人見知りの犬の性格とは？人見知りを克服させる方法もご紹介！

活発でフレンドリーなイメージのある犬ですが、実際には人見知りをする犬も少なくありません。犬が人見知りをすることに対して心配する飼い主もいますが、実は犬は人見知りをしやすい動物とも言われています。

本記事では、人見知りする犬の性格と克服方法について解説していきます。この記事を読んで犬の習性や性格を理解し、適切な対応をしてあげましょう。

愛犬が人見知りをすることに対して「なんでうちの子はこんなに臆病なの」「他の人や犬とも仲良くできたらいいのに」と悲観的になってしまう飼い主も少なくありません。

このように飼い主が思うのは、犬は社交的ですぐに懐くというイメージが強いからでしょう。しかし、実際には犬は人見知りをしやすい動物なので、過度に心配する必要はありません。人見知りをする犬は少なくありませんし、それも個性のひとつと考えておきましょう。

犬は生後3ヶ月を過ぎると人見知りをするような習性を持っています。犬は本来生後3ヶ月頃まで巣穴の中で母親や兄弟と過ごすので、見るもの触れるものを敵と認識しません。

しかし生後3ヶ月が過ぎ巣穴から出るようになると、外で見るものは警戒の対象となります。初めて見るものに対して警戒心を持たなければ、自然界では生き残っていけないからです。犬が人見知りをするのは、その習性によるところが多く当たり前のこととも言えます。

吠える、逃げる、震える、目を見るといった行動をしたときには、犬が人に対して警戒しているサインになります。

人見知りをする犬には、このように初対面の人に対して見せる決まった行動パターンがあります。ここでは、これらの行動パターンについて詳しく解説していきます。人見知りの犬を性格を知っておくことで、犬に対して冷静な対応ができるようになるでしょう。

犬は、もともと「吠える遺伝子」を持っているので、驚いたり危険を感じたりすると、吠えることで相手を威嚇する性質があります。

もともと吠える習性を持つ犬ですが、人見知りする犬はより激しく吠えてしまうことが多いです。吠えること自体は悪いことではありませんが、あまりにひどいと吠えられた人はびっくりしますし、犬自身も疲れてしまうでしょう。

人見知りする犬は、初対面の人に対して驚きや恐怖を感じると走って逃げだしてしまうことがあります。

特に子供は、思いもよらぬ行動をしたり突然大声を出したり、強い力で触ることがあるので、苦手に感じる犬も少なくありません。しかし、危険から逃げようとするのは動物の本能であり犬として当然の行動とも言えます。

他の犬や人に出会ったとき体が震えるのは、犬が恐怖や緊張を感じているサインです。人も緊張したときや恐怖を感じたときには体が震えることがありますが、犬にも同じことが言えるのです。

特に部屋の中など閉鎖空間にいるときは、恐怖を感じても逃げ出すことができないので震えてしまうことが多いです。愛犬が震えている時には、恐怖を取り除いてリラックスできるように対処してあげましょう。