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まるでモップみたいな犬?モップ犬「プーリー」の魅力を紹介!

更新日:2023年12月18日

プーリーは、ドレッドヘアが特徴のちょっと変わった見た目の犬です。プーリーがどんな犬なのか、飼い方が知りたいという方もいるのではないでしょうか。この記事では、プーリーの特徴や飼育方法について紹介します。プーリーを家族に迎えたいという方はぜひ読んでみてください。

まるでモップみたいな犬?モップ犬「プーリー」の魅力を紹介!

モップ犬ことプーリーとは?

ハンガリー原産の牧畜犬であるプーリーは、ドレッドヘアが特徴のちょっと変わった見た目の犬です。そのモップのような姿から、「モップ犬」とも呼ばれています。

昔は絶滅の危機にさらされたプーリーですが、現在では欧米などでペットとしての犬種でもあり、日本でも注目が集まっています。

ここでは、そんなモップ犬プーリーの特徴や飼育方法について紹介していきます。

同じくモップ犬ことコモンドールとの違いは?

同じくハンガリー原産の護畜犬として、「コモンドール」という犬種がいます。その見た目もプーリー同様モップのような見た目で、こちらも「モップ犬」と呼ばれることがあります。

2頭の違いは、その大きさと毛の色です。大きさはプーリーよりも大きく、プーリーの体高40cm、体重13kg前後に対して、コモンドールは大きいもので体高80cm、体重60kgにもなります。

また毛の色に関しては、コモンドールはアイボリーの一色という特徴があります。

プーリーの特徴

日本国内でモップ犬をみることは少ないですが、その歴史は非常に深く、数千年前から存在していたという話もあります。そのかわいい外見とは裏腹に非常に過酷な歴史を歩んでいる犬でもあります。

外見はもちろんですが、大きさや歴史についても知りたいという方がいるでしょう。

あまり見ることのできないモップ犬プーリーにはどんな特徴があるのでしょうか。ここでは、そんなプーリーの特徴について紹介します。

プーリーの特徴1:モップのような見た目

プーリーの最大の特徴といえば、その見た目です。モップに似た姿と、歩いたときにゴミを引き連れていく様子から、「モップ犬」とも呼ばれています。

この独特の被毛は、柔らかく密生したアンダーコートと、長い波状のオーバーコートの2層構造になっており、これらが巻き付くことで、あの縄状の被毛となっています。この被毛のおかげで、極寒の環境でも耐えられるほどの強さを持っています。

また、毛の色は単色が多く、黒が一般的ですが白やグレー、ブラウンなどの種類があります。

プーリーの特徴2:大きさ

モップ犬プーリーの平均的な体型を下記の表でまとめました。オスのほうがメスに比べやや大きいサイズとなっています。

分類としては小型〜中型犬になり、牧畜犬としては比較的小さいサイズです。そのため、室内犬としてもちょうど良い大きさです。

しかし、モップ犬プーリーは牧畜犬としての性質上、見た目からは想像できませんが、運動神経が抜群です。体格は意外とがっしりとしており、足が速く、持久力にも優れるといった特徴があります。
性別体高体重
オス39cm~45cm13kg~15kg前後
メス36cm~42cm10kg~13kg前後

プーリーの特徴3:深い歴史

モップ犬ことプーリーは非常に古くから存在している犬で、1000年以上前に移民によって、ハンガリーへともたらされたと言われています。

牧羊犬として非常に優秀であり、羊飼いの年収に匹敵する価格で取引されていました。

しかし、17世紀ごろにヨーロッパなどから持ち込まれた犬と交雑が行われ、その過程でプーリーは一時絶滅の危機に瀕してしまいます。ちなみに、この交雑の過程で「プーミー」と呼ばれる犬が生まれたとされています。

1900年代になってからプーリーを復活させようという動きが高まるとともに、牧羊犬としての能力にも注目が集まり、一時犬種となりましたが、第二次世界大戦によって再びその数を落としてしまいます。

またも、絶滅の危機に陥ったプーリーですが、ブリーダーの努力の甲斐もあって、現在では数を復活させ、種が守られています。

プーリーはどんな性格?

モップ犬プーリーは、牧羊犬として活躍していたため、その性質を強く受け継いでいます。動き回ることが好き、自立心が高い、忠誠心が強いなどのこれらの性格は牧羊犬からきています。

ここでは、プーリーの見た目とはちょっとギャップのある性格についてご紹介します。

プーリーの性格

  • 頭が良く活発
  • 忠誠心が強く自立している
  • リーダー気質で頼もしい

頭が良く活発な性格

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初回公開日:2019年08月16日

記載されている内容は2019年08月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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