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初心者でも簡単!ミナミヌマエビの飼育方法|餌/水草/メダカ

更新日:2024年02月18日

ミナミヌマエビは小さなエビで、淡水で飼育することができます。環境への適応能力が高く、初心者が飼育する個体としてもです。屋外での飼育や、メダカとの混泳もできます。今回はミナミヌマエビの飼育方法や、初心者が気を付けたいことなどをご紹介します。

初心者でも簡単!ミナミヌマエビの飼育方法|餌/水草/メダカ
水合わせは手間が掛かるため、点滴法と呼ばれる方法もあります。バケツなどの容器にミナミヌマエビを移し、水槽よりも低い所へ置きます。エアーチューブを容器と水槽に繋げ、容器側にはコックを取り付けます。スポイトをコックの先に付けて吸い込んだら、水槽から容器へ水が流れます。水流は緩やかになるよう、コックで調節しましょう。

点滴のように少しずつ水槽の水が容器に入り、水合わせをすることができます。 容器にある程度水が溜まったら、容器を水槽に浮かべて水温を合わせます。水温が近づいたら、ミナミヌマエビを水槽へ移しましょう。

点適法で生体にやさしい 水抜き・水合わせキット

「点適法で生体にやさしい 水抜き・水合わせキット」は水合わせに必要な道具が一式入っています。ビニール袋を水槽に浮かべて行なう水合わせが面倒であれば、このようなキットはとても便利です。説明書が入っているので、水合わせをしたことがない初心者の方にもです。

説明書つき。
水合わせは初めてなのですが、なんのトラブルもなく作業が進んでます。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R59O8ADL6UVT... |

温度

ミナミヌマエビの飼育に適した水温は5〜30度のため基本的にヒーターは必要ありませんが、夏場の水温には注意が必要です。水温が上がり30度を超えてしまうと、最悪の場合死に至ります。水温を確認できるように、温度計は必ず水槽に設置しましょう。

室内が暑過ぎて水中が高温になると、酸素が減ってしまいます。水中の酸素が不足すると酸欠状態になりやすいため、エアーポンプなどで酸素を送る必要があります。ミナミヌマエビは寒さだけではなく、暑さにも比較的強い個体ですが、水温の上昇には注意しましょう。

水温が30度を超えると、体力が奪われる点にも注意が必要です。水温が高い日が続くようであれば、冷却ファンを使うことも考えましょう。

水草

飼育方法にて水草を入れるようにお伝えしましたが、初心者が気を付けたいのは農薬です。もし農薬が付いた水草を水槽に入れてしまうと、ミナミヌマエビが死に至ることもあります。水草の中には、農薬が付着したまま販売されていることもあるため、注意が必要です。

販売しているお店によっては、水草を無農薬で栽培している所もあります。初心者であれば無農薬の水草の方が安心して飼育できるでしょう。もし、農薬が使われている水草を購入した場合、残留農薬を除去するための中和剤を使って農薬を取り除いてください。

水草その前に・・・

水草に付着している農薬を取り除くことができる、中和剤です。2リットルの水道水に溶かしたら、その中に水草を10分浸します。10分経ったら水草は水道水でよく洗い、中和剤が溶けた水をしっかり洗い流してから水槽に植えましょう。

アクアリウムをしているとめずらしい水草などを見つけるたびに
すぐに水槽に入れたくなる衝動にかられます。
気を付けていても、残留農薬でエビがすぐに☆になります。
これを使うと、残留農薬有のアヌビアスナナなどもすぐにエビ水槽に投入可能です。
ちょっと高いけど大事な生体の為です。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R74PCYI45L4A... |

ミナミヌマエビの屋外での飼育方法

ミナミヌマエビは丈夫なため、屋外で飼育することもできます。水槽がなくても、発泡スチロール箱での飼育も可能です。発泡スチロール箱を使う場合は、容量が20リットル以上のものが良いでしょう。他には砂利と水草を用意するだけです。フィルターや照明がなくても飼育でき、少ない道具で良いので初心者にもです。

直射日光が当たると水温が上がりやすいため、特に夏場は注意してください。日陰を作ったり、気温が高い日は室内に置くなどの対策を取り、水温が30度以上にならないようにしましょう。

太陽が当たると、コケが成長し過ぎることもあります。もし屋外で飼育しコケが大量に発生してしまうと、体が小さいミナミヌマエビが、コケを食べるスピードが追いつかない可能性もあります。餌を与える必要はありませんが、コケが増えて水中の見た目が良くないこともある点は視野に入れておきましょう。

ミナミヌマエビのメダカとの飼育方法

ミナミヌマエビだけを飼育していると、魚も一緒に飼いたくなる方もいらっしゃるでしょう。メダカはミナミヌマエビと相性が良く、混泳するのにです。どちらも日本に生息している生き物で、住んでいる環境も似ています。

水温や水質など、ミナミヌマエビと同じ環境下でメダカも飼育することができます。メダカは水面の近く、ミナミヌマエビは底で生活するため、同じ水槽で飼っても別々の場所で活動します。メダカに餌を与えた後の食べ残しは、ミナミヌマエビが食べてくれるので、水槽も汚れにくいです。

屋外でミナミヌマエビを飼育する場合は、メダカがボウフラを食べてくれます。水中が汚れたり、蚊が大量に発生するのを防ぐという役目もあるのでです。

稚エビの飼育には要注意

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初回公開日:2017年11月02日

記載されている内容は2022年11月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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