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兄弟猫は仲良しなの?ストレスを与えない猫の多頭飼いの方法

初回公開日:2020年02月18日

更新日:2020年09月20日

記載されている内容は2020年02月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

猫は多数の子を生むため、兄弟が必然的に多くなります。兄弟猫は顔もしぐさも似ていて仲が良いのが一般的ですが、ケンカをしたり、一緒にいるのを嫌がったりすることもあります。兄弟猫を仲良く飼う方法やストレスを与えない方法、一緒にいるのを嫌がる場合の対処法を紹介します。

兄弟猫は仲良しなの?ストレスを与えない猫の多頭飼いの方法

兄弟猫の特徴

兄弟猫は仲良しなの?ストレスを与えない猫の多頭飼いの方法
※画像はイメージです
猫の兄弟の特徴は、人間の兄弟の特徴よりはっきりとしています。

猫は一度の出産で平均5匹を産み、生涯に6~7回出産します。ですから兄弟でも、双子や三つ子などのように同じ遺伝子を持つ兄弟の確率が多くなります。

兄弟猫の特徴1:顔が似ている

猫の兄弟は同一の遺伝子を持つ確率が高いので、顔が似ているということが一番の特徴です。

毛の色や瞳の色、耳や鼻、口の形などがそっくりで、名前を付けても間違えてしまうこともよくあります。

ただ、猫は一度に複数匹を産みますが、必ずしもすべてが同じ父猫とは限りません。

多胎動物といって、1回の妊娠で違うオスの子供を同時に出産できるからです。同じ父親の遺伝子を持つ猫どうしが特によく似ています。

兄弟猫の特徴2:しぐさや行動が似ている

猫の兄弟は、顔だけでなくしぐさや行動が似ているのも特徴です。喜怒哀楽の表情や鳴き声、毛づくろいのしかたや歩き方、走り方などの行動がそっくりです。

人間の双子などもそうですが、同じ遺伝子を持っていればしぐさや行動が似るのは当然と言えば当然のことでしょう。

産まれてから同じ環境のなかで育つので、お互いの行動を見よう見まねで似た行動をとるようになることもあります。

兄弟猫の特徴3:仲がいい

猫の兄弟は、血縁の無い猫を相手に喧嘩するのと同じように、兄弟同士でも縄張り争いをすることがあります。人間と同じで、仲の良い兄弟もいれば仲の悪い兄弟もいるでしょう。

猫は血縁意識があまりなく、母猫でさえ離れて暮らしていると少しずつ記憶から無くなっていくそうです。兄弟であれば、なおさら血縁の意識は薄いものなのでしょう。

兄弟猫を仲良く飼う方法

兄弟猫は仲が良いのが普通ですが、時には喧嘩をすることもあります。そんな兄弟猫を仲が良い状態で飼うための方法を5つ紹介しましょう。

飼い始めの習慣などが肝心なこともありますので、参考にしてください。

兄弟猫を仲良く飼う方法

  1. 最初はケージに入れて対面させる
  2. 留守の間はケージへ入れる
  3. 爪を切る
  4. お互いの猫の匂いをつけあう
  5. ケンカに見えてもむやみに手を出さない

兄弟猫を仲良く飼う方法1:最初はケージに入れて対面させる

兄弟猫といっても、最初は別々のケージに入れて対面させると良いでしょう。人間もそうですが、初めての出逢いですぐに仲良くなったりすることはあまりありません。

少し離れた接触できない距離で、お互いを観察させましょう。ケージの中で威嚇しあうこともあるでしょうが、だんだんと落ち着いて触れあいたいような気配が見えてきます。

長くても2週間もすればケージから出しても問題ないでしょう。仲良くなるにはある程度の時間がかかるので、焦らず見守ることが大切です。

兄弟猫を仲良く飼う方法2:留守の間はケージへ入れる

ケージから出して特に問題がなくても、2週間程度の間で留守にする時は必ずケージに入れるようにしましょう。

猫は気まぐれと言いますが、仲良くしているように見えても、いつ喧嘩をしだすかわかりません。

じゃれあう程度なら良いのですが、子猫の喧嘩でもケージの外の開放感からとんでもない大騒ぎになることもあります。

万が一のこともあるので、猫はケージに入れて留守番させるようにしましょう。

兄弟猫を仲良く飼う方法3:爪を切る

兄弟猫はお互いに慣れてくると、じゃれあったり甘噛みをするようになって遊びますが、興奮して爪で相手に怪我をさせてしまうこともあります。

せっかく仲良くなったのに、怪我で警戒心を抱かせては苦労が台無しです。

爪による怪我を防ぐために、伸びた爪はしっかりと切ってあげましょう。猫は爪切りを嫌がることが多いので、切るときは時間をかけないで1~2本ずつ分けて切ってあげてください。

