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「キーウィ」という鳥の生態7つ|特徴的な性格や分布など

更新日:2024年07月22日

「キーウィ」という鳥は、果物のキウイフルーツそっくりの外見をした鳥で、ニュージーランドの黒鳥に指定されています。茶色いふわふわした羽毛と丸っこい体が特徴で、愛嬌のある外見がかわいいとを集めています。今回は、キーウィの生態を紹介します。

「キーウィ」という鳥の生態7つ|特徴的な性格や分布など

キーウィとは

「キーウィ」という鳥は、果物のキウイフルーツにそっくりの外見をしている鳥で、ニュージーランドの国鳥に指定されています。

日本ではあまりなじみのない鳥ですが、キーウィはニュージーランドではポピュラーな鳥として親しまれており、マスコット的存在としてさまざまな場面でキーウィの名称が見られます。

今回は、日本ではあまり知られていないキーウィの生態について紹介します。

正式な表記はキウイ?キーウィ?

キーウィはしばしば「キウイ」とも表記されますが、本来の発音に近いのは「キーウィ」といわれています。

原語の正しい発音というものは存在しますが、日本語に組み込まれた外来語は表記揺れがある場合が多いので、カタカナで書かれたままの発音をするのが正しいと見なされます。このことを踏まえると、「キウイ」と「キーウィ」はどちらも日本語表記では正しいといえます。

果物の「キウイ」の語源

果物のキウイフルーツは、キーウィが語源となって名付けられました。

キーウィという名前は、ニュージーランドの先住民族であるマオリ族が、「キーゥィ」という口笛のような鳴き声で鳴いていたことにちなんでキーウィと名付けたといわれています。

その後1959年に、ニュージーランド固有の果物であるキウイフルーツがアメリカに輸出される際、キーウィにちなんで「キウイフルーツ」と命名されました。

キーウィの生態7つ

キーウィはニュージーランドではとてもポピュラーな鳥ですが、ユニークで愛嬌のある姿をしているので、日本でもが高い鳥の一種に挙げられています。

ニュージーランドのみならず世界中から愛されているキーウィですが、実際にはどのような生態をしているのでしょうか。キーウィの7つの生態を紹介します。

生態1:ニュージーランドに生息

キーウィはニュージーランドに生息するニュージーランド固有種です。

キーウィはニュージーランドではとても親しまれており、ニュージーランド人が話す英語のことを「キーウィ・イングリッシュ」と読んだり、2ドルコインにもキーウィの姿が描かれています。また、企業名や店舗名にもキーウィという言葉が多く使われています。

キーウィはニュージーランドの人々の間で象徴的存在として、愛されていることが伺えます。

生態2:人懐っこい

キーウィは人懐っこい鳥としても知られています。

ニュージーランド固有種であるキーウィは天敵がほとんどおらず、好奇心旺盛な性格をしています。人間が近づいても警戒せず、興味を持って近づいてくることも多いです。

ニュージーランドのバードセンターでは、キーウィが積極的に近づいてきたり、人間のあとを一生懸命ついてくる姿もよく見られます。

生態3:大きな卵を産む

キーウィは大きな卵を産むことで知られています。

キーウィのメスは2キロほどの大きさですが、平均して体重の4分の1程度の大きな卵を産みます。キーウィが大きな卵を産むのは、大型の鳥類が祖先だったということが理由と考えられており、体だけが小型化しているが、祖先の名残で体に対して大きな卵を産むのだという説が有力です。

生態4:速く走れる

キーウィは強靭な脚を持っているため、速く走ることができます。

キーウィは翼がない鳥で、外見上確認することができないほど退化しています。近くに寄ってもほとんど目立たず、羽毛をめくった下におよそ5センチほどの翼が隠れています。

翼が退化した分脚力が非常に発達しており、同じくらいの大きさの鳥と比較しても、かなり丈夫な脚をしているため、とても速く走ることが可能です。
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初回公開日:2018年11月12日

記載されている内容は2018年11月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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