マンチカンは突然死が多い？かかりやすい病気や長生きさせる方法も紹介

見た目の可愛らしさや人懐っこさからマンチカンを飼育したいと考える方も多いですが、マンチカンを長生きさせるためには病気を防ぐ以外にも重要なことがあります。

突然死のリスクを軽減させるためにもしっかりとポイントを押さえて、マンチカンにとって居心地の良い快適な環境を整える事が大切です。

ここからはマンチカンを長生きさせるための方法についてご紹介します。

不妊手術を受けることで発情のストレスを無くすことが出来ます。猫は年に複数回発情する動物なので、このストレスがなくなれば身体的な負担を軽減できることがメリットです。

特に、前記にも挙げた猫伝染性腹膜炎はストレスが発症のきっかけとなることもあるので、ストレスの軽減はマンチカンの長生きのためにはとても重要な要素だといえるでしょう。

他にも精巣や卵巣の病気、乳腺腫瘍など性別特有の病気を防ぐことができる、望まない妊娠を防ぐなど様々なメリットがあります。手術は可哀想と思われる方も多いですが、長生きさせるには前向きに検討する必要があるといえます。

安全な環境での生活はストレスの軽減につながることや、交通事故や他の猫との喧嘩などで怪我を負う危険性も無くなります。また、野良猫と接触することで感染する病気を防げることもポイントです。

猫は犬と違って散歩の必要もなく、室内でも充分幸せに暮らす事ができる動物です。マンチカンは足が短いので、段差の低めのキャットタワーを用意したり、おもちゃ等で遊んだりしながら適度に運動できる環境を整えるようにしましょう。

猫は窓から外を見るのも好きなので、窓際にくつろげるスペースを作るなどして外の景色を楽しめるようにするのもおすすめです。

マンチカンには突然死が多いというイメージが持たれていましたが、その理由は遺伝子的な要素が強いということがお分かりいただけたでしょうか。

もちろん健康そのもののマンチカンもたくさんいますので、全てのマンチカンが当てはまる訳ではありませんが、病気についての予備知識や飼育時の配慮などの有無でも寿命に関わってくる部分は大きいでしょう。

マンチカンは人気がある反面、今でも不正な交配をされるケースが後を絶たないといいます。マンチカンを飼ってみたいけれど突然死のリスクをなるべく回避したいという方は、信用できるブリーダーの元から引き取るのも一つの手段です。