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金魚の卵が孵化する条件と卵を産むまでの流れ・育て方

更新日:2024年08月06日

十分に成熟したオスとメスの金魚を同じ水槽で飼っていると、卵を生むことがあります。卵を無事にふ化させ隊と考えるなら、いくつかのコツが必要です。金魚が卵を生んでからふ化するまでの経過や注意したいポイントについてご紹介します。

金魚の卵が孵化する条件と卵を産むまでの流れ・育て方

金魚の卵が孵化する条件

金魚の卵が孵化する条件と卵を産むまでの流れ・育て方
金魚が卵を産み付けたら、ふ化するまでに何日くらいかかるのでしょうか。すべての卵がふ化するとは限らず、途中で死んでしまうこともあります。卵がふ化するまでの日数を知って、できるだけ多くの金魚の稚魚をかえしましょう。

日数

金魚の卵がふ化する日数は水槽の環境によって異なります。1~2日程度でふ化することもあれば、1週間近くかかることもあります。ふ化するタイミングは水温に左右されることがポイントです。

温度

金魚の卵がふ化するタイミングには水温が大きく関係しています。水温が低ければ多くの日数がかかり、水温が高ければ少ない日数でふ化します。具体的には、水温が20度前後の場合は5日~1週間前後、水温が30度前後なら2~3日でふ化することが多いです。

水温が20度を下回る場合は水槽用のヒーターを取り付けて温度管理をしましょう。20度以下を下回っていると、卵がふ化しなくなるだけでなく金魚が卵を生む機会も少なくなります。

金魚が卵を産むまでの流れ

卵を生めるくらい成長したメスとオスを同じ水槽に入れておくと、水温が20度近くなったタイミングで産卵を開始します。ヒーターを使用していない場合は5~6月頃に産卵することが多いです。金魚が卵を産むまでの流れを解説します。

有精卵

オスとメスを同じ水槽で飼っていると、産卵可能になったメスをオスが追いかけ回し始めます。もし、追いかけっこをしているオスとメスがいたら、産卵間近です。メスが産卵するタイミングでオスが放精を行ない受精させます。受精に成功した有精卵は、2~4日くらいたつと内部に目玉を確認できるようになります。

無精卵

メスが産んだ卵すべてが有精卵になるわけではなく、受精に失敗した卵は無精卵になります。無精卵は白く濁ってしまうのですぐに見分けられます。無精卵を放置しておくと水カビが発生する原因になるため、取り除きましょう。

オスがメスのお腹をつつく

オスは産卵可能になったメスのお腹をつついて産卵を促します。しつこくメスを追いかけ回すので、メスは大きく体力を消耗してしまいます。もし、繁殖させる気がないならオスとメスを別々の水槽で飼うことがです。

金魚の卵の色

金魚の卵をよく観察すると、透明なものと濁った白い色のものがあります。金魚の卵の色の違いについて解説します。

白い卵は無精卵

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初回公開日:2018年01月11日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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