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メダカの水槽はどう選ぶ?飼う前に必要な準備と飼育方法を解説!

更新日:2024年08月10日

メダカにとって快適な飼育環境となる要素には、室内飼育や屋外飼育、水槽の大きさや飼育密度、水質や水温など、いろいろなものがあります。そのため、メダカを飼育する前の準備として、メダカが快適に過ごせる飼育環境について把握しておくようにしましょう。

メダカの水槽はどう選ぶ?飼う前に必要な準備と飼育方法を解説!

飼育水で気をつけること4つ

メダカは魚のため、当然ながら飼育するためには水が必要となります。メダカにとって水は非常に重要なため、飼育環境の中でも特に注意してあげないといけません。

メダカの飼育水で注意すべきこと

  • 水量
  • 水温
  • カルキ
  • 水槽の水替え
  • 水質

飼育水で気をつけること1:水量

メダカを飼育する際には、飼育密度に注意しなければなりません。そのため、メダカを何匹飼育するかによって、必要な水槽の大きさや、必要な水の量は決まります。

メダカの種類や大きさなどによって多少の前後はありますが、メダカ1匹に対して、水1Lほどが目安となります。水槽の大きさであれば幅が20cmの水槽であれば、4匹、30cm水槽で11匹ほどです。

もし、水量が少なく、飼育密度を高くしてしまうと水質が維持できなくなったり、酸素不足などの原因となってしまうことがあります。

飼育水で気をつけること2:水温

メダカが生きていきける水温は2度から38度と意外に強い魚です。しかし、真夏や真冬であれば、飼育環境によっては水温が2度を下回ったり、38度を上回ったりなどしてしまうこともあるので、注意してあげないといけません。

また、急激な温度変化もメダカには良くないため、できるだけ水温が変わらない場所や、緩やかに水温が変化する環境を作ってあげましょう。メダカにとっての適温は15度から28度で、この水温を保てば季節に関係なく産卵します。

飼育水で気をつけること3:カルキ

メダカを飼育する際に、水道水を使う場合にはカルキ抜きが必要となります。水道水は殺菌をするため塩素が使われています。その残留塩素のことをカルキと言います。

カルキはメダカにとって毒となるため、水道水をメダカの飼育水にする場合には、まず水道水は汲み置きをして、一昼夜以上は空気にさらすようにしましょう。カルキは自然と水から抜けていってくれます。

また、メダカは弱酸性から弱アルカリ性くらいの水が適しているため、PH検査薬や塩素の中和剤などを使って調整しましょう。

飼育水で気をつけること4:水槽の水替え

メダカを飼育する場合、綺麗な水質を維持してあげる必要があります。冬場で水温が下がるとメダカがあまり活動をしないため、餌を食べる量が減り、排泄物も少なくなるため、水が汚れにくいです。

しかし、水温が上がってメダカが活発に動くと、餌も良く食べて排泄物の量も多くなるため、すぐに水が汚れてしまうこともあります。そのため、水の様子を見ながら、最低でも週に1回は3分の1から4分の1ほどの水を入れ替えをするようにしましょう。

飼育水で気をつけること5:水質

上記で述べた通り、メダカを飼育するのであれば、綺麗な水質を保ってあげないといけません。そのため、水の汚れ具合は常に確認してあげる必要があります。

また、飼育を始めたばかりの際には、水が綺麗に見えてもバクテリアが十分に発生していないことから、アンモニアが水槽内に蓄積されてしまっていることもあります。

そのため、飼育を始めたばかりの頃は、アンモニアの原因となる餌の食べ残しに注意して、こまめに水を換えてあげるようにしましょう。

メダカの餌やりでの注意点3つ

生き物を飼育する際には、餌やりでスキンシップを取ることが楽しみの1つでもあります。しかし、餌の食べ残しは水槽内を汚してしまう原因となってしまうため、メダカの餌やりではいくつか注意すべき点があります。

メダカの餌

  • プランクトン
  • ミジンコ
  • ボウフラ
  • 植物
  • 小さな昆虫

メダカの餌やりでの注意点1:餌は何を選べはいい?

メダカは雑食性なので、プランクトン、ミジンコ、ボウフラ、植物、小さな昆虫など、意外と何でも食べます。メダカの餌となる物は水槽内で自然発生したり、水槽内に入ってきたりなどすることもあり、メダカはそれらを食べることもあります。

しかし、田んぼや池などと違い、水槽は範囲が狭いので、自然と発生する餌だけでは不十分です。そのため、足りない餌をペットショップなどで購入できるメダカ用の人工餌などで補いましょう。

人工餌以外にも生餌もあるので、栄養バランスの調節などの際に与えてあげましょう。
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初回公開日:2019年08月26日

記載されている内容は2022年11月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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