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猫が背中を丸める5つの理由|猫の気持ちを感じとってあげよう

更新日:2024年08月22日

猫は日常生活の中でさまざまな仕草をします。それが猫の表現方法の一つであり、飼い主とのコンタクトをとる手段と言っても良いでしょう。表現のひとつに猫が背中を丸める仕草があり、なぜ背中を丸めるのかいくつかの理由を詳しくご説明します。

猫が背中を丸める5つの理由|猫の気持ちを感じとってあげよう

背中以外でわかる!甘えたいときにする行動3:すりすりと寄ってくる

甘えてくる猫は背中を丸める格好で、飼い主にすりすりと寄ってくることがあります。いろいろな甘え方がありますが一番は身体を摺り寄せて、甘えた声で鳴き、飼い主に自分をかまってほしいと表現する甘え方があります。

背中を丸める仕草でなくても足元にすり寄ってきたりする行動でコミュニケーションを図ろうとする猫も多くいます。

子猫の時と違い成猫になると声の表現力にも増して自分の体全体で意思表示をしてくれるので非常にわかりやすりと言えるでしょう。飼い主は甘えた時にしっかり甘えさえてあげる必要があります。

背中以外でわかる!甘えたいときにする行動4:わざといたずらをする

猫は非常に俊敏な動きをするかと思えば、一日中ゴロゴロと動かないときもあり、見ている者を愛くるしいと感じさせる動物です。

しかしいたずら好きな猫もおり、飼い主にかまってほしい時や、ご飯が欲しい、何かしてほしいなどの要求がある際は特にわざといたずらをします。

よくある光景の一つにティシュペーパーを箱から上手に取り出したり、飼い主を噛んでみたりといろいろないたずらを思いつきます。

猫と適度に遊ぶ時間を設けてストレスなく甘えさせてあげましょう。

背中以外でわかる!甘えたいときにする行動5:ふみふみする

背中を丸める格好の甘え方以外に、飼い主の足元やお腹の上に乗って、両足で足踏みをする行動も甘えたい仕草の一つといえるでしょう。

猫はとても気まぐれな動物ですが、甘えたいときなどは飼い主や仲間の猫の近くに近寄ってきます。

お腹の上で足踏みをしながら、頭を撫ででほしい、さすってほしい、エサが欲しい、などかまってほしい状況を知らせようとします。

足踏みをしながら、喉をゴロゴロと鳴らす猫もいます。また、猫も足踏みしながら気持ちの良い場所や居心地の良い場所を探します。

背中以外でわかる!甘えたいときにする行動6:瞳孔が開く

背中を丸める格好で甘えてくる以外に、猫の目を見ていると「甘えた仕草」をしているとわかることがあります。

長く一緒に生活しているとその猫の性格や、生活リズム、要望を少しずつ理解できるようになります。

飼い主の顔をしっかり見ながら、甘えた声を出し見つめてくるときに瞳孔が開くことがあります。これも「甘えた仕草」といえるでしょう。

日頃から猫の表情をしっかり把握して猫の発する鳴き声や目の瞳孔、仕草などから何をしてほしいのか察知してあげられる飼い主は猫にとって自分を理解してくれる信頼できる存在となります。

背中以外でわかる!甘えたいときにする行動7:毛づくろいをしてくる

ほとんどの動物は、安全且つ安心できるところ、または、信頼のおけるところにしか近づいていきません。

猫は甘えるときに背中を丸める格好で表現する以外に毛づくろいをするケースもあります。毛づくろいとは猫にとってリラックスでき自分を清潔に保つために必要不可欠な行動のひとつです。

毛づくろいを相手にしてあげるという行為は、猫にとっての絶対的な信頼感や安心感の表れです。

時間をかけてお互いの生活環境を快適にし、猫が安心していれる場所をつくることで飼い主に対しても毛づくろいをしてくれるようになるでしょう。

耳の感情表現

猫の耳は、背中を丸める仕草と同様に猫の感情を表現するアイテムのひとつです。

飼い主にとって耳の動きを把握することは飼い猫の気持ちと健康状態を知るうえで大切な事です。ここでは耳の動きについて詳しく説明します。

耳の感情表現1:ピンと立ててまっすぐに前を向いている

猫が「興味」をしめしている、または「警戒」しているときにする仕草で耳をピンと立ててまっすぐ前を向く仕草があります。

家の中などの安心できる空間でこの行動に出るときは、音の聞こえる方向にとても興味深い「何か」があるときと言えるでしょう。

例えば飼い主が帰宅してきた時の音などを指します。逆に、室外では「警戒」に変わり、普段より神経質になって周りの状況を把握しようと耳を立て「音」で状況を理解しようとします。

背中を丸める仕草と耳の動きを合わせて「興味」あるいは「警戒」を示しているのかが判断できます。

耳の感情表現2:横に向けて寝かせぎみ

耳を横に向けて寝かせ気味にしているときの猫の感情は、背中を丸める格好をしゴロゴロと喉を鳴らしてリラックスしているときと同じく気持ちの良い状態を示しています。

猫はとても警戒心の強い動物です。自分が安心してくつろげる空間とリラックスできる環境でないと、なかなか気持ちのよい状態ではいれません。

飼い主に甘えてくるときなども耳を横に向けて身体を摺り寄せてきます。飼い主は猫の合図をしっかり理解し甘えてきた時は、頭やお腹を撫でてあげたり愛情たっぷりにかまってあげることが必要です。

耳の感情表現3:真後ろに向けて伏せる

猫の耳が真後ろに向けて伏せてある状態は、「警戒」「恐怖」「怒り」などを示す行動です。背中を丸める仕草で毛を逆立てているときと同じような動きをします。

自分のテリトリーに何か危険と感じるものが入り込んできた時や、突然大きな音がしてびっくりしたり、不快な思いをしたときにこのような行動に出ます。

とても神経質になっている状態のため、飼い主はむやみに触ろうとするとひっかかれたりするため注意が必要です。

不快や恐怖に思っていることを理解し、不安材料を取り除いてあげる努力が必要です。

耳の感情表現4:後ろに伏せているが耳先は上向き

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初回公開日:2019年08月17日

記載されている内容は2019年08月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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