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猫が舐めてくるのはなぜ?猫が飼い主を舐める8つの理由と心理

更新日:2024年03月06日

猫が舐めてくるのには色々な理由がありますが、ほとんどの場合が飼い主に甘えたい時や構ってほしい時です。就寝時に顔を舐めてくる場合がありますが、猫の舌はとてもザラザラしているので目が覚めてしまうでしょう。また猫は綺麗好きなので、一日の大半が毛づくろいで終わります。

猫が舐めてくるのはなぜ?猫が飼い主を舐める8つの理由と心理

猫は舐めるのが好きな動物

猫は活動時間の約1/3以上は、飼い主の手足を舐めてくると言われています。猫は約14時間睡眠を取り、起きている時間の1/3というと3時間以上となるので、人間に換算すると約5時間以上は舐めてくるという計算です。

猫が飼い主を舐めてくるとき以外では、毛づくろいをする際に体を舐めることが多いです。まずは前脚を濡らしてから頭や顔を毛づくろいします。前脚と肩回りの毛づくろいが終わったら、お腹や腰、後ろ足を舐めて終了です。

猫が飼い主の手や足を舐める8つの理由

時々ですが猫は飼い主を戸惑わせるほど、長い時間舐めてくることがあります。気分によって舐めてくる場所は違いますし、舐めてくるタイミングもバラバラです。

猫が飼い主を舐めてくる際に、どんな気持ちで行っているかを理解していると愛猫との距離を一気に縮めることができるでしょう。飼っている猫の性格によって解釈が多少異なりますが、ここからは猫が飼い主を舐めてくる理由について詳しく見ていきましょう。

猫が飼い主の手や足を舐める8つの理由

  1. セルフグルーミング
  2. 狩猟本能や防衛本能
  3. 自分の匂いを消すため
  4. 体を綺麗にする
  5. 体温調節するため
  6. お尻をなめる
  7. リラックスするため
  8. ビタミンDで健康維持

猫が飼い主を舐める理由1:セルフグルーミング

猫はとても綺麗好きな動物です。猫が飼い主を舐めてくる行動はグルーミングといい、これは猫は元々狩りをして暮らしていく習性から、獲物にばれないように体の匂いを取るために行う習性です。なので猫は、常に飼い主や自分の体を舐めることで体を清潔に保ちます。

健康的な猫は体臭がほとんどしないので、フケや臭いが気になる場合は病気にかかっている可能性があるため、動物病院に連れていきましょう。

猫が飼い主を舐める理由2:狩猟本能や防衛本能

猫が飼い主を舐める理由は、猫には元々、狩猟本能や防衛本能があるためです。猫は元々狩りをして生きている動物で、捕食した動物の血を拭き取るために、ザラザラな舌を使って体を清潔に保つ習性があります。

猫の毛づくろいは猫の先祖から受け継いでいる習性で、狩猟本能や防衛本能に基づいた行動です。現在は飼い猫がほとんどで、専用の餌を食べながら生きている現代でも、毛づくろいは猫には色々な役割があります。

猫が飼い主を舐める理由3:自分の匂いを消すため

猫は元々狩りをして生きる動物なので、獲物に自分の存在を察知されないように体を舐めて臭いを消しています。ペットとして室内で飼っている猫には狩りをする必要がないため、本能的に匂いを消していると考えるのが妥当でしょう。

飼い主さんから普段とは違う匂いがした場合は、体を舐めてくることがほとんどです。猫は変化を嫌がるため、知らない匂いがした場合は舐める傾向にあります。

猫が飼い主を舐める理由4:体を綺麗にする

猫の舌はざらざらしている印象がありますが、これは猫の舌には突起がたくさんあるためです。舌の突起が自分の体に付いた汚れや抜け毛を舐め取ることで、皮膚炎や毛玉になるのを防いでいます。

また猫の唾液には殺菌の効果があるため、身体を清潔に保てるのが特徴的です。

猫はとてもきれい好きなので、体を舐めると同時に自分の毛並みを揃えます。これは人間が入浴して、体の汚れを落とすのと一緒です。

猫が飼い主を舐める理由5:体温調節するため

猫は人と違い汗腺が少ないため、汗をほとんどかきません。代わりに体を舐めることで、唾液を蒸発させ体温を下げるようにしています。冬のような寒い時期には体毛に空気を取り込み、熱を取り込むようにしているのが特徴的です。
次のページ:猫が舐めてくるタイミングによって理由は変わるのか?

初回公開日:2019年08月02日

記載されている内容は2019年08月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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