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サワガニの寿命は意外と長い?特徴や飼い方・注意点も併せて紹介

更新日:2024年08月13日

夏の小川でサワガニを見つけたことはありませんか。日本を代表する淡水カニである本種は、簡単に飼育することが可能です。今回は、そんなサワガニの特徴や飼育方法などを詳しく紹介していきます。お迎えを考えている方は、ぜひ本記事を役立ててください。

サワガニの寿命は意外と長い?特徴や飼い方・注意点も併せて紹介

食用としても親しまれるサワガニ



サワガニは、ペットとしてだけでなく、食用としても昔から愛されてきました。特に多く生息している地方の山間部では、食文化として残っています。宮崎県などでは養殖もされているようです。

サワガニを食べる際、1点だけ注意しなければならない点があります。サワガニは様々な寄生虫の宿主であり、ヒトが感染した場合は命に危険が及ぶものも少なくありません。そのため生で食べるのはやめましょう。

この寄生虫は、十分に熱すれば死滅します。サワガニは素揚げや佃煮が有名なので、一度味わってみてはいかがでしょうか。

サワガニを手に入れる方法

ここまでは、サワガニの生態や寿命、ヒトとの関わりを紹介してきました。本種がどんな生活を送っているのかがわかっていただけたでしょう。

ここからは、実際にサワガニを採集する方法を紹介していきます。興味を持った方は、夏の小川で探してみてはいかがでしょうか。

水辺で捕まえる

サワガニを手に入れるためには、まずはきれいな水が流れる沢に行ってみましょう。環境が整っているなら、手のひら大の石をひっくり返すと見つかります。

石の下を探す以外に、サキイカなどで釣るという方法もあります。イメージとしてはザリガニ釣りと同じように、いそうな岩陰にサキイカを垂らしておくだけです。

捕まえる際、挟まれることを危惧する方もいるでしょう。その場合は、ハサミより下の足に沿って甲殻を持つようにしてください。

ペットショップやホームセンターで購入する

採集の他にも、ペットショップやホームセンターなどで購入するという手段もあります。ある程度ケージ慣れしている個体なので、初心者は育てやすいでしょう。

食品売り場に並んでいる個体を飼育する方法もありますが、欠損などがみられる場合もあるのでおすすめはできません。

サワガニの飼い方

サワガニを手に入れることができたら、いよいよ飼育開始です。

結論から言うと、飼育はあまり難しくありません。しかし、与えるエサや飼育ケージのレイアウトなど、気を付けるべき点は多数存在します。その簡単な条件をクリアして飼育すれば、10年以上の寿命を全うしてくれる可能性もあります。

飼育前に、サワガニが好むケージの条件を確認しておきましょう。

水槽などサワガニが飼える容器を用意する

最初に、サワガニを飼育するための容器を用意しましょう。もちろん水槽で飼育することができますが、それ以外の容器でも大丈夫でしょう。

水槽以外では、昆虫用のケースやプランターなどでも代用可能です。飼育スペースと相談しながら、適切な大きさの容器を準備してあげてください。

水場と陸地の両方を作ってあげる

サワガニは水生生物ではありますが、陸に上がることもあります。そのためケージ内に陸地も作ってあげると、野生下の生息環境に寄せることが可能です。ストレスなくサワガニも生活できるでしょう。

陸地は、泥や砂利などで作るのがおすすめです。他にも、石などの設置物を水面に出してあげることで、簡単に陸地の足場を作ることができます。この際に、隠れられる場所を作ることも忘れないようにしましょう。

こまめに水替えをする

サワガニは水のきれいな場所に生息しています。飼育下でもこの条件は変わらないので、常に水をきれいに保つ必要があります。水替えをこまめに行い、ケージ内の水質悪化を防ぎましょう。

水替えの頻度としては、2週間に1度を目安にしてください。ただし、サワガニたちが泡を吹き始めたら危険信号です。その場合はすぐに水を替えて対処しましょう。

水道水でも飼育可能ですが、カルキ抜きを一度してあげるとより健康的に生活してくれます。カルキ抜き剤がない場合は、水道水を1日放置したもので良いでしょう。

適切な温度を保つ

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初回公開日:2022年07月28日

記載されている内容は2022年11月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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