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チャイニーズクレステッドドッグはどんな犬?毛のあり・なしについても紹介

更新日:2024年03月01日

ふわふわの飾り毛を持つヘアレス犬、チャイニーズクレステッドドッグを知っていますか。本記事ではチャイニーズクレステッドドッグの基本情報や飼い方、注意点について詳しく解説しています。チャイニーズクレステッドドッグを飼いたいと思っている人は、ぜひ参考にしてください。

チャイニーズクレステッドドッグはどんな犬?毛のあり・なしについても紹介
チャイニーズクレステッドドッグは体も小さく、運動量もさほど多くありません。室内で飼うことがほとんどであることからも、カロリーの摂り過ぎは肥満に直結します。

食事は、バランスのとれた総合栄養食のみを規定量与えるようにしましょう。おやつは、ごく少量をしつけのご褒美などのみで与えるようにしてください。

また、ドッグフードのメーカーによっては「室内犬用」という、室内飼い専用のフードも市販されています。カロリーなどが気になる場合は利用してみても良いでしょう。

チャイニーズクレステッドドッグのしつけ

チャイニーズクレステッドドッグはマイペースな性格なので、基本的にトレーニングなどは好みません。それでも、噛み癖や吠え癖は生活する上でしつけておきたいですよね。

チャイニーズクレステッドドッグにしつけを行う際は、厳しく叱るのはよくありません

褒められると伸びるタイプなので、必要に応じておやつやおもちゃなどのごほうびを使い、楽しみながら教えていくとスムーズにしつけられるでしょう。

チャイニーズクレステッドドッグの運動

チャイニーズクレステッドドッグに、激しい運動や特別な運動量は必要ありません。散歩は1日に20分程度で十分です。その他は、ストレス解消のために室内で遊ぶ程度で問題ありません。

チャイニーズクレステッドドッグは骨が細く、ヘアレスは皮膚が露出しています。高所から飛び降りて骨折したり、家具に当たって皮膚に傷がついたりしないよう、室内で遊ばせる場合も十分注意するようにしてください。

チャイニーズクレステッドドッグを飼育する上で注意すること

チャイニーズクレステッドドッグは特別に体が弱い犬種ではありませんが、被毛の特性上、注意しなければならないことはいくつかあります。具体的な注意点は以下のとおり。

・紫外線や寒さ
・安全な環境の用意
・シャンプー選び
・フード選び

愛犬にとっても飼い主にとっても快適な生活になるよう、参考にしてみてください。

紫外線や寒さ

ヘアレスは被毛に覆われている部分が極端に少ないので、冬の寒さはもちろん夏の直射日光や紫外線にもとても弱い犬種です。飼い主は、日常的に温度管理や体調管理を意識することが大切です。

夏場は、直射日光や紫外線を防ぐために日焼け止めクリームを、冬場は、乾燥を防ぐために保湿ローションなどを塗って皮膚を保護しましょう。

また、防寒のためにも紫外線対策としても、年間を通して洋服を着せるようにすると安心です。季節に合った素材の服を選んであげてください。

安全な環境の用意

チャイニーズクレステッドドッグは、元来活動的で遊び好き。特に子犬の頃はいたずらやケガを防ぐためにも、電気コードや家具などには噛み防止用の塗布剤を塗って対策をしておいたほうが賢明です。

皮膚への衝撃を和らげるためにも、敷物は厚手でクッション性の高いものを敷いてあげます。

また、室温は暑すぎたり寒すぎたりすることがないよう適温で管理し、寝床はエアコンなどの風が直接当たらない場所に置くようにしてください。

シャンプー選び

ヘアレス、パウダーパフともに定期的な被毛のケアは必要です。

パウダーパフは他の長毛犬種と同様のシャンプーで、ヘアレスも被毛部分は通常のシャンプーで問題ありません。シャンプー後に皮膚にクリームなどを塗って、保湿を忘れないようにしましょう。

また、ヘアレスの皮膚はpHがアルカリに傾きます。個体の皮膚の状態を観察し、皮膚に合ったシャンプーを使用するようにしましょう。

フード選び

フードは、主食として栄養のバランスがとれている総合栄養食を与えます。一般食は栄養バランスよりも犬の食いつきを重視した作りになっているので、主食には向いていません。

また、チャイニーズクレステッドドッグに限らず、犬は成長過程や年齢によって必要となる栄養素の量が異なるので、「子犬用」「成犬用」など成長の段階に合わせたフードを選ぶようにします。

手作りの餌を与える場合は、中身が見える面は安心ですが栄養バランスが不安ということも。そのような場合はサプリメントなどを活用すると良いでしょう。

チャイニーズクレステッドドッグのお手入れについて

チャイニーズクレステッドドッグは被毛のあり・なしによってお手入れ方法に若干違いがあります。ここでは、それぞれの被毛タイプごとのお手入れ方法について解説します。

毛なしのヘアレスタイプ

ヘアレスは皮膚が露出しているので、乾燥や紫外線に注意する必要があります。

室内では加湿器や保湿クリームで乾燥を防ぎ、散歩などの外出時は日焼け止めクリームで紫外線から守ってあげましょう。

犬には本来汗腺はないのですが、ヘアレスは例外的に皮膚に汗腺を持っています。そのため、皮脂が出やすいという特徴があります。

したがって、月1~2回の頻度でシャンプーをしてあげると良いでしょう。シャンプーのし過ぎはかえって皮膚の乾燥を招きます。

局所的に生えている被毛は、ほとんど手入れが必要ありませんが、気になる場合はコームでとかしてあげてください。
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初回公開日:2022年12月01日

記載されている内容は2022年12月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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