犬が散歩を好きな理由8選｜散歩の時間や距離は犬種に合わせて！

犬が散歩を好きな理由の3つ目は、社会性を身につけられるからです。

上の、散歩は「庭では意味がない」の部分でも説明しましたが、愛犬との散歩の中で、ほかの犬や車、通行人と触れ、慣れていくことで彼らは社交性を身につけ、経験を積ませることも散歩では大事で欠かせないことです。

犬が散歩を好きな理由の4つ目は、日光浴ができるからです。室内飼いの愛犬だと、十分な日光を浴びることができないことが多いことでしょう。しかし、散歩によって日光不足を補うことができます。

犬も人間と同じで、日光を浴びることで成長ホルモンやセロトニンが分泌促進されます。

成長ホルモンは若返りホルモンとも呼ばれ、セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれ、体調を整えるのに重要な役割を担っています。

犬が散歩を好きな理由の5つ目は、友達の犬と会えるからです。特に子犬のころに社会化ができていないと、怖がりな性格になってしまいます。

そこで散歩の道中に出会う犬と仲良くすることで、社会性が身につき、それだけではなく、犬同士で遊ぶことでストレス軽減につながったり、飼い主同士も仲良くなれるというメリットも存在します。

犬が散歩を好きな理由の6つ目は、ストレス発散ができるからです。あなたのストレス発散方法はなんですか？何かおいしいものを食べたり、音楽を聴いたり。それは犬も一緒です。

飛びついてきたり、噛みつき行為だけでなく、しっぽを振るなどの行為も散歩に行きたいという合図の可能性があります。

室内飼いの愛犬はもちろん、外で飼っている愛犬も普段と違った刺激を与える意味として散歩をして、うまくストレス発散を行いましょう。

犬が散歩を好きな理由の7つ目は、マーキングの確認です。

犬が片足をあげておしっこをいろいろなところに引っ掛ける行為、それがマーキングです。マーキングをする理由は、自分の縄張りを主張するためです。

また、縄張りを主張するだけでなく、あいさつの意味合い、ストレスによってしてしまう時もあります。

このマーキングは、しつけがなっていないと家のあらゆる場所におしっこをひっかけてしまうことになるため、犬を飼う際のデメリットとしても挙げられます。

しかしマーキングは愛犬からあなたへの何かのメッセージの場合もあります。散歩中、普段はマーキングをしない場所にしてしまったときは、何か変化や異変がある可能性があります。

散歩中、マーキングをした時間帯や物に注意を向けることで、愛犬の変化や異変に気づくことができるでしょう。

犬が散歩を好きな理由の8つ目は、外の情報を知れるからです。

犬は人間と一緒で同じ環境下では退屈してきたり、ストレスが蓄積したりします。散歩を通じて外の情報を知ることで、ストレス軽減や、社会性を身につけることができます。

犬は散歩が大好きな生き物、そうおもっていたのに、「うちの子は散歩が好きじゃないかも？」とおもったことはありませんか？

それはもしかしたらあなたの愛犬に適した散歩の時間や距離ではないのかも…？

これから犬種に合わせて、適切な散歩の時間や距離を紹介していきます。きっとこれを読めば、あなたの愛犬に適した散歩の目安が分かり、散歩を好きにさせることができるでしょう。

まずは大型犬の最適な散歩の時間や距離について説明していきます。大まかな目安として、距離は3～4kmほどで、時間は30～60分程度です。

後の説明でわかるようになりますが、犬は体格が大きくなるにつれて散歩の適した距離や時間は伸びます。

次に中型犬の最適な散歩の時間や距離について説明していきます。大まかな目安として、距離は2～3kmほどで、時間は30～40分程度です。

大型犬よりは散歩の時間も距離も短いですが、比較的長い時間、距離を必要とします。