Search

検索したいワードを入力してください

ドクターフィッシュの健康効果とは?|危険性や効果を最大化する方法

更新日:2024年08月07日

ドクターフィッシュをご存知ですか。ガラ・ルファというコイ亜科の淡水魚で、幼魚時に人の角質を食べる魚です。ドクターフィッシュには、ピーリングやマッサージなどの効果が期待できるといわれています。是非ドクターフィッシュについてご覧ください。

ドクターフィッシュの健康効果とは?|危険性や効果を最大化する方法

ドクターフィッシュの効果を最大化する方法

ドクターフィッシュは角質を食べてくれる魚ですが、実はドクターフィッシュとして活躍するのはのは幼魚の時期だけです。

ドクターフィッシュの効果を最大限に得られたい時には、水槽に対するフィッシュ数やドクターフィッシュの年齢、そして水温など環境に気を配る必要があります。

ドクターフィッシュを最大限に活躍させるために気をつけることはなんでしょうか。

ドクターフィッシュのサイズを見る

ドクターフィッシュとして活躍するのは、2ヶ月から2年生ほどの若い個体です。体長は約3〜8㎝の小さなものがフィッシュセラピーに向いています。

ガラルファは幼魚のときには群れで行動する習性があり、ドクターフィッシュはこの修正を利用して行います。しかし、成魚になると縄張り意識が強く攻撃的になり、群れで行動しなくなってしまいます。

群れで行動しない、攻撃的だとドクターフィッシュとして活躍するのは難しくなります。そのため、体長3〜8㎝の幼魚を用います。

15分から30分の体験をする

ドクターフィッシュを体験するなら、できるだけ長い時間、体験した方がついばみによるピーリング効果が得られやすくなります。

マッサージ効果やピーリング効果はより長い時間によって効果が実感できます。特に肌の変化を求めるならば、15分から30分は体験することをします。

小さな子供が15分以上体験しても、もともと角質が少ないので、あまりとってきませんが、大人が体験すると15分以上体験しても、ドクターフィッシュが離れません。より肌の変化を楽しめるでしょう。

ドクターフィッシュに危険性はあるのか?

ドクターフィッシュ自体の危険性よりも、注意したいのはドクターフィッシュを利用したことによる感染症に注意が必要です。

人が手足を入れることで水質も悪くなっていますし、傷口から菌をもらってしまう危険もあります。あまり衛生的でない、と判断したら利用するのは控えた方が良いでしょう。

海外ではドクターフィッシュ以外の魚種を浴槽に入れ全身浴をした結果、重大な事件になった事例も発生しています。

集まりやすい人と集まりにくい人での違いはない

魚が集まりやすい人、集まりにくい人の差はありません。「自分の方に多く集まっている」と感じることがありますが、それはただの偶然です。

ドクターフィッシュは群れで行動する習性があり、より魚が集まっている人に魚が集まります。

ドクターフィッシュは人に群がるのは、お腹が空いているからです。空腹だから人によってきて角質を食べます。

ドクターフィッシュが寄ってくるから、角質がたまっている、手足が汚いから寄ってくるというわけではありません。全てはタイミングの問題です。ご安心ください。

かさぶたや傷に近づきやすい

かさぶたや傷があると、その部分の皮膚が柔らかくなっているためドクターフィッシュが集まりやすくなります。

ドクターフィッシュは不特定多数の人が利用するので衛生面での不安も大きいでしょう。

ドクターフィッシュの水槽に手を入れたあとや足湯や利用した後にはきちんと洗う、除菌シートを利用するなどをした方が安心でしょう。

海外のドクターフィッシュは危険!

海外ではドクターフィッシュとしてタウナギやカンディルなどの魚を用いるところもあり、感染症だけではない危険性が増します。

ガラ・ルファではなく、タウナギを放した浴槽に身を沈め尿道や肛門に侵入した事件やカンディルが尿道に入った事件が報告されており、被害者はともに数時間の摘出手術を受けています。

ガラルファと違い、タウナギやカンディルには歯があり、噛まれて出血する事態も考えられます。

海外でのドクターフィッシュの利用は控えた方が賢明でしょう。

ドクターフィッシュはマッサージやリラックス効果がある!

ドクターフィッシュのついばむ行為にはマッサージやリラックス効果が期待できます。角質を食べるのは生後2ヶ月から2年くらいです。

自宅で飼育する場合は、水槽についたコケなどを綺麗にしてくる掃除魚として混泳させるのもです。

ドクターフィッシュは、ほかの淡水魚に比べて安価で購入でき、水温を高めに設定し、水質に気をつけることで長く飼うことができます。

角質を食べるのは幼魚のうちだけです。さらに、空腹時ではないと角質は食べません。ピーリングなどを期待して飼うのはあまり効率的ではないでしょう。

初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related