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金魚すくいの出目金の寿命は短い?長生きさせるためのコツ5つ

更新日:2024年08月08日

出目金は金魚すくいでも手に入る身近な金魚の一種です。そんな出目金にも、育てるうえで配慮すべき点がいくつもあります。出目金を少しでも長生きさせたい人のために、出目金を飼うときに気を付けるべきポイントやグッズをご紹介します。

金魚すくいの出目金の寿命は短い?長生きさせるためのコツ5つ

出目金とは

出目金とはその名のとおり、目が飛び出ているのが特徴の金魚です。赤や黒など身体の色が品種によって異なり、見た目にも美しい魚として愛されています。

お祭りの金魚すくいなどでも手に入るため、観賞用の魚として多くの人々に親しまれています。

出目金の歴史

出目金はもともと琉金という種類の金魚が突然変異した金魚です。金魚そのものが中国から日本に伝わってきたのは室町時代といわれています。

江戸時代には市民に親しまれる存在となっており、当時は水槽が無かったことから、上から金魚を眺めて鑑賞していました。

出目金が日本に伝わってきたのは明治時代です。最初は身体の色が赤い出目金が生まれ、その後に黒と三色の出目金が生まれたとされています。

出目金が、目が飛び出た特徴的なフォルムに改良されたのは、水槽が無かった時代に上から眺めたときの面白さを求めてのことです。

出目金の特徴

出目金の特徴といえば、そのユーモラスな見た目です。飛び出した目を見開いたまま泳ぐ様はどこか可愛らしく、子供から大人まで幅広い世代の人々を惹きつけます。

見た目の可愛らしさと飼育が簡単なおかげで、お祭りの金魚すくいでも定番の品種となっています。

飛び出した目

出目金の左右に飛び出した目は突然変異による賜物だといわれています。

生まれたときから目が飛び出ているわけではなく、生後2カ月から3カ月ほど経って少しずつ突出を開始します。

非常に大きな形状とは対照的に、出目金は他の金魚よりも視力が悪い傾向にあります。そのため餌を上手く探すことができず、慌てふためく可愛らしい姿が見受けられます。

飛び出した目は傷つきやすいので、飼育している最中も触れることが無いように注意しましょう。

体長

出目金の体長は飼育方法によって変わってきますが、平均すると15cm~20cmです。

オスとメスによって体長に差が出るケースは少なく、大きく成長すると25cm近くになることもあります。

市販されている出目金については、体長によって値段が決まります。体長が8cm程度であれば500円前後ですが、10cmになるとその10倍の値段が付けられることもあります。

出目金の種類

出目金は明治時代に日本に渡来して以降、人々の好みに合わせて品種改良が行われてきました。

出目金の特徴である飛び出した目を維持しながら、品種によって尾ひれの形や体の色、お腹の膨らみ具合といった点が品種によって変化します。

基本となるのが以下に挙げられる3品種です。

出目金の種類

  • 黒出目金
  • 赤出目金
  • 三色出目金

黒出目金

最近では赤出目金と並んでポピュラーな存在になりつつあるのが黒出目金です。

赤出目金から作出された品種であり、身体全体が黒色に染まるのが特徴です。優れた黒出目金の条件は赤色が少なく、黒色がはっきりと表れていることです。

単体として育てるのも良いですが、黒色は他の金魚を引き立たせる色合いでもあることから、複数飼育するうちの一匹として水槽に加える人も見受けられます。

赤出目金

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初回公開日:2019年08月21日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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