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フクロウ・ミミズク・コノハズクはどう違う?それぞれの特徴も紹介

更新日:2024年10月07日

ペットとして飼えるのはフクロウ?ミミズク?コノハズク?そもそも何が違うのかご存知でしょうか。本記事では呼び方を使い分けている理由やフクロウの生態、飼うことのできる種類を紹介します。フクロウと暮らしてみたい方は、この機会にぜひチェックしてみてください。

フクロウ・ミミズク・コノハズクはどう違う?それぞれの特徴も紹介
ペット用のフクロウは、飼育許可や資格がなくても飼育が可能です。一方、鳥獣保護管理法で飼育が禁止されているので、野生のフクロウを捕まえて育てることはできません。

飼うことのできるフクロウの種類は、アフリカオオコノハズク、メンフクロウ、アメリカワシミミズクなど豊富です。

フクロウは単独行動する鳥類のため、基本的に人に懐くことはありませんが、慣れることはあります。

慣れやすい種類としては、スピックコノハズク、インドオオコノハズク、アフリカオオコノハズク、モリフクロウ、ベンガルワシミミズクなどですが、いずれにしても慣れてほしいのであれば月齢の早い段階から飼うことがポイントです。

フクロウの種類や個体の性格によって臆病だったり、攻撃的だったり、鳴き声が大きかったりと性格や特徴があるので、相性が良く、飼育環境に合ったフクロウを飼いましょう。

またフクロウを飼うにはいくつか課題があります。

まず、フクロウの餌です。フクロウは肉食であり、主にマウスを与えますが、ヒヨコなどの小鳥も食べます。フクロウに必要な栄養は、小動物の骨や内臓にもあるため、人間用の精肉は適していません。

フクロウが食すための小動物は冷凍で売られており、その下処理は人の手で行います。下処理とはマウスを流水解凍したり、カットしたり、ウズラであれば内蔵の処理も必要です。その餌代も、ひと月あたり5,000円から10,000円程度かかります。

飼い主が下処理を続けていけるかどうかと、金銭的にフクロウの餌を維持できるかを考えて飼い始めましょう。

もうひとつの課題は、何かあった時に見てくれる動物病院が少ないことです。特に猛禽類の診察ができるところは限られています。

フクロウは餌を丸飲みして食べるので、餌ではないものも誤飲する可能性がありますし、動物なので不具合も起こります。何かいつもと違う様子のときは楽観視せずに病院に連れて行く必要があります。

そのためには、近くにフクロウを診られる病院があることを飼う前に確認しておきましょう。

フクロウやミミズク・コノハズクについて知ってみよう

フクロウ、ミミズク、コノハズクの違いと、フクロウ目の生態について紹介しました。

飼うにあたって飼い主が乗りこえなければいけないことはありますが、かわいく魅力的な動物です。

飼えるフクロウもたくさんの種類がいるので、性格と飼育環境の合うフクロウを選んでみてはいかがでしょうか。

初回公開日:2022年09月01日

記載されている内容は2022年09月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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