メンフクロウを怖いと思うのはなぜ？特徴や飼育方法についても解説

メンフクロウは、ペットとして飼育をすることが可能です。ストレスに弱く、完全な夜行性のため、飼育環境を十分に整える必要があります。ここでは、メンフクロウの飼育について注意点を含め説明します。

メンフクロウはペットショップや専門店で入手可能で、値段は約15万円～40万円です。実際に飼育する際には、ケージや止まり木、グローブなどの飼育道具の準備も必要になります。

メンフクロウは寒さより暑さに弱い傾向にあります。夏場は特に風通しを良くして、直射日光が当たらないように工夫が必要です。室温は15～27℃程度を意識しましょう。

フクロウが翼の内側を開いているのは体温上昇のサインの可能性もあるので、調整してあげてください。

猛禽類であるメンフクロウは肉食で、主食は冷凍のマウスやウズラ、ヒヨコで、副食は昆虫などです。これらはペットショップやネット販売にて購入可能で、サプリメントを使用する場合もあります。

メンフクロウのかかりやすい病気として、バンブルフット、熱中症、吸引中毒、感染症胃腸炎などがあるため、簡単に説明します。

バンブルフットは、足の裏の皮膚および皮下組織に起こる異常や感染のことで、食事や環境問題など原因はさまざまです。別名「趾瘤症」とも言います。

熱中症は聞き馴染みがあると思いますが、メンフクロウにおいても注意が必要な病気です。暑さへの耐性があまりないので、温度管理に気をつけましょう。

吸引中毒は空気中に漂う化学物質を吸い込むことで肺に出血が起こる病気です。それにより呼吸困難や二次感染を引き起こします。排気ガスや塗料、芳香剤など鳥類にとっては危険なものが多いため、注意が必要です。

感染性胃腸炎はウイルスによる食中毒で、フクロウの死因の上位に入ると言われている疾患の1つです。食事が原因のため、飼育する際には食事に関する知識を深める必要があるでしょう。

出典：メンフクロウの病気｜ペットスマイルニュースforスモマル
参照：https://psnews.jp/small/p/52504/#8

フクロウには定期的な水浴びも必要です。水浴びには体を清潔に保ち、暑い季節に体温を下げる効果もあります。桶に水を入れたり、霧吹きでかけてあげる方法で、常温の新鮮な水を使用するようにしましょう。

フクロウの耳は左右の高さが違い、これにより正確に周囲の状況を察知することができています。この聴覚の感度を上げるために必要なのが揺れるという動きです。また、視覚に関しても焦点を合わせるために揺れているとも考えられているようです。

メンフクロウはその名前の由来でもあるお面をつけたような顔や、雛の頃の独特な見た目の影響で怖いと言われることが多い鳥のようです。

しかし、雛から適切な環境で愛情をもって育てることで人に慣れ、訓練によりフリーフライトも可能なフクロウでもあります。信頼関係が出来てくると、どんどん可愛く見えてくるかもしれません。