セキセイインコは性格が悪い？性格が悪くなる原因3つとしつけ方法

セキセインコは、オウム目インコ科セキセイインコ属のオーストラリア原産の小型のインコです。

体長は18㎝～23㎝で、5000種以上の体色があります。オス・メスの区別は、成鳥になってからの嘴の根本で判別できます。

頭が良く、しゃべるようになる所がで、「インコ臭」と呼ばれる独特の臭いもがあります。

野生のインコは、オーストラリア内陸部で大小さまざまな群れで生活しています。

野生のインコの餌である植物の種は、雨期の後に豊富になるため繁殖が盛んになります。ペットのセキセインコにも年に2度の発情期がありますが、飼い方によっては1年中発情することもあります。

病気にもつながりやすいので発情抑制が重要です。

とても人になつきやすく手乗りインコになること、そして何より、小型のインコの中で最もしゃべるようになることが特徴です。

鳴き声についても、集合住宅でも問題にならない程度なので飼いやすいペットとしてがあります。色や模様もさまざまで、並セキセイ、高級セキセイに分かれます。大型のセキセイインコもです。

セキセインコは、鳴き声としぐさで機嫌などがわかります。機嫌がいい時は鳴き声も元気が良く、止まり木を行ったり来たり、首振りを上下にしたり、身体を左右にゆすったりします。甘噛みは甘えたいサインです。

目つきが鋭くなって餌を吐き戻す時や、低い姿勢で羽を広げたりお尻をこすりつけたりするのは発情期のサインです。

セキセイインコの寿命は、平均7～8年です。大切に飼うと10年以上生きてくれます。長生きのためには、病気の予防が何よりも大切です。

水は常に清潔なものにし、適切な量の餌と適切な運動などによるストレス発散も重要です。また、発情抑制をしてホルモンバランスを整えることが、病気の予防と悪い性格にしないコツです。

時として、セキセイインコがよく噛むようになったり、ヒステリックに鳴いたり、人なつこいどころか攻撃的な様子を飼い主に見せ始め、性格が悪いと感じることがあります。

そんなセキセイインコの様子をみて「性格が悪い」と人間は考えます。しかし、セキセイインコは本当に性格が悪いのでしょうか。

攻撃的でヒステリックに鳴き、人を困らせる性格の悪いセキセイインコになるのは発情期や換羽期、「人間より偉いとインコが誤解した時」と言われています。

また、オス・メスで性格の違いもあるので、ポイントを押さえて上手に対応しましょう。

セキセイインコは、性別で性格が違います。オスは動きが活発ながらもおっとりしていて、メスは臆病でやや神経質なせいか、噛みつきやすいなど、攻撃的な一面があります。

しゃべるセキセイインコは断然オスの方が多いですが、求愛行動で鳴くのが上手なためです。ただし、発情期は吐き戻しや悪い行動が目立ちやすいです。

非常に活発に動くオスは、穏やかな性格で、よくさえずり、よく喋ります。人なつっこく甘えん坊で、寂しがり屋なので人に構ってもらうのが好きで、おもちゃでもよく遊びます。

ただし、発情期になると攻撃的になることがあります。遊んであげない、声掛けなどに対応しないなどすると、性格が悪いインコになる傾向があります。