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人見知りの犬の性格とは?人見知りを克服させる方法もご紹介!

更新日:2024年09月09日

愛犬の人見知りを気にする飼い主も多くいますが、犬はもともと人見知りをする習性を持った動物です。犬が見せる人見知りのサインを理解し、適切な人見知り克服法を実践していきましょう。なかなか人見知りが直らなくても、無理をせずに気長に待つことが大切です。

人見知りの犬の性格とは?人見知りを克服させる方法もご紹介!
犬にとってじっと目を見ることは敵意の表れです。人の目をじっと見つめている場合、その敵意の奥には強い緊張がある可能性が高いです。知らない人が接近してきたことによる恐怖で緊張し、それが敵意になって現れるのです。

犬にとって目を合わせることは喧嘩の合図でもあるので、犬からの視線を感じたらまずこちらは目線を外しましょう。目線を外すことで敵意がないことを犬に伝えることができます。

人見知りを克服する方法

ここでは、犬の人見知りを克服する3つの方法を紹介します。人見知りをしている状態は、犬にとってストレスを感じている状態でもあります。犬には人見知りしやすい習性があることを理解し、適切な方法で人見知りを克服してあげましょう。

また、犬も人のようにその性格は十人十色なので、焦ってしつけようとせず気長にゆっくり克服していくという気持ちを持っておきましょう。

人見知りを克服する方法1:子犬のころから人と触れ合わせる

犬は生後3ヶ月頃までは初めて見るものに対して敵意を持たないので、子犬の時期に人と触れ合わせて慣れさせておきましょう。前述したように、犬は生後3ヶ月頃から、見るもの触れるものに対して敵意を持つようになるという習性があります。

見るものに対して敵意を持ち始める前に、人に触れさせておくことで「人はこわいものではない」という意識を刷り込むことができます。人見知りしないフレンドリーな性格に育てたい場合は、子犬のうちに色々な人と触れ合う機会を作ってあげましょう。

人見知りを克服する方法2:人の手でおやつを与える

犬には自分の食ベ物を他者に奪われないようにする「フードガーディング」という習性があるので、飼い主との間に信頼関係がなければ手からおやつを食べてくれません。

訓練を重ねて人の手から食べてくれるようになれば、飼い主との信頼関係が生まれ人への警戒心も薄くなります。手からおやつを与えるときは、おやつを持つ手を動かさないように注意しましょう。

人見知りを克服する方法3:近づいてくるのを待つ

フレンドリーなイメージのある犬ですが、中には過度なスキンシップが苦手な子や一人の時間が好きな子もいるので、時には待つことも必要です。

例えば柴犬は「猫のような犬」とも言われる性格で、飼い主とも一定の距離を取る傾向があります。控え目な性格の犬に対して無理に近づこうとすると、かえって警戒心を抱かせることになってしまうので接し方には注意しましょう。

人見知りをほぐすためには

上記では人見知りを克服する方法を3つ紹介しましたが、性格を変えるのは簡単なことではありません。

「人見知りをなおす」という高い目標を掲げるだけでなく、人見知りをほぐしてあげるような気遣いも必要です。ではどんな方法で人見知りをほぐしてあげることができるのでしょうか?

時間をかけて慣れさせる

人間と同じように犬にもさまざまな性格の子がいます。人に慣れるのに時間がかかる犬もいることを理解して、近づいてくれるのを気長に待ちましょう。

同じ犬種であっても個体差が大きいので、「これをやったら人見知りが必ず直る」という方法はないと思っていてください。過度なしつけは犬のストレスになる可能性もあるので、焦らずゆっくりと克服していきましょう。

無理をさせない

人間においても同じことが言えますが、犬にとって「人見知りを直す」というのは簡単なことではありません。

人見知りを克服するためにさまざなな工夫をするのは必要なことですが、嫌がっている犬に対して過度にしつけをするのは控えましょう。人見知りも個性の一つとして受け入れることも必要です。

ストレスを与えないようにする

人見知りを克服しようと厳しいしつけをして、犬にストレスを与えてしまうとかえって人への不信感を抱く可能性があります。いきなり大勢の人と会わせる、知らない場所に頻繁に連れていくなどストレスになりそうなことは、様子を見ながら行うようにしましょう。

ストレスが溜まれば恐怖や警戒心が大きくなるので、人見知りをほぐすためにはまずはリラックスさせてあげることが大切です。

人見知りする犬の性格を知ろう

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