしや足のオレンジ色がよく映えます。

カワセミと同じく、メスもオスもどちらも同じ色をしているので見分けるのが難しいですが、色の違いが無い分、見つけやすいのが特徴です。

森林や水辺近くの木がたくさんのある場所に生息しているため、「森の宝石」という別名もあるほど綺麗な鳥です。

ショウジョウトキ

ショウジョウトキは、大きなくちばしと全身を覆っている綺麗な赤い羽根が特徴です。

南アメリカ大陸からブラジル南部にかけての沿岸の、湿地や河川、マングローブ林などに生息してします。

体長は60cmと大きく、子育てはメスオス共に行います。また、メスもオスも同じ色をしているため、見分けるのが難しいです。

ショウジョウトキは同じ種または、別の種とコロニーを作って生活する習性があります。しかし、体の大きさや色ともにとても目立つため、遠くからでも見つけることができます。

アカミノフチョウ

アカミノフチョウは、触角のようなくるんとしたすみれ色の尾と赤、青、黄色、黒などの色とりどりの羽が特徴のフチョウ科の1種です。

赤い羽が背中部分にあり、それが雨具である「みの」に見えたことから、この名前が付けられたそうです。

体長はフチョウ科の中でも1番小さい20cmと小柄ですが、他の種にはない特技を持っています。

それが、お掃除です。求愛をする前にその周りの落ち葉などをお掃除をします。想像すると、とても可愛らしい鳥です。

セグロサンショクヒタキ

セグロサンショクヒタキは、オーストラリアの固有種で、ヒタキ科ですが、日本にいるヒタキよりもサイズは小さめの鳥です。

羽の色は背中や頭部、くちばしにかけて黒く、胸元から腹にかけて紫とピンクを掛け合わせたような、マゼンダ色のようなとても綺麗で可愛らしい色をしているのが特徴です。

しかし、あまり数も多くなくとても珍しい鳥のため、どのような生態なのか詳しいことはわかりません。

シロハラムクドリ

シロハラムクドリは、南アフリカのサハラ砂漠より南に分布し、ひらけた森林や川沿いに生息しているムクドリ科の1種です。

日本のムクドリと同様、大きさはそれぞれ異なりますが、集団で群れを作って生活しています。

オスとメスで体の色は大きく異なりますが、どちらも名前のとおり腹が白いです。

また、オスは頭部から背面、尾っぽにかけて光沢のある紫色ですが、メスはお腹に斑点があるほか、背面が褐色であることが特徴です。

コクホウジャク

コホウジャクは、ハトオリドリ科の1種で50cm以上もある長い尾が特徴の鳥です。

見た目は全身黒くて、一見あまり派手には見えませんが、羽を広げた時に見えるオレンジと白がアクセントのようになり、とてもオシャレです。

また、飛んだ時にひらひらゆれる尾とオシャレな羽の配色がなんとも言えず綺麗なところも魅力の1つです。

この尾は求愛の時にも使われるため、子孫繁栄には欠かせませんが、その派手さから天敵に狙われやすいという欠点もあります。
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初回公開日:2019年08月14日

記載されている内容は2019年08月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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