丁寧に爪の形を整えるのではなく、爪の先端の細くなっているところを一度で切ることを心がけましょう。使いやすいのはギロチンタイプの爪切りです。

兄弟猫を仲良く飼う方法4:お互いの猫の匂いをつけあう

猫には、仲良くなるとお互いの体をこすりつけて匂いを交換する習性があります。人間に対して頭をこすりつけてくるのも同じ習性によるものです。

この匂い交換の習性を助けてあげると、兄弟猫が仲良くなるのが早くなります。

猫が使っているタオルなどを使ってお互いの猫をなでてあげることなどで、この匂い交換の効果を促進させてあげることができます。

兄弟猫を仲良く飼う方法5:ケンカに見えてもむやみに手を出さない

兄弟猫を仲良く飼う方法で注意したいのは、猫がケンカをしているように見えてもむやみに手を出さないことです。ただじゃれあって遊んでいるだけかもしれないからです。

猫が怒って本当にケンカしている時は、牙をむき出しにして「シャー」と鳴いたり、全身の毛を逆立てて背中を丸め、しっぽをタヌキのように膨らませている時です。

ただそんな時もすぐに仲裁に入ることはせず、まずはそっとしておいて、少し時間をおいてから様子を見るのが一番です。

兄弟猫を飼う時にストレスを与えない方法3つ

猫の兄弟を飼う時には、食事やトイレ、寝る場所など生活面でのストレスがたまる場合があります。そんな兄弟猫を飼う時にストレスを与えない方法を3つ紹介します。

猫になるべくストレスを感じさせずに、仲良く暮らせるように心がけましょう。

兄弟猫を飼う時にストレスを与えない方法3つ

  1. トイレの数を増やす
  2. トイレやご飯へのルートは複数確保する
  3. 乱暴な猫には鈴をつける

ストレスを与えない方法1:トイレの数を増やす

兄弟猫に限りませんが、複数の猫を飼う時にストレスを与えない方法の一つに、トイレの数を増やす方法があります。

用を足したい時にトイレがふさがっていると、人間でもストレスになります。

また猫は、他の猫の匂いが付いたトイレは使いたがりません。複数の猫の場合、トイレの数は猫の数と緊急用の1台を足した数を用意するのが理想的です。

1階、2階と猫が移動するような場合は、両方の階にトイレを用意してあげましょう。

ストレスを与えない方法2:トイレやご飯へのルートは複数確保する

複数の猫を飼う時に注意したいのは、トイレやご飯を食べるところまでのルートを複数確保することです。

トイレをせっかく増やしても、そこにたどり着くためのルートが1本だけしかない場合、そこに仲の良くない猫が座っていたり障害物があったりすると、猫はトイレなどに行くのを我慢してしまうことがあります。

トイレやご飯は、1本ではなく複数の他のルートからもたどり着けるような場所に設置するのが重要です。一度顔を床に近づけて、猫の目線になって動線を見てみるのも良いでしょう。

ストレスを与えない方法3:乱暴な猫には鈴をつける

兄弟猫など複数の猫を飼っているとなかには乱暴な猫もいますが、そのような乱暴な猫には鈴をつけておきましょう。

どの猫が乱暴なのかは猫たちも分かっているのですが、匂いや気配では分からない離れたところにいても鈴をつけていれば居場所が分かります。

鈴は首輪につけますが、首輪はちょっとした拍子にどこかに引っかかってしまって大きな事故につながることがあります。圧力がかかると外れるような首輪を選びましょう。

どうしても一緒にいるのを嫌がるときの対処法

猫の兄弟は、仲が良くてもどうしても一緒にいるのを嫌がることもあります。そんな時はどう対処したら良いでしょう。

猫の性質は、気まぐれで自尊心が高いのが特徴です。それぞれの猫の生活圏を尊重した環境づくりが大切です。

嫌がるときの対処法1:部屋を分けてあげる

猫同士が一緒にいるのを嫌がる場合は、部屋を分けるなどして隔離してあげましょう。猫は他の猫が入り込まない自分だけの空間で、安心してくつろぐ動物です。

ケージやキャットハウス、あるいは猫タワーなどを別にしてあげるだけでも良いでしょう。

自分の匂いが染みついたところで、ストレスなく気ままに過ごすことができ、精神的にも落ち着いてきてケンカをすることも少なくなります。

嫌がるときの対処法2:猫タワーなどで段差をつけてあげる

猫が一緒にいるのを嫌がる時は、猫タワーなどで高さの違う段差をつけてあげることも効果があります。

猫タワーでなくても高さの異なる家具などを利用して休息できる居場所を作ってあげると良いでしょう。

高さが異なる居場所があるだけで、猫にとっては空間が格段に増えて家が広くなったように感じられ、他の猫の存在もそれほど気にならなくなります。

嫌がるときの対処法3:隠れることのできるスペースを作ってあげる

猫が一緒にいるのを嫌がる時は、隠れることができるスペースを作ってあげるのも一つの方法です。人間もそうですが、一人で孤独になれるスペースは必要です。

部屋の隅とかソファやベッドの下、あるいは家具の間や家具の上など、他の猫の目に付かないようなところを作ってあげましょう。

誰にも邪魔されないスペースで猫は至福の時を過ごすことができます。

兄弟猫を飼うときは環境を整えよう

猫の兄弟を飼う時には、それぞれの猫の生活圏を尊重した環境を整えることが大切です。

産まれた時からしばらくは別々のケージで育てたほうが良いですし、トイレや食器も専用で使えるようにしたほうが良いでしょう。

気まぐれで気高く自尊心の高い猫が、満足してストレスフリーの暮らしを過ごせるように、できる限りの環境を整えてあげましょう。

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