シーリハムテリアってどんな犬?シーリハムの性格や飼いやすさを紹介
更新日:2024年06月14日
シーリハムテリアとは?
シーリハムテリア(Sealyham Terrier)は、第一次世界大戦後に度が高まった末に絶滅危機に陥った歴史を持つ小型犬です。原産国はイギリスのウェールズ、絶滅を避けるために活動する愛好家も各地に存在します。
シーリハムテリアの発祥
1850年~1891年にかけて、軍人で優秀な狩人でもあったエドワーズ氏によって作出されました。交配犬種は不明ですが、判断力に富む勇敢な犬種という理想に基づいて改良が続いたため、子犬期に勇敢でないと判断された個体は生を断たれるなど冷酷な実態があったと言います。
1891年エドワーズ氏の死去後は愛好家のルイス氏が育成を続け、1903年ショーに登場、1911年には正式犬種となりました。著名人に愛されて1920年代には2000頭を超しましたが2008年には50頭まで減少、今は絶滅させないための愛玩向け繁殖と犠牲を培う狩猟向け繁殖が存在します。
1891年エドワーズ氏の死去後は愛好家のルイス氏が育成を続け、1903年ショーに登場、1911年には正式犬種となりました。著名人に愛されて1920年代には2000頭を超しましたが2008年には50頭まで減少、今は絶滅させないための愛玩向け繁殖と犠牲を培う狩猟向け繁殖が存在します。
シーリハムテリアの特徴
体高より体長が長く、ドーム型の頭に少し長いマズルを持ちます。毛色にはホワイト・ホワイト×レモン・ブラウン・ブルー・バジャー(しかし黒斑やティッキングは好まれない)があり、目の形は丸く、瞳は基本ダークと呼ばれる色です。
気品や知性を感じさせる表情があり、時に凛々しさや気の強さも浮かびます。平均寿命は12歳~14歳で、比較的に長生きな犬種です。
気品や知性を感じさせる表情があり、時に凛々しさや気の強さも浮かびます。平均寿命は12歳~14歳で、比較的に長生きな犬種です。
シーリハムテリアの体型
シーリハムテリアの標準体高サイズは25cm~30cm、標準体重は8kg~9kg(オス9kg・メス8~8.2kgが平均)とされます。体格に関してはしっかり構えた真っ直ぐな脚を持つため、小型犬ながら骨格的に厳めしく堂々とした印象です。
耳は大きくも小さくもない垂れ耳で、やや前側に伏せるような形状をしています。断尾が行われることもありますが、現在は動物愛護の観点から断尾されない個体も増えています(ただし標準型としては巻き尾や背負い型は好まれない)。
耳は大きくも小さくもない垂れ耳で、やや前側に伏せるような形状をしています。断尾が行われることもありますが、現在は動物愛護の観点から断尾されない個体も増えています(ただし標準型としては巻き尾や背負い型は好まれない)。
シーリハムテリアの性格
テリア類は全般的に容器・前向き・頑固・不屈・負けず嫌い・やんちゃ・遊び好きであることから、これら性格は総じてテリア気質と呼ばれています。シーリハムテリアにも、このようなテリア気質が十分にあると言われています。
テリア気質に加えて、飼い主や家族に対して愛情深くて忠実な面も色濃くあります。子供とも仲良くできるため家庭犬向きではありますが、大人でも子供でも知らない人には警戒心と強気さを赤らざまにすることがあるので注意してください。
テリア気質に加えて、飼い主や家族に対して愛情深くて忠実な面も色濃くあります。子供とも仲良くできるため家庭犬向きではありますが、大人でも子供でも知らない人には警戒心と強気さを赤らざまにすることがあるので注意してください。
シーリハムテリアは飼いやすい?
シーリハムテリアは、しつけ・被毛・運動量などからして比較的に飼いにくい犬種だと言われています。それでも家庭犬向けの気質があるため、飼うことを考えている方は心構えの意味も含め事前に情報をチェックしておきましょう。
シーリハムテリアは飼いやすい?
- 室内での飼育が
- 被毛のお手入れが必要
- 定期的な散歩が大切
室内での飼育が
シーリハムテリアは猟犬ですが、主に流通しているのは愛玩犬としての改良が進められている血統です。しかしテリア気質のことを考えると、屋外よりも室内で飼育した方が家庭犬としての気質が育つと考えられます。
飼い主や家族を仲間として、強情にならず愛情深く接する相手と認識させる必要があるためです。シーリハムテリアも含むテリア類は仲間や家族を守る意識が高い犬種ですので、環境としつけ次第で家庭犬としての良質さが育ちます。
飼い主や家族を仲間として、強情にならず愛情深く接する相手と認識させる必要があるためです。シーリハムテリアも含むテリア類は仲間や家族を守る意識が高い犬種ですので、環境としつけ次第で家庭犬としての良質さが育ちます。
被毛のお手入れが必要
シーリハムテリアの被毛には、毎日のお手入れが必要です。最低でも週2~3回のブラッシングやコーミングを行い、定期的なトリミングをしてください。
しかしながら、シーリハムテリアの被毛管理はそれほど神経質にならなくても大丈夫です。
皮膚が弱いという点はありますが、それは全犬種に言える程度のことであり、毎日1回10分でもブラッシングする習慣をつけておけば難しいことはありません。
しかしながら、シーリハムテリアの被毛管理はそれほど神経質にならなくても大丈夫です。
皮膚が弱いという点はありますが、それは全犬種に言える程度のことであり、毎日1回10分でもブラッシングする習慣をつけておけば難しいことはありません。
初回公開日:2019年08月22日
記載されている内容は2019年08月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。