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金魚の卵が孵化する条件と卵を産むまでの流れ・育て方

更新日:2024年08月06日

十分に成熟したオスとメスの金魚を同じ水槽で飼っていると、卵を生むことがあります。卵を無事にふ化させ隊と考えるなら、いくつかのコツが必要です。金魚が卵を生んでからふ化するまでの経過や注意したいポイントについてご紹介します。

金魚の卵が孵化する条件と卵を産むまでの流れ・育て方
真っ白な卵は無精卵です。受精しなかった卵は、そのまま腐ってしまいます。透明な有精卵と一緒にしておくとカビが生えてしまうことがあるため、できるかぎり白い卵は取り除きましょう。スポイトを使って吸い取ることがです。

無色透明や黄色い卵は有精卵

無色透明な卵や黄色っぽい透明の卵は有精卵です。親に食べられないように隔離して水質の管理に気を遣いながら育てると、やがて透明の卵の中に目玉が見えてきます。日数が経過すると、目玉がきょろきょろと動いたり、尻尾を振ったりする様子を観察可能です。ふ化する前に死んでしまった卵は白っぽい色に変化するので取り除きましょう。

金魚の卵の大きさ

金魚の卵は1~1.5ミリ程度と非常に小さいです。しかし、一度に500~5000個と大量に生むため見逃すことはあまりありません。水草を繁茂させていると水草にまぎれてしまって見つけずらいこともありますが、水草を入れていない場合は水槽の壁面や底面にくっついています。また、ろ過装置のストレーナーに付着していることもあります。

一度に産む金魚の卵の数

十分に成熟したオスとメスが交尾をすると有精卵が生まれます。成熟したメスが一度に産卵する数は5000個くらいです。産卵の経験がないメスなら、最初のうちは一度に500個くらい生みます。一度にたくさん生んでも他の魚や親魚に食べられてしまったり、ふ化しても稚魚のうちは捕食されやすく成長できない確率が高いため、全部が大人になれるわけではありません。

金魚の卵の育て方

金魚を繁殖させたいなら産んだ卵を放置しておくことはしません。水草が繁茂している水槽なら放置しておいても生き延びることもありますが、たいていは親魚に捕食されてしまいます。金魚の卵の育て方や管理方法をご紹介しましょう。

卵を別の水槽へ移す

卵が産まれているのを発見したら、卵をプラケースなどに移動させると親魚に捕食される心配がありません。プラケースには元の水槽の水を入れ、ごく弱めにエアレーションをかけます。あまり強くエアレーションをかけると稚魚にストレスを与えてしまうため注意しましょう。微細な泡が出るタイプのエアレーションストーンを利用することがです。

親を隔離する

金魚の卵が水槽の壁面についている場合は、はがして移動させることが大変です。そのため、親魚の方を網ですくって隔離することをします。同じ環境の水槽を2つ用意する必要があるため事前の準備が必要です。複数の水槽を置く場所が確保できないなら、同じ水槽内に仕切りを作ったり、プラスチック製のバスケットなどを利用する方法がです。

金魚の卵のカビ対策

繁殖させたい金魚が卵を生んでも、そのまま放置しておくとカビが発生してしまうことがあります。無精卵はすぐにカビが生えるため、取り除きましょう。また、水温が低いほどカビが発生しやすくなるため注意しましょう。金魚のタマゴをカビさせないための具体的な方法をご紹介します。

弱い水流を作る

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初回公開日:2018年01月11日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